最近は仕事で使えるアウトボードをいくつか購入しているが、
今度は録音段階でのチャンネルストリップが欲しくなってきた。
DTMでの製作をレベルアップさせるために色々と試行錯誤中。
(マイクプリでもいいかもしれない)
最近はハード音源もよく使うので、
1つ良いものがあれば全体のレベルアップにも繫がるだろうし、
ソフト音源でバウンスしたものを再録音してもいいかもしれない。
ソフト音源でバウンスしたものを再録音するのも全部ではなくて、
ドラムとベースやメインメロディーなど
重要なトラックだけでもやれば随分変わるだろう。
既に録音用のアウトボードコンプレッサーに
Focusrite社のPlatinum Pentaを購入しているが、
マイクプリがモノラルソースのみ対応だし、イコライザーも欲しいので、
チャンネルストリップがお得かなぁと思っている。
Focusrite Platinum Penta
http://port.rittor-music.co.jp/sound/productreview/effector/011001_8133.php
チャンネルストリップとはミキシングコンソールから
1ch分引っこ抜いてきたもののことだが、
ヘッドアンプやイコライザーやコンプレッサーなどが1つのラックになっているので、
1つ買えばスペースの節約にもなるし、バラで色々買うよりもお買い得だ。
http://www.g200kg.com/jp/docs/dic/channelstrip.html
チャンネルストリップの解説です。
もし現在DTMでの製作のクオリティーに行き詰っていて、
さらにレベルアップを目指してらっしゃる方には
3万円前後の予算でラックタイプのチャンネルストリップを
導入してみるのも良いかもしれない。
お勧めのチャンネルストリップもいくつかある。
DBX 376
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=262%5E376%5E%5E
1ch分のチャンネルストリップでコンプ、EQ、ディエッサーを搭載した真空管モデル。
本物の真空管。
但しステレオで使うには2つ購入する必要がある。
DBX 386
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=262%5E386
こちらは1台で2ch分あるのでDTMでは重宝するかもしれない。
但し、コンプやEQはなく真空管マイクプリ機能のみしかない。
コンプやEQは別のアウトボードやプラグインを使うという方や
真空管のマイクプリをお安く手に入れたいという方にお勧め。
FOCUSRITE Trak Master
http://port.rittor-music.co.jp/sound/productreview/effector/020201_8075.php
私の大好きなFocusrite社からもTrakMasterというチャンネルストリップが出ている。
上位版の
TrakMaster proという機種もある。
FOCUSRITE Trak Master pro
チャンネルストリップは自宅でギターやベース、
あるいはボーカルや何らかの楽器を録音する場合は重宝すると思うが、
ソフトorハードのDTM音源で製作が完結するという方で
予算が少し出せるという方はマイクプリだけでも導入すれば
随分音が変わるだろう。
おそらく自宅でDTM環境をお持ちの方は
・【音源】→→ →【オーディオインターフェイス】
ハード音源の場合
(以下オーディオIF)
・PC内のバウンスで完結
ソフト音源の場合
という方が多いと思うのだが、
ここからステップアップして
・【音源】→
【マイクプリ(チャンネルストリップ)】 →【オーディオIF】
【マイクプリ(チャンネルストリップ)】 →【オーディオIF】
ハード音源の場合
・
【オーディオIF】 → 【マイクプリ(チャンネルストリップ)】 →【オーディオIF】
・
【オーディオIF】 → 【マイクプリ(チャンネルストリップ)】 →【オーディオIF】
ソフト音源の場合その①(バウンス後に再録音)
ソフト音源の場合その②リアルタイムで鳴らしながら録音(要するにハード音源と一緒)
やはりプラグインとは全然音が違うと感じるし、
最近買ったアウトボードを使っていると、
プラグインより結構音がいいなぁと感じるので
DTMでの製作でレベルアップを目指している方にはお勧めではある。
bvrainworx社のBx Controlなどを使えば
アウトボードでMS処理も可能になるので、
マスタリングやミキシングの可能性も広がる。
いきなり何十万円もするものを購入するのではなく、
中古で2万~4万程度の比較的安価なものを購入して、
徹底的に使いまくるのというところから始めると良いかもしれない。
DTMだとどうしても2ch分あった方が便利なので、
多少高く付くかもしれないが、
最近はソフト音源を購入してもそれなりに良いものだと
2万~4万円くらいはするし、ずっと使えるものなので
将来プロを目指すなら大いに検討の余地はあると思う。
まずはソフト音源1つ買ったつもりで、
アウトボードを1つ買うのも良いかもしれない。
「コンプやEQってプラグインとアウトボードでそんなに違うの?」
と思う方もいらっしゃると思うが、
独断と偏見に基づく個人的な意見としては
「そのもによっては結構違う」
というのが私の印象だ。
プラグインの掛かり方ももちろんだが、
【音の質感】が随分違う。
これが個人的にはとても大きい。
良い意味で音がアナログ的になったり太くなったりするからだ。
PC内で完結して一切録音を行わない手法だと
時にはなかなか市販品的なサウンドにはなりにくいが、
そういった問題もアウトボードで一発で解決することもある。
そもそもレコーディングスタジオに行けば
ウン十万円のアウトボードをいくつも使っているわけだし、
録音→ミキシング→マスタリングという行程で
一番最初に来る部分なので、
最初の録音が良いとそのあとの行程も随分変わってくる。
(ミキシングでプラグインの量が減ったり、質感が良いのでサクサク作業が進む)
これはちょっと価格が…なので、
もう少しランクを落としてこれも狙っている。

Focusrite ISA 220
http://www.audio-elite.com/?pid=26632623
何か1つガチで一生付き合えるような
チャンネルストリップを探しているのだが、もう少し色々探してみよう。
もう購入を検討なさる方がいらっしゃれば
DTMの場合は2ch分を考慮して考えると良いと思います。
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【パソコンで始める日本一簡単なDTM作曲本】
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DTMの場合は2ch分を考慮して考えると良いと思います。
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