*当blog関連記事はこちら♪
昨年は、新録音の新作より発掘初出音源系新アイテムの入手比率が高かったコトもあり、今回選出した10 (+α) アイテム中 “純粋な” 新録音の新作はその約半数に留まるのみでした. . .
それら新録音のなか「The Rolling Stones」新作⑨ は、まぁ長年のファンやし買うとこかみたいなノリで正直あまり期待せず入手したら、その “現役感の塊” でしかないサウンドを思いっ切り喰らわされ、色々な意味でとても心動かされた強力なアルバム♪ 秋口発売以降お客さんとも頻繁に話題となり盛り上がりましたね^^
米南部ルイジアナ州発ホワイトR&B “スワンプ・ポップ” ヴェテラン「Tommy McLain」 ‘22年作③ は、リリースされた前年にタイミング逃し入手出来ず年を跨り漸くGET以降繰り返しよく聴きました♪
まぁ前年に入手していれば10選入り確実だった一枚だけに今回堂々の選出^^
「Bob Dylan」ライヴ・アルバム⑤ は、昨年4月日本ツアー初日大阪と楽日名古屋の2公演を観た思い出と併せて. . . また選外でしたが、”The Bootleg Series” ‘23年新作【*当blog関連記事はこちら♪】、’78年初来日武道館公演 “新装” 音源集【*当blog関連記事はこちら♪】と毎度ながら凄い内容の「Bob Dylan」発掘音源系新アイテム群は存分に楽しめました♪
「Bob Weir」’72年ソロ初作50周年記念エディション① は、よくある過去名盤 “拡張版” の類いと思いきや、本編アルバム全曲を ‘22年ライヴで丸々演奏した音源がメインの新作ライヴ・アルバムで、今尚現役感バリバリ!「Bobby」のライヴ・ステージが垣間見れる逸品♪
昨年はこの「Bobby」① をはじめ、先の「Bob Dylan」日本公演でまさかの「Grateful Dead」ナンバーのカヴァー演奏や、大阪・京都拠点 “若手” ロック・バンド「THE HillAndon」による「Dead」演目中心ライヴでとても秀逸で実に見事なトリビュート演奏が楽しめたりと「Dead」を巡る事象がいくつかあったコトで、改めて「Grateful Dead」を向き合って聴く機会が増えた1年でもありました. . .
「Son Volt」による「Doug Sahm」曲集⑥ は “私的” ドンズバなもうどうにもほっとけないその企画の段階で既に選出入り確定 (笑)、そして「Old Crow Medicine Show」最新作⑦ でのゴキゲンにはっちゃけたアメリカン・ルーツ・サウンドには胸をすく思い. . . と、オルタナ・カントリー/アメリカーナ・ミュージック名バンドの2作品をエントリー♪
発掘初出音源では、「Sir Douglas Quintet」’71年ライヴ②、「Gram Parsons & The Fallen Angels」’73年ライヴ⑩ とまさかこの現在に聴けるとは思いもよらなかった大充実内容ライヴ・アルバムに兎に角大感激、そして「Joni Mitchell」未発表音源アーカイヴ第3集アイテム関連2種⑧ での興味深いったらない驚きの貴重テイクの数々に心高鳴り、英ウェールズ名鍵盤奏者/SSW「Geraint Watkins」”大好物” ‘08年作新装リイシュー④ 未発表デモ音源集ボーナスLPでのカヴァー録音など “粋” が光る解釈に大合点!
次点として、新録音新作では相変わらずのリリース量産体制に昨年は途中遂に購入を諦めてしまった (爆!)「Van Morrison」’23年 (最初の) 新作【*当blog関連記事はこちら♪】、ブルーグラス・マンドリン名手/SSW「Sam Bush」によるブルーグラス/フォーク “鬼才” SSW「John Hartford」トリビュート ‘22年作LPリリース【*当blog関連記事はこちら】、USヴェテラン・フォーキーSSW「Bob Martin」’23年新作にして遺作【*当blog関連記事はこちら♪】あたり、そして発掘音源系新アイテムでは「Stephen Stills」’71年未発表ライヴ【*当blog関連記事はこちら♪】、「Neil Young」’76年初来日武道館音源を含むライヴ音源単独リリースLP【*当blog関連記事はこちら♪】、70’s 半ば以降関西ロック・シーン随一のソウル・シンガー「砂川正和 [1956- 2004]」全編未発表ライヴ音源コンピレーション2CD【*当blog関連記事はこちら♪】あたりが続くも、何れも購入時ある程度繰り返し聴いたケドちょい聴き込み足らずで選外でした. . .
②Mark Moogy Klingman/Moogy (‘72/Capitol ST-11072) LP
*当blog関連記事はこちら♪
③Shep Cooke/Self Titled (‘76/WWC Records WWC-001) LP
*当blog関連記事はこちら♪
④The Byrds/Mr. Tambourine Man (‘65/Columbia CS 9172) LP
*当blog関連記事はこちら♪
⑤Jesse “Ed” Davis/Keep Me Comin’ (‘73/Epic KE 32133) LP on alternate cover
*当blog関連記事はこちら♪
⑥Memphis Jug Band/Double Album - 28 Songs! (‘81/Yazoo L-1067) 2LPs
*当blog関連記事はこちら♪
⑦Sam The Sham And The Pharaohs/Wooly Bully (‘65/MGM T-90422) Mono LP
*当blog関連記事はこちら♪
⑧Mississippi John Hurt/Today! (‘66/Vanguard VSD-79220) LP
*当blog関連記事はこちら♪
⑨Red Beans And Rice/Live At The Dublin Castle (‘83/英Ace CHM 72) LP
*当blog関連記事はこちら♪
⑩WAR/Why Can’t We Be Friends? (‘75/United Artists UA-LA 441-G) LP
*当blog関連記事はこちら♪
前年よりちょい物色に本腰入れ出した (?!)、60’s プレスUS盤LP群で少しばかり成果があったのと (「The Byrds」初作US初版ステレオLP④ を遂にGET出来た!期待通り出音最高過ぎて入手以降本作を聴くのが楽しくて仕方ないw!)、「Memphis Jug Band」2LPコンピ⑥ をはじめここ数年ちょこちょこ買い集めている “Yazoo” レーベル戦前ブルーズLP未所有アイテム群や「Mississippi John Hurt」⑧ をはじめ 60’s 〜 70’s 録音フォーク/カントリー・ブルーズ名作をUS初版LPで幾つか入手出来たのはかなり嬉しい収穫でしたね♪
また、年々相場高騰が続き入手し辛くなる一方の「Jesse “Ed” Davis」’73年3作目 “別ジャケ” US初版LP⑤ コンディション良好品を漸くGET出来、最高の出音で楽しめるようになり、聴くたびニヤケてしまいます^^♪
最後に、今回の10選で “中古レコード収穫大賞 ‘23” は、英ウェールズ出身 “パブ・ロッキン” ジャンプ・ブルーズ・バンド「Red Beans And Rice」’83年単独唯一作ライヴLP⑨♪
ここ5、6年前だったかその存在を知り得、探せど現物を見かけるコトさえ無かった一枚を遂に!内容もバッチバチにゴキゲンなパブ・ロック仕込みのブルーズ名演にグッとキまくり!ホンマよう繰り返し聴いたレコードでした♪
さて、新年 ‘24年はどんな “Good Music” と出逢えるかな^^?!♪
Folk Rock Bar “Phoe〜be”