9/9(sat.) play list〜♪ | Folk Rock Bar "Phoe~be" blog

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大阪ミナミ・アメ村の Music Bar「Folk Rock Bar "Phoe~be(フィービー)"」店主の日記?!

9/9(sat.)


★昨晩(9/9 sat.)のplay list〜♪


“Lightning In A Bottle” (DVD)

Freddie King/Woman Across The River

Bo Diddley, Muddy Waters, Little Walter/Super Blues

Mike Bloomfield & Al Kooper/The Live Adventures Of Mike Bloomfield And Al Kooper

Jimmy Rogers/Gold Tailed Bird

Blind Willie McTell/Atlanta Twelve String 

Mississippi John Hurt/The Immortal Mississippi John Hurt


Memphis Jug Band/Double Album - 28 Songs!


“奇才”「Robert Crumb」画による色彩鮮やかな “アメコミ” イラスト/レタリングも楽しい “ジャグ・バンド・ミュージック” の元祖的存在グループ「Memphis Jug Band」が1927年から1934年にかけて残した録音を全28曲収録した戦前ブルーズ “名門”  レーベル “Yazoo Records” 発 ‘81年リリース “決定版” コンピレーション2LPを今年に入ってGET出来たのは実に嬉しかったですね^^♪


アコースティック・ギター、マンドリン、フィドルなどの弦楽器、そしてハーモニカやカズーに加え、陶器製酒瓶の口を吹いてベース音を出す “ジャグ”、洗濯桶に棒を立て糸を張ったウォッシュタブ・ベース、洗濯板 (ウォッシュボード) を擦ってリズム楽器として使用したりと生活用品を楽器に代用して奏でられるユニークなフォーク・ブルーズの一種 “ジャグ・バンド・ミュージック” を最初に知り得たのは、やはりアメリカン・ルーツ・ミュージックに興味を持った当初の “私的” キッカケだった「Geoff Muldaur」や「Maria Muldaur」キャリア初期在籍バンド「Jim Kweskin & The Jug Band」を筆頭とする 60’s 半ばに活躍した所謂 “リヴァイヴァル”・ジャグ・バンドや、「Grateful Dead」前身バンドのひとつが「Mother McCree’s Uptown Jug Champions」なるジャグ・バンドだったりしたコトでした. . . 


そして、この「Memphis Jug Band」をかつてお客さんのお持ち込みで耳にしたとき、”うわっ、「Jim Kweskin」とかホンマそのまんまやん!「Dead」が演ってたナンバーの原曲はコレやったんや〜!” ってな具合にその直接的ルーツを知り目から鱗. . . (笑)、”レコード欲しい〜!” となったワケですw


back cover.



gatefold cover with credits and liner notes.





US original 2LPs (‘81/Yazoo YAZOO 1067).


♪〜’Stealin’ Stealin’’ (written by Memphis Jug Band)

Recorded in 1928.

personnel on this track: Will Shade (lead vo), Vol Stevens (vo/g), Ben Ramey (kazoo), Jab Jones (jug).


↑リンク曲を最初に聴いたのは「憂歌団」でした. . . 学生時代に何回となく観に行ったライヴでもこの曲は終盤佳境で盛り上がる “定番” 演目でしたが、その頃は無論未だ「Memphis Jug Band」は元より “ジャグ・バンド・ミュージック” とのカテゴリーさえも知る由が無かったよなぁw


♪〜’On The Road Again’ (written by Memphis Jug Band)

Recorded in 1928.

Will Shade (hca/g), Charlie Burse (vo/g), Ben Ramey (vo/kazoo), Jeb Jones (lead vo/jug).


↑リンク曲は「Grateful Dead」’80年録音アコースティック・ライヴ2LP “Reckoning” (‘81【*←タイトルをクリックで当blog関連記事リンク】) 収録「Bob Weir」による軽快なリード・ヴォーカル・ヴァージョン (こちら♪) で馴染み深いナンバーでしたが、この「Memphis Jug Band」原曲を聴いたとき、「Dead」は ”ジャグ・バンド” 特有楽器を使わずともほぼ踏襲した解釈で演っていたのを知り得て手を打ちましたね!


♪〜’Lindberg Hop’ (written by Memphis Jug Band)

Recorded in 1928.

personnel on this track: Jab Jones (lead vo/jug), Will Shade (g), Vol Stevens (mandolin), Ben Ramey (kazoo), Will Weldon (2nd vo).


ほぼ100年近く前に録音されたこんな楽しくてユーモアに溢れた素敵この上ない音楽!

まったくもってゴキゲン最&高っす♪

ホンマ延々と聴いていたくなるよなぁ〜


*”♪昨夜のplay list〜♪” フル写真↓

この土日開催近隣会場でのライヴ・イヴェントに肖って(笑)、ブルーズ系レコード特化選盤on airにて〜

*当blog関連記事があるタイトルはリンク、併せてご覧くだされば!↑


「Phoe〜be」今晩(9/10 sun.) 19:00〜 営業致します!

久しぶりの日曜営業どうぞよろしくお願いします。

今宵もエエ音たんまりで楽しく呑りまショ〜!♪


皆様のご来店心よりお待ちしています。


Folk Rock Bar “Phoebe”

♪店舗情報 (Shop Information) ♪