中学受験の伴走をしていると、次から次へとテストの結果が出てきますし、一喜一憂するなと言われても難しいようなことも多々あると思います。特に結果が悪かった時の対応で、どなたかの参考になったらいいなと思うことを書きます。
まず、カリキュラムの進み具体が違うのに受けた他塾の模試とか、初めて受ける形式の特殊な模試とか、「まあ悪くても仕方ないか」と思える場合。これは反省すべきところだけ(あれば)反省して、気にせずに次!でいいと思います。入試以外は小テスト!です。
問題は、だんだん下がってきていたり、悪いにもほどがあったり、「気にせずに」とはいかない場合です。でも、テストの結果が悪くて本人が「どうしたらいいのかな?」と思ってくれているとしたら、それは何かを変える大チャンスです!だって、順調な時は本人が調子に乗ってしまって何を言っても心に響きませんけど、このタイミングでうまく伝えれば声が心に届きますから。
我が家では長男が6年になってからは、テストが悪かった機会に
といったことを導入してきました。
どれも、テストが悪くて本人が悩むことがあったからこそ導入できたものです。こういった少しずつ変えてきたことが、積み重なって最後には効いてきました。
なお、これらは一方的に押し付けたわけではなく、長男と一緒に作戦を考えるなかで自分で「〇〇をやる!」と思うように、私がきっかけを与えたり仕向けたという感じです。こういったことは4年時点では難しかったですが、後になるほどやりやすくなりました(非常に個人差が大きいと思いますので、本人を見て緩急をつける感じで)。
似たことは他のことにも言えます。株で痛い目に遭った時は手法を見直すチャンスですし、健康診断で何かの項目が引っかかった時は生活習慣を見直すチャンスですし、仕事で難しい状況に直面した時は長年続いてきた非効率な方法(習慣)を変えるチャンスだったりします。物は考えようです。
テストが悪かったときはチャンス!こんな視点も持って、中学受験の伴走をしている方は何とか荒波を乗り切って下さい!
桑田佳祐 / 明日へのマーチ
良い事も辛い事もそれなりにあったけど
野も山も越えて行こう 明日へのフレー!!フレー!!