もう一週間が経とうとしておりますが、遅ればせながら明けましておめでとうございます。
今年は僕の人生の中でも大きな節目の年となると思います。
悔いなく楽しく過ごしていきたいと思っておりますので、今年もよろしくお願いします。
年が明けてから5日までの休みの事を簡単に。
今年も一にも欠かさず歩こうと考えておりますが、初日ということでおニューの靴をおろしました。
先日アウトレットで購入したものですね。
せっかくの新品を数年押し入れに入れたままにするなんていうことが結構あるので、買って1か月ちょいで使い始めるというのは僕にしては上出来です。
これからは収入が激減するわけですから、基本的には本当に必要になってから買うという生活スタイルに切り替えないといけないななんて元日から考えました。
今年はヘビ年でございます。
翌二日はお散歩がてら恒例の深大寺参り。
そこそこ人が集まっている本堂や大師堂と違ってガラガラの開山堂から見下ろした一枚です。
すぐ前の裏門からぐるっとパス利用で神代植物公園に。
まずは園内を大回りで一周して散歩の距離を稼ぎます。
イベントが行われる芝生広場には立派なススキが。
趣味でカメラをやっていた時に撮影した記憶があります。
もう25年くらい経つのかなあ。
時の流れは速いです。
イベントは新春コンサート(?)
左から琴奏者の高桑杏奈さんと尺八奏者の風間禅寿さんです。
たまに聞くのは良いものだなと思いましたが、「たまに」にならないように頑張って活動していきたい的なことを奏者が語っていました。
確かにそうですよね。
まあでも少ないながらもこうした和楽器奏者が現代においても芸大で教育を受けて成長しているのは素晴らしいことですね。
この日の夜は甥一家が遊びに来てくれました。
完全プライバシー保護ですが、この写真に4兄弟が写っております。
これは今年から小学校に上がる次男と生後二か月の四男。
双子の兄になる三男は母親が退院した足でうちに寄ってくれましたが、サイズが小さく長く入院した四男は恐らくこれが初の自宅訪問。
自分一人で遊びに来られるようになるのはいつの日か・・・。
1/3はまず三鷹駅北口で彫刻鑑賞。
その足で井の頭自然文化園、通称井の頭動物園に。
テンがぐるぐると回っていてかわいかったです。
主・はな子を失ってだいぶ経つゾウの展示場です。
こう言っては何ですがここ井の頭は動物園のレベルとしてはかなり低いというか。
ゾウがいてこその動物園だったように思うのですが、これだけ間が空いているということはもう招致する気は無いんでしょうね。
大甥たちを連れて遊びに来たときはものすごい暑い日。
彫刻そのものよりも冷房が嬉しくてアトリエや展示館に入ったのを記憶しています。
でも今回はその規模の小さい動物展示よりは北村西望の銅像作品を観ることを目的としてきました。
たまたま番宣で見かけた、年末の美の巨人たちでもちょうど特集されていたのでタイムリーでしたしね。
作品自体は非常に楽しめました。
動物じゃなくてこちらをメインに来るというのも十分ありかと。
大甥と同じポーズで写真を撮らせたことのある思い出の像です。
もう3年くらいは経つのかなあ?
こちらは言わずと知れた加藤清正公。
全国各地で見ていて、先日の熊本旅行でも騎馬像を見ましたが、同じく熊本市内のお寺にこれと同じ像もあったんだとか。
再度訪問しないといけませんね。
正直しょぼいという印象の割の本園でしたが、意外に良かったのは少し離れた分園内にある水生物館。
僕が子供のころよりは汚い建物だった印象なのですがw。
カイツブリだったけかな。
屋外には鳥たち。
これも結構見応えがありましたが、ここに示すのはコウノトリにしましょうか。
この個体は引っ越してきてまだ数日。
のんびりと新環境に適応してくれることを願っています。
以前施設で大量に見ましたが、あれからもっと増えているとよいですけどね。
この日の最後はこちら。
僕の母校近くの公園にあるミニサイズです。
美の巨人では、一部からこの像が酷評されているとの内容の放送が。
映画監督の黒澤明は自身の作品で敢えてこの像が入る構図は採用しなかったとかで。
まあ僕自身もあまり好きな表情ではないですけど、北村西望っぽいっちゃあぽいんですよねw。
4日は長距離です。
大学院時代に自転車で通学していた道を歩きます。
環八を超えて
細い路地を通り
たどり着いたのは長谷川町子美術館と、向かいにある資料館。
館内はほぼほぼ撮影禁止。
トイレだけ撮っておきましょうか。
自身の頭に合わせてみようと思いましたが、上手くいきませんでしたw。
世田谷美術館はぐるっとパスで見られる部分だけにしましたが、イマイチですね。
初耳の三名の画家の作品だったと思いますが、いずれも活動が後ろになるにつれて何か幾何学的というか前衛的というか、素人の僕には全く分からない感じの作風になってしまっていたもので。
撮影不可でしたので外にあった彫刻を。
環八を北上して芦花公園脇を進んで世田谷文学館に。
漫画家の作品は有料展示のようでしたのでこちらも無料のところだけ。
寺山修司展でしたので競馬関連のものが何かあるのかと思いましたが、僕の見る限りゼロ。
ここだけ写真が撮れました。
同じ部屋のムットーニコレクションを見学。
座る場所が悪かったのかよく見えませんでしたが、面白かったですね。
購入するといくらするんだろうか・・・。
14時過ぎになっていましたが何も食していないので福袋の金券を利用してモスバーガーに。
バス利用も考えましたが、天気も悪くなかったのでそのまま徒歩で帰宅を決断。
結局30㎞弱歩いてしまいました。
5日の日曜日は都内と言うか区内へ。
最初の目的地は池袋の古代オリエント博物館。
何か見覚えありますが、似たようなものを先日中近東文化センターで見ましたね。
SNSにアップしてもらったカルタです。
荷物になるので道中歩きながらミシン目を切って進んでいると、次の目的地のはずだった永青文庫が何とお休み。
結構長く休むみたいで、それこそ殿様商売ですねw。
早稲田で乗った東西線から、大手町で千代田線に乗り換えて根津まで。
評判の良かったパン屋さんに行ってみたんですが、まだ年始のお休みでした。
Googleでは開いているような表記だったのですが。
キャッシュレスで来てたのでわざわざセブンイレブンで現金おろしたのに・・・。
上野動物園に久々に来ました。
前回は全く覚えていないですけど、初ということはないと思います。
まずは干支のヘビから。
そしてかわいいレッサーパンダ。
ホッキョクグマは他の動物園にはあまりいなくて貴重かも。
旭山動物園以来かな?
なかなかフォトジェニックな鳥だと思って撮影したのですが、
干支を食べるんじゃ今年は嫌われ者かもねw。
鳥インフルエンザならしょうがないのかもしれませんが。
これ以外にも結構展示をしていないところが点々とみられ。
これって入園前にちゃんと案内しているのかなあ?
正規の料金だと損したって思う人が居なくもないくらい見かけたような気がしています。
人気のゴリラです。
トラもね。
これはコンドルかな。
そして井の頭で見られなくなったゾウ。
楽しみにしていたのにお昼寝中でした。
そばの女の子は何度も「死んでるよ」って言ってましたけど、親は注意しないのかなあ・・・。
躍動する仔象の像で我慢しておきます。
すぐ隣の東京都美術館へ。
写真は撮っていいみたいです。
世田谷の写真に比べると格段に分かりやすくて僕にはこっちの方が断然好みです。
更に隣りの奏楽堂に。
ここでチェンバロの演奏を聴きました。
芸大の4年生で同期の二人が演奏者ですが様相は全く異なるというか。
最初の女性は何か普段着でふらっと着てそのまま弾いている感じ。
一方で二人目はトークもありましたけど肩の出たドレスでした。
どういうことなんでしょうね??
前庭の滝廉太郎です。
こちらは柵越しに撮ったゾウのお神輿。
芸大の学園祭なんかで使うんでしょうかね。
流石の一品です。
そこから北上して訪れたのは朝倉掘塑館。
もっと塑像がたくさんあるのかなと思ったのですが、それよりは旧居を公開するといった性格の方が強い場所だったように思います。
写真を取れるのはここだけです。
悪くなかったと思います。
朝倉文雄という彫刻家は全く知らず、最近作品を観たばかりの北村西望とは交流が無かったのかなあと思い。
年代が違うのかなとも思ったのですが、一歳違いのがっつりライバルだったそうで。
ちなみに国会議事堂にある三人の政治家の銅像。
板垣退助が西村作で大隈重信が朝倉作。
伊藤博文の作者は建畠大夢という方だそうで。
こちらも初耳ですが、一度作品がどんなものか調べてみましょうかね。
谷中銀座へと続く階段ですが何かよい雰囲気でした。
三鷹駅前のこちらの美術館で今日はおしまい。
意外にと言ったら怒られますがスペースも思ったより広かったですし、作品もボリュームがあってよかったです。
女性に焦点を当てて、無名画家の作品なんかも交えて展示する方針もよかったと思います。
定期的に見に来てもいいかなと後から調べたら入館料は800円。
3-500円くらいかなと思っていたのでねw。
年明けからのオーディブルです。
①
なるほどなと思う反面、自分一人ではなかなか難しそうだなと。
現状把握のため自身での評価が必要になりますが、それってやってる時点で既に日常というか現状でないというか。
客観的に判断してくれる専門家みたいな人がそばにいるといいんでしょうけどね。
(②)
これは聴き進めていて、あれ?と思い。
過去に聴いていましたね。
5分ちょっとくらいかかってからですが、その程度で気づけて何よりでした。
②
まずはこの本に携わった複数の韓国人著者たちに敬意を払いたいと思います。
自分たちの民族を「嘘つき」と断じることは非常に辛いことだと思いますし、何よりそれをすることによって同胞からの厳しい批判が予想されるわけで。
非常に頭が下がります。
正しい歴史認識とは何なのか。
これは日本人側もそうですがやはり自分に都合の悪い事実も受け止めたうえで議論を重ねていかないと前に進めることはできないということ。
更に、一度国家同士が合意した内容を政権が変わるたびに反故にしてしまうような国とは信頼関係を築くことなんか到底無理なわけで。
百歩譲って慰安婦や竹島には韓国側の言い分というのがあるのかもしれません。
それが例え間違った教育によるものだとしても、本人はそれを信じているのだからまあ理解はできます。
そういう点において全く意味不明なのは日本海呼称問題。
この本の中でこれに触れられていなかったのが残念かな。
朝鮮半島において「朝鮮海」とか「韓国海」と呼ばれていたのに日本の占領時代に「日本海」と名前が返られてしまったという言い分なら理解できますよ。
ただ「日本海」という名前が気に入らないだけで、その代わりに「東海」を使えと言う。
自分たちの半島の東にあるから「東海」って・・・。
このご時世にそんなこと主張するのちょっと頭がおかしいとしか思えないんですよね。
③
短編小説集でした。
タイトルとの相関が分からないんですが、どの作品を指してのものなんでしょうか?
総合的にどれにも当てはまるということなのかな。
特にどの作品がということも正直ないですけど、まあまあ良かったと思います。
④
自民党が下野した際の谷垣総裁の自著です。
政治家というのは清廉潔白である必要はないですが、ある程度の人間性はやはり必要なわけで。
そういう意味では谷垣さんにはそれが感じられましたし、文中に対談相手の大島理森前衆議院議長の言葉がありましたが、谷垣首相は見てみたかったですね。
現職の石破さんやその前の岸田さんなんかよりよっぽどマシだったような気がするだけに自転車事故は本当に残念です。
この方は裏金問題もそうですが、僕が寧ろそれより闇が深いと思っている統一教会とのつきあいはどうだったのでしょうか?
谷垣さんの総裁再選があればその後の自民党与党復活があって総理になったわけで、安倍長期政権も起こり得なかったわけで。
良くも悪くも歴史が変わっていたことになります。
あまり覚えていなかったですが谷垣さんが総裁選出馬断念を決めたのは当時の石原伸晃幹事長の出馬だったそうで。
あの人何なんでしょうね・・・。
覚えていないというか、この本を読んで思い出したという意味では加藤の乱のときに芝居がかって(w)大将の加藤紘一を引き留めたのは谷垣さんでしたね。
この時止めたのが正解だったのか分からないみたいなことをご本人は仰っていましたが、確かにどうなっていたんだか。
個人的には欠席するくらいなら堂々と不信任賛成表を投じるべきで、中途半端な結末だったのがよくなかったんじゃないかと。
個人的には今でも老害としか思えない森喜朗の力がここまでではなかっただろうということで加藤の乱成功という世界も見てみたかったなあと。