2/25(土)
この日も早起きです。
と言ってもジョギングがあるからではなく始発列車に乗るため。
ジョギングをするとなるとさすがに4時起きくらいになりそうなのでこの日は免除ということに。
あと7枚残った5円玉です。
これは多摩四国のときの残りをそのまま取っておきました。
6時前に出立することを伝えてあったのですがフロントは無人。
自分で玄関のかぎを開けて出発です。
スタートは横河原駅です。
僕一人かと思ったのですが先頭車両に女性の先客がおられました。
車内で昨晩買った一日券を有効化。
スマホバージョンもあったんですが、モバイルバッテリーも無いですし、この日は夜遅くまで充電の機会もなさそうなので紙の方にしておきました。
前日にスーパーで買っておいた豆ごはんのおにぎりで朝食。
電車がちょうど動き出す6時7分になるくらいに三つ目を食べ終えました。
本来この時期は車内での飲食を控えるべきなんでしょうが、何せこの車両には僕一人だけですからまあいいでしょう。
終点の高浜駅に到着です。
ここからフェリーで興居島に。
これで「ごごしま」と読むのですが、普通の人には無理ですよね?
船でしか行けない島となるとそれほど前ではないですけど鹿児島の獅子島以来でしょうか。
起伏が結構あってミカン畑をよく見るという意味でも獅子島に近いですね。
ただ、結構地面に落ちたまま放置された感じなのが多いのが残念かな。
容易に拾える道路にも落ちていたので一つ手にしてみたんですが、前日の雨のせいか何かグジュっとしているというか。
回収は止めておきました。
こちらは恋人峠。
名前に惹かれて来てみて。
景色は綺麗ですけど、何が恋人なんだろ??
道中に何度かあった「御手洗」の看板。
もちろん「みたらい」と読む地名だということは分かってはいるものの、普通にトイレがあるのかなと思ってしまいますよね。
と言うか、この写真を撮ったのは下の方の遍路道の案内。
有りがちですが、興居島にも島遍路があるみたいですね。
方角的にDASH島があるはずなんですが、こんなに大きく見えるかな?
こちらはすぐ隣の釣島で間違いないですね。
偶然見かけた島遍路の一つ。
この後に行く予定の太山寺で、ちょっとした偶然にびっくり。
確率にすると1/88ですからなかなかなわけで。
フェリーの時間まで間があるので昨日作っておいた冷凍ミカンを食します。
尤も凍ってはいなかったですけどね。
昨日はさほど気にならなかったのですが、右足の甲がかなり痛く。
東京五輪のボランティアに支給されたシューズを履いているんですが、何かが当たっているような感じで。
かと言って擦り剝いているようなことはなく、歩かなければ痛くも痒くもないんですけど。
興居島を離れます。
そこそこ念入りに練った計画だったんですが、前日に一つ空振りがあったことからこの日はできるだけ予定を前倒しする必要があり。
ってなわけで、当初は三津駅からバスを待ってそれに乗り込むつもりだったんですが、速足で御朱印を一つ回収することに。
目的地はここ、厳島神社(寿老人)。
走りこそしませんでしたが、普通に歩くとかなり遅い僕にしては頑張って歩きました。
バスで太山寺に。
こちらは52番になります。
バス停を降りてから結構歩かされました。
体力的にはなんてことないんですけど、右足甲が結構痛くて。
そこそこ勾配があるんですが、下り坂の方が痛いですね。
いつも通りですが阿形
吽形です。
こちらで昼食を食べようと思ったんですがね。
コロナで予約制になっていたのは知っていたんですが、緩和されて元に戻っていることを期待していて。
結局今でも完全予約制でダメでした。
往きのバスで目にしていたこちら。
松山英樹選手のご実家だそうで。
グリーンジャケットの写真を使えないのはオーガスタとの契約云々があるんですかね?
本人の実家なのに使えないってのも、アメリカの契約社会ってのも何だかねえ。
今回初めて知ったわけではないですが、松山選手が松山市出身ってのも面白いですね。
梅津寺駅方面まで歩いて事前に情報を得ていた秋山兄弟の銅像を見学です。
兄と
弟です。
何で違う方向を向かせているんでしょうね。
仲が悪いような印象を受けてしまいます。
まあ年もちょっと離れていますし、司馬遼太郎の「坂の上の雲」と言うか、それを原作にしたNHKのドラマの描写を見る限り仲良しの兄弟という感じではなさそうではありますが。
ここ梅津寺駅は東京ラブストーリーのロケ地だそうで。
リメイク版の方かと思っていたんですけど、今調べたらオリジナルの方だったんですね。
その場面に全く記憶はないですけど、電車の待ち時間があったので近くまで行ってみたらよかった・・・。
奥に映っているみきゃんパークに寄らなければよかったということになります。
すぐ隣りの港山駅で降りて。
駅のすぐ近くにあるお店で食事をすればよかったんですが、これは後の祭りです。
結局素通りして三津の渡しを利用。
乗客は僕一人でしたが、船員は三人もおり。
無償でやるには効率悪くないですかね?
このまま継続して貰うためにも人減らしをした方が良いのでは?と思いつつも、実は無償で働いているボランティアなんじゃないかと思ったりも。
カールの文字を見て今や関西限定だったなと思い。
実は真っ暗だった今日の出発時に松山の日の出時間を調べていたんですが、そのとき日の出というお好み焼き屋さんの情報が引っ掛かって。
これから向かう三津駅の近くだと分かって行ってみたのですが、テイクアウト限定な上に13時過ぎまで予約でいっぱいとか。
どうしようかと思い駅まで行くと別のお好み焼き屋もあったのですがここもテイクアウト限定。
空腹を我慢して次の電車で先に進むことに。
松山市駅で乗り換えて難読と思われる余戸駅に到着です。
ここからは昨日場所を間違えてしまった弁財天を祀る長楽寺にバスで行く予定だったんですが。
御朱印の台紙が手元にないことに気づき。
どうやら電車の網棚に忘れてしまったようで。
駅員と言うか、おそらく契約している方と思いますがその旨伝えて。
終点の郡中港に電車が到着しないとその有無も分からないし回収もできないとか。
まあそりゃそうですね。
どうするか考えたのですがどうせ七福神巡りを完結させるのにはその郡中港駅まで行かないといけないわけで。
一本後の後続列車で追いかけることにして、もしあったらという前提ですが郡中港駅で保管してもらうことをお願いして。
15分後の電車で向かってみると無事回収することができました。
本来は結願となる最後の神社だったわけですが、僕のミスのせいで順序が入れ替わり6番目となった伊予稲荷に向かいます。
2㎞近くの歩きになりますが、結構足が痛いですね・・・。
お参りを済ませます。
ここは恵比寿様ですね。
社務所に向かいますが、今日は関係者が不在のようで。
留守番の方に話を聞くと全てここに揃っていて勝手に持っていけとのこと。
100円玉ばかりですがこの箱の中に入っていて。
僕は細かいのが無かったので千円札を入れて700円回収しました。
ご神体があるのもそうですけど、本来結願しないともらえない巾着も大量に放置されているのも何だかなあと思い。
まあ性善説と言うことなんでしょうかね。
僕個人としては。
当初の予定通りここが最後で結願だったら、人も居なくてどうも感動が無いというか。
自分の忘れ物で意図しない変更でしたが、結果的には良かったということになりますでしょうか。
昨日から道中で何度か見かけたのですが、恵比須様が鎮座している瓦です。
写真を撮り忘れましたが、同じ家にもう一体あったのは何だったか?
うちにも木像があるのですがペアの場合布袋さまと大黒さまって組み合わせが多いような気がするんですけどね。
郡中港駅に着きましたが道を挟んで反対側にあったこちらの施設でお買い物。
伊予柑が6個で170円ってお得ですよね?
帰宅してから食べようと思いますが、楽しみです。
伊予鉄で余戸駅まで移動してそこからバス。
すれ違いも大変な細い道を進んでいきます。
弁財天を祀る長楽寺に到着です。
ここで結願なので巾着をゲット。
それに加えてペットボトルの緑茶をいただきました。
ここで結願したかからなのか、結願すればどこでももらえるのか、ここ長楽寺は一件目でももらえたのか。
よく分かりませんが、自身の忘れ物で変更された順序は結果的にプラスだったみたいです。
五円玉が一枚余りましたので、すぐ脇にあってバス停の名前にもなっていた三嶋神社のお賽銭に使います。
到着時に分かっていましたが、バス停前にまもる君が。
もっとも白塗りではないですけどね。
ってか、何で宮古島では白塗りなんでしょう?
日焼け止め??
バス待ちをしている間に巾着の写真を。
何となくですが薄紫を選んでみました。
ぼーっと行先案内の看板を見ていると。
伊予鉄で通過している「まさき」駅の漢字が「松前」であることを知り。
藩名になってますし、有名な漬物の名前にもなっている「まつまえ」と読むしかなさそうなもんですが。
それから今現在いる地名も「垣生」で「はぶ」。
既述の「余戸」と合わせて難読地名が多いですね。
松山市駅で電車を降り。
そのまま高島屋を上に上がって観覧車(くるりん)を。
一日券で無料なんですが、それ以外にも頻発している感じ。
採算とれているのかな?
かなり日が傾いてきた西側を撮影してみました。
降車後はすぐ近くにある坊っちゃん列車ミュージアムへ。
スターバックスの店内をづかづかと入っていく必要があり、なかなか入り辛い施設ですね。
まあ気にしないようにしましたが。
松山市駅始発の路面電車で宮田町まで。
出発間際に何か買い物をしようと思いその下見だったのですが、あまり目ぼしいものはなく。
これはパスですね。
電車が来ていて走れば乗れると思ったのですが、信号のカウントダウンが最後の一目盛りになってから待たされるという例の意味不明パターン。
結果的に全く間に合わず、腹立たしいことこの上なく。
と言うのも。
花粉症でくしゃみや鼻水が出ていると思っていたのですが、どうやら寒さのせいだとこの辺りから感じていて。
次の電車まで10分も寒空の下で待たないといけない羽目になったもので。
ランチ抜きでしたのでお腹はかなり空いていたのでデカ盛り系のお店を探して来てみたこちらは開いておらず。
夕食時間帯も営業しているものだと思っていたのですが。
調べてみると18時までの営業だったようで。
前もってわかっていたら速足で歩けば済む話だったかもしれませんが、そもそも一本前の路面電車に乗れていれば間に合っていたわけで。
何か腹立ちますね・・・。
探して辿り着いた別のお店はこちら。
結構悩んだんですが、チキン南蛮にしてみました。
味は美味しかったんですけど、少し塩気が足りない感じですかね。
ご飯が多めだったこともありますけど、ふりかけが助けになりました。
尤も、学生街ということもあるんでしょうけど、このボリュームで800円というのは有難いですね。
お店のすぐ前にある鉄砲町から上一万で乗り換えて道後温泉まで。
駅前の坊っちゃん列車です。
改修中ということは分かっていましたけど、完全に覆ってしまうんですね。
残念な道後温泉本館でした。
部分的に営業中だということは知っていたので裏側に回ってみたのですが、整理券配布分で今日は既に受付終了とのことで入れませんでした。
営業開始の6時から整理券を配るようで、この日は土曜日ということもあるんでしょうが早々に札止めとなったようです。
ここに来るまでの路面電車もそこそこ混んでいましたし、商店街の鯛めしやにも並びが出ていましたから仕方ないんでしょうかね。
予定を変更して別館の方に来てみたのですが、こちらも待ちが発生していて。
30-60分待ちとの表示になっていましたが、40分くらいでしょうかとの担当の方のコメント。
時間ができてしまったので散策を。
こちらが別館ですね。
厳密にはこの写真の飛鳥乃温泉と、ついさっき整理券を受け取った椿の湯という二件があるみたいです。
で、この飛鳥乃温泉の方は詳細は知りませんが高いイメージがあり。
今思えばとりあえず訊くだけ訊いてみればよかったのですが素通りで。
商店街をフラフラして戻りますが20時10分の時点でこれ以上待てないと判断してここを離れます。
で、そこそこ悩んだ挙句来てみたのは道後温泉至近の足湯。
この日はかなり寒かったので入浴で体の芯から温まりたかったんですよね。
くしゃみや鼻水が出て花粉症かと思っていたんですが、寧ろ寒いことによる風邪の引き始めかと思っていて。
全身での入浴は諦めたわけですが、この寒い中での足湯というのが保温という観点からどっちに利くのか分からず。
時間はそれなりにあるし、足湯だけでも汗ばんできたような記憶が過去にありますので実行することに。
思ったよりぬる湯ということもあって全身ポカポカということにはなりませんでしたが、寒空の下にぼーっとしているよりはマシだったんでしょうかね。
20時半になった時点で全貌がよく分からないんですがからくり時計が動き出しました。
足湯に肩どころか口まで浸かっているご当地キャラです。
彼の夢の国のキャラクターに酷似しているような。
調べてみると猫のオリジナルキャラのようでしたが、猫と鼠ならむしろ敵対関係ですねw。
21時10分前にそそくさと撤収して21時3分前の路面電車・5号線に乗って松山市駅方面に。
一駅前の大手町で降りてホテルで荷物をピックアップします。
ちょうど先客のチェックインにぶつかってしまいさらにトラブルがあったようで待たされましたが無事回収。
大手町発21:34のバスで空港方面に向かいます。
途中下車してネットカフェへ。
この日の寝床ですね。
この日は土曜日です。
旅行割はあるのですが、配布されるクーポンは簡単に言ってしまえば土曜日着で日曜日発のケースのみ千円支給で、他の曜日の二千円の半額。
それからそもそも宿泊費が土曜日だと割高というのもあっていろいろ考えた結果ネットカフェ泊を選択。
それに一日券を使ってここまで来てしまえば翌朝の空港は徒歩圏内だなと思ってのことです。
ちょうど22時に入店して、前日に購入している甲類焼酎をフリードリンクで割るという方法で疲れを癒しながら。
と言うよりは痛みを癒しながらですかね。
右足甲の痛みは歩いている限り引く気配はないもので。
いったい何なんでしょう??
これも無料であるポップコーンとかソフトクリームをいただきながら夜中1時くらいまで漫画を。
アプリ利用で途中まで読んでいた「血の轍」を。
相変わらず意味不明というか、気持ち悪いですけど何か気になるんですよね・・・。
同種の漫画(?)ではマザーパラサイトも気になっていてこの後読もうと思っていたのですが睡魔に勝てず。
こんなのに興味あるって、僕はマザコンなんでしょうかw。
漫画を読んでいる時点で結構大きなイビキが気になっていたんですが結果的にちゃんと寝られました。
寧ろそれ以降は僕のイビキで周りに迷惑をかけていたかもしれませんね。
申し訳ない・・・。
この日は伊予鉄の一日券を利用したわけですが、それでも意外に歩いて約4万歩。
前日と違ってこの日はちょうど一年前の2/25に亡くなった父一人のみを思っての巡礼。
足が痛いのと風邪気味なのとで前日より体調が悪かった割には頑張れたかな。
今日もお疲れ様でした。
お世話になった伊予鉄の一日券のことも最後に触れておきましょうか。
結構高いなと思った料金ですが、貧乏性な僕はいつものようにお得度を測ってみることに。
・郊外電車
横河原 → 高浜 740円
高浜 → 三津 180円
梅津寺 → 港山 180円
三津 → 余戸 440円
余戸 → 郡中港 380円
郡中港 → 余戸 380円
余戸 → 松山市 230円
・市内電車
松山市 → 宮田町 180円
宮田町 → 高砂町 180円
鉄砲町 → 道後温泉 180円
道後温泉 → 大手町 180円
・バス
三津駅前 → 太山寺 180円
余戸 → 三島神社前 180円
三島神社前 → 余戸 180円
大手町 → 富久口 280円
これで計4,070円となります。
くるりん(観覧車)の800円は入れるべきじゃないでしょう。
それでも料金の1,900円の倍以上は使えたということになりますね。
バスも電車も一部の例外を除けばオレンジ一色。
大好きな色の一つですが、ちょっと食傷気味かもw。















































