【第22話】 みんなで大掃除

よく見てみると、大地がすごくほこりっぽいことに気づきました。
今年一年お世話になったので大掃除をしようと思います。

ボクはぞうきん草の実をもぎ取り、ミルカボちゃんとふたこぶラクダ号と
ほこりの皆さんにぞうきんを配りました。

そして横一列に並び、一斉にぞうきんがけです。
大地はあっという間にピカピカになりました。

ボクたちは来年もまたお世話になりますと、大きな声で挨拶をしました。
するとどこからともなくすごい風が吹いて来て、ほこり共々びゅぅ~んと
吹き飛ばされていくのでした。

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ブログ復活、そして前回の続きです
芽の上は京都駅に繋がっていました。
山のふもとに住んでいるボクには、まるで夢のような世界でした。
巨大な駅ですでにやられてしまった頭に追い打ちをかけるように、
ホテルの豪華なラウンジに案内され、着席。
周りはみんな貴族に見えました。
ボクが作品を出品していたコンテストの、主催者側の方々とお話をしてきました。
今回はボクを含め、最終選考に残った数名との面接(?)のような感じでした。
結果は来年になりそうです。
すごく緊張したけど、作品を見てクスクスと笑ってくれたのがすごく嬉しかったです。
作品を預け、ボクはドキドキを貰って帰ってきました。

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【第21話】 とりねっこリーグ

「あっ、すいませ~ん」
そういって現れたのは、奇妙な形をした鳥たちでした。
わらわらと不気味な足をくねらせて近寄ってきます。

「ケガはありませんか?」
鳥たちはとても心配そうに話しかけてきました。
「ちょっとかすっただけですから大丈夫ですよ」
ボクは痩せ我慢をして、なんともないふりをしました。(ホントはものすごく痛いんだけど…)
それよりもその異様な足が気になって仕方がありません。
「あの、その長い足はいったいなんなんですか?」
鳥たちは苦笑いにも似た笑顔でこう答えてくれました。
「これですか? これは木の根っこです。ぼくたちは木の根っこを履いて普段生活をしています。
足が長くなれば一歩あたりの歩幅も広くなり、とても早く歩いたり走ったり出来ますから。」
どうやらこの鳥たちは空を飛ぶことよりも、歩くことにウエイトを置いているようです。
ボクがその奇抜な発想に感心していると、突然ミルカボちゃんが自分もやってみたいと言いだしました。
「別に構いませんよ、足を歩くように動かせば根っこも連動して動きますから」
そう言って1羽の鳥がピョンと飛び降りてきました。

ミルカボちゃんは笑顔でそそくさと根っこによじ登り、おぼつかない足取りで
辺りを歩き回るのでした。

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【第20話】 友達ができた
葉っぱがガサゴソ動いています。

ミルカボちゃんは気になって葉っぱをめくってみました。
すると中からミルカボちゃんと同い年くらいの子が出てきました!

その子はナンプンとだけ名のり、沈黙。
ミルカボちゃんは変な空気に我慢できず、頭の栓がポンと飛んでしまいました。
それを見てビックリしたナンプンも、頭のなにかをポンと飛ばしました。

二人の顔に笑みがこぼれます。(何か通じ合うものがあったみたいです)
ミルカボちゃんはボクとふたこぶラクダ号のところへやってきて、
ナンプンを紹介してくれました。

ナンプンは意気揚々と自己紹介してくれた後、パッとはじけてしまいました。
「なんで? なんで?」ミルカボちゃんはショックで涙が止まりません。

ナンプンとはもともと川岸に生える水草で、実の時にだけ動物になるという
ちょっと変わった植物です。
ボクはナンプンの種を拾い、ミルカボちゃんに言いました。
「また来年暖かくなったら植えてあげようね」
ミルカボちゃんは涙ながらにうなずいて、春の訪れを心待ちにするのでした。

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