【第20話】 友達ができた
葉っぱがガサゴソ動いています。

ミルカボちゃんは気になって葉っぱをめくってみました。
すると中からミルカボちゃんと同い年くらいの子が出てきました!

その子はナンプンとだけ名のり、沈黙。
ミルカボちゃんは変な空気に我慢できず、頭の栓がポンと飛んでしまいました。
それを見てビックリしたナンプンも、頭のなにかをポンと飛ばしました。

二人の顔に笑みがこぼれます。(何か通じ合うものがあったみたいです)
ミルカボちゃんはボクとふたこぶラクダ号のところへやってきて、
ナンプンを紹介してくれました。

ナンプンは意気揚々と自己紹介してくれた後、パッとはじけてしまいました。
「なんで? なんで?」ミルカボちゃんはショックで涙が止まりません。

ナンプンとはもともと川岸に生える水草で、実の時にだけ動物になるという
ちょっと変わった植物です。
ボクはナンプンの種を拾い、ミルカボちゃんに言いました。
「また来年暖かくなったら植えてあげようね」
ミルカボちゃんは涙ながらにうなずいて、春の訪れを心待ちにするのでした。

応援クリックよろしく!