P: 前回記事で紹介した、理系就活のお助け本「理工系のための就活の技術」(本書)の中から、「面接」でお祈りされたときのアドバイスを紹介していきます。

3月といえば、Zくんは2年前、某大手メーカーの早期選考に最終面接で落ちて、ショックを受けてましたが、なんとか気持ちを切り替えてた時期ですよね。

Z:20年4月以降は、オンライン面接へ切り替わり、その対策も必要でした。

結局、4度目の正直? で、6月後半に最終面接を突破できましたが、合わせて12回、面接を受けましたね。

P:Zくんは、1次面接(人事)、2次面接(技術職)は、4回ともパスできたわけですが、そろそろ理工系でも、「1次・2次面接が突破できない…」と焦る人も多くなってきます。

まず、1次面接で落ちるとしたら…。 

 

●1  一次面接の敗因と対策

(1-1)面接官を論破?

Z: 1次面接は、たいてい文系の人事の方が担当します。

本書の49ページに、「現状のコミュニケーション能力自己診断」があって、とくに理工系の学生では、

  4:意見が違うと自己主張を強くする

  6:「こうすべきだ」と自分の意見を押し付ける

  8:人の話題を「それでね」と変える

などが多いですが、「これは危険だ」と。

研究室なら論破というか、自分の意見が正しいことを主張しないと厳しいですが。

P: うんうん。

Z: 文系の面接官相手の場合は、相手の質問(聞きたいこと)に対して、できるだけ簡潔に、分かりやすく答えることが、大事です。

ぼくの場合は、学部生のときに、長期休みは某IT会社でバイトをしていましたので、そこで文系のマネージャー(アルバイト管理者)と話した経験も役に立ったと思います。 ※1

P: 分からないときは、面接官から、重ねて質問がきますから、1回の返答は長すぎない方がよいでしょうね。

Z: 1次面接は、エントリーシートの内容を確認するような質問が大半なので、想定回答も作りやすいと思います。

文系だと、「あなたを家電(色、動物)にたとえると何ですか?」みたいな、とんでも質問が出ることもあるようですが。
P: IT系、とくにクリエイティブ関連の業種だと、理工系でも「発想力」を問うようなことはありますが、メーカーだと2次の技術面接で、エンジニアとしての適性を深堀りします。

とんでも質問については、下記で、「変わった質問をする理由」を、一応知っておくくらいかな? ※2

https://career-ch.com/column/1182

 

(1-2) NVCはできてる?

Z: 前回記事でも触れましたが、職場では、NVC(ノン・バーバルコミュニケーション=非言語コミュニケーション)が大事だと感じます。 

NVCは、本書の56ページからの説明で、

  ①言葉ではない視覚(見た目)

  ②聴覚的なこと(話の内容ではなく、口調・語調)

です。

 P: 「人は見た目が9割」という本がロングセラーになっていて、マンガ版も出ました。

初対面の面接官に、スタート地点でプラスの印象をもってもらうのと、マイナスからスタートするとでは大違いです。

「見た目」は、

 ・服装、髪型(本書58ページ)

 ・身だしなみ(本書62・64ページ)

 ・お辞儀(本書66ページ)

Z: リモート面接だと、立ってお辞儀することはありませんでしたが、ぼくは「丁寧な会釈」は心がけていました。

P: リモートの場合、面接会場で周りの就活生の様子がみられないので、自分の問題点に気づきにくいかもしれません。

下の記事によれば、

    「気を付けるべきは、挨拶の表情やお辞儀のスピード」

    「とにかく明るく元気に挨拶」

だそうです。

Z: 「お辞儀」や「挨拶」は、研究室の同期と練習しあって、あとは大学のキャリアセンターで、WEB面接のレッスンを受ければ、②の口調や語調も含めて、大丈夫か? チェックしてくれますよ。
P: 服装・髪型・身だしなみは、意識すればすぐに変えられます。

お辞儀や、挨拶は、何度も練習すれば、うまくなります。

ただ、②の話しぶり(口調、話しぶり、話す速度、声の大きさ、発声など  本書68ページ)は、すぐに直せないかな?

Z: ぼくは、焦るとつい早口になる傾向があって、そこは意識して、ゆっくり話しました。

本書69ページによれば、そういう時は「口を大きく開けるという意識で話すとよい」そうですね。

すぐに上達は難しいかもしれませんが、ぼくも初回と12回目の面接とでは、だいぶ受け答えがましになったと記憶してます。

そういう意味でも、「滑り止め企業」を複数受けることをお勧めします

自分が「滑り止め」と思っていても、現実は…容赦なく落とされますので、そこで反省して「まずは内定を取る」ことを目指しましょう。

 

 

●2 二次面接の敗因と対策

Z: ぼくの場合は、研究・開発職志望だったので、技術面接官もその道の専門家でした。

なので、学科の先生方と話すときと同じでように心がけました。

P: 昔の記事で、Zくんが大学院入試(口頭試験)や、卒論発表会で、教授たちに絞られたエピソードを紹介しています。

むしろ、教授相手のほうが厳しかったのでは?

Z: ぼくの学科では、他研究室の先生が助っ人? で院試(口述試験)の模擬面談をやってくれますが、その時、新進気鋭の助教に叩きのめされましたね…。

冒頭で論破というキーワードがありましたが、もしもぼくが、あの時の助教と同じ口調で、技術面接官を論破しようとしてれば、就活では落とされたと思います。

P: 技術面接では、自分の専門知識をアピールしたいと、気負いがちですが、本書162ページによれば、面接官がみているのは、

  人間力=「いっしょに働きたい人材かどうか」

Z: 本書の169ページに、人事(1次)、技術(2次)でそれぞれチェックする項目が載ってまして、

  1次 →協調性など

  2次 →専門性、創造性など

ですが、どちらでも

  「適応性」=チームワーク、ストレス耐性ほか 

が、項目に挙がっています。

とくに、大企業のエンジニアでは「チームの一員」として、与えられた役割をこなしていくことが求められます。

ぼくも、個人の研究での成果とともに、外部の方とコラボした経験なども、質問された覚えがあります。

P: 文系のガクチカと違って、「ぼくがリーダーで~」などと、話を盛る必要はありません。

研究室の○○プロジェクトの一員として、立ちはだかる課題の克服に、どういう形で貢献したか? をこたえると、課題解決力のアピールにもなると思います。

 

 

●3 1,2次面接の総合対策(想定問答集)

Z: 本書の180ページからに、「想定問答集」が掲載されています。

 「当社を志望する理由はなんですか? 」などの定番質問に対して、「答え」ではなくて、企業がなぜその質問をするのか? その「意図」を書いてくれています。

P: 下記は、JX金属で「分析」を担当されている社員の例ですが、面接で「志望理由」にこういう回答ができたら、落とされないですよね。

 

 

Z: たとえ、同じ会社を志望しても、ぼくとPさんとでは、まったく違った志望動機になります。

ぼく自身は、研究開発職志望なので、「ぼくの○○研究が、御社の△△事業に◇◇の理由で貢献できる~」というパターンで正面突破しましたが。 ※4

P: 本書のようなお助け本で、概略をつかんだら、やはり志望企業ごとの個別の企業研究はとても重要です。
  彼(相手)を知り 己を知らば 百戦殆(あやう)からず   :孫子

Z: この記事で、1,2次面接が突破できるようになったら、うれしいです。

もし、最終面接で壁にぶつかったら、↓。

 

 

 

 

※1 Zくんは、学部3年のときに、インターンシップの面接で玉砕。その反省から、以後、コミュニケーション力を、少しずつアップさせてきました。24卒は、修士1年の夏なら、面接失敗でも十分取り返せますから、夏インターンシップから、チャレンジしてみましょう。

 

※2  「銅なってるの? 」のカッパーくんでおなじみ、JX金属を受ける際は、要注意かも?

あと、追加記事

 

 

※3 本書180ページに、「入社早々は、下働きや補助仕事も多くある」と。そのとおり、新人のZくんは、実験機器のお世話係として、平日ほぼ毎日オフィスに出勤してるそうです。

 

【写真提供】 Pixabay

【BGM】

Z選曲:Hello Sleep Walker  「午夜の待ち合わせ」

P選曲:[Alexandros] 「無心拍数」

 

●0 なぜ2013年出版の本を取り上げるのか? 

P: 今回は、21年4月から、大手メーカーで新米エンジニアとして働きはじめたZくんと、オンライン対談で、『理工系のための就活の技術』(本書)について話します。

理系の就活では文系がメインのネット情報を、理系向けに自分で読み替える必要がありますが、本書はタイトルどおり理工系向け

そして、著者の山本さんが大手メーカーの技術面接官をされた後、コミュニケーション・スキルの専門家もされただけあって、理系の弱点=コミュニケーション力のアップ についても、くわしく書かれています。

Z: 冒頭のレッスン0で、「面接で落ちやすい人」チェックがあって

  ・話相手の反応が悪いと、顔に出てしまう

  ・よく考えずに相手に話を合わせる

  ・面接官と目を合わせるのが苦手だ

  ・声が小さくボソボソと話す

  ・自分の明るさに自信がない

  ・マニュアルどおりの回答をしようと思っている

  ・意欲がありすぎる

  ・抽象的な表現をよくする

など。

ほかにもありましたが、「ぼくもやらかしたかも? 」という項目を挙げてみました。

P: 意欲がありすぎ=饒舌だと、過去の経験から、「こういうタイプは2~3年で転職するかも?」 と判断されて、かえってマイナスなんですね。

メーカーでも10年単位くらいで、キャリア・チェンジを考えるそうですが、基本的には、「じっくり育てて、長く働いてもらう」スタンスですよね?

Z: そうですね。開発系エンジニアは、同じ顔触れで長期間働くことが多いので、社会人としてのマナーはとても重要です。 

このため、本書では「面接力」の土台として、
  ・(言語)コミュニケーション力
と並んで、 
  ・非言語コミュニケーション力(NVC:見た目・印象)
  ・敬語
の3本柱を挙げています。

P: 本書は2013年出版ですが、こういう見落としがちだけど実は「受かる」ために大切なアドバイスはいまも役立ちます。

 

 

●1  なぜ、この時期(1月)に本書を紹介するのか?

P: そして、なぜ、このタイミング(年末年始)に、本書を紹介するか? といえば

「23卒理系だったら、今なら本選考の準備が間に合う」

からです。

本書22~23ページに、就活のスケジュール図が載ってますが、2013年とはだいぶ状況が変わってますので、23卒向けは、

下記を参考にしてください。

Z: 2月(早期選考)~6月が本選考。

そこから逆算して、1月から2月中に、

  ・自己分析

  ・業界・志望企業研究

を終えて、ES(エントリーシート)の準備をしておく。

大学受験のように、短期間に次々入試を受けるペースとは違って、20年のぼくみたいに2月の早期選考から6月下旬まで、けっこう長丁場になることもありますので、都度、修正する必要はあります。

が、少なくとも2月末までに、ある程度の志望企業の絞り込みは必要です。

 

 

P: 志望先(業界、企業、職種)の選定を間違えると、就活を苦戦したり、就職後に後悔したりしますので、「まだ、間に合う」と書きましたが、1~2月は、●2の項目のチェックをしっかりやっていきましょう。 

 

●2 自己分析の5ケ条

P: 本書71ページに、自己分析の軸として

 ①何をしたいのか?

 ②何ができるのか(能力、専門性)

 ③学業、研究室

 ④部活・アルバイト

 ⑤その他の経験

が挙げられています。このうち、理系で重要なのは、①と②ですね。

Z: 理系の場合、研究室を選択した時点で②はほぼ決まっています。

①の「何をしたいか?」で、

  A:タイプ今の専攻と関連する仕事を強く希望するのか? (職種については別記事で取り上げました)⇔②の「専門性」が重要

  Bタイプ:専攻とは別の仕事に興味がある、またはやっても良い ⇔②で「能力」分析が重要

業界、志望企業研究のやり方がまったく違ってきますので、ここはじっくり決断してください。

P: Aタイプの方は、オーソドックスに自学科の先輩の就職実績や求人票のチェックで、「先人の肩の上」からスタートできますよ。※1

Bタイプで、方向性を迷うかたは、本書77ページに、自己分析の「とりあえずチェック」15項目が載っていますので、参考にしてください。

Z: ただ、23卒で専門外の業界・企業を第一志望群にする(Bタイプ)なら、1月スタートでは、ちょっと厳しいかな? 

たとえばTOEIC800点台とか、③~⑤で企業にアピールできる「専門知識以外の強み」があるなら、それが「企業選び」というか、自分が企業に選んでもらう=受かる ための武器になりますが…。

P: たしかに、Bタイプの場合、

  何を第一志望群の企業選びの軸にするのか? 

この軸が弱いと迷走しますよ。

Z: 本書96ページでは、大学のキャリアセンターの活用をすすめています。Bタイプの方は、早めに相談してみては?

なお、本書には書いていない「滑り止め」(第二志望群以下の会社)については、22卒向けの記事ですが、ぼくの反省(7社応募で1勝6敗)をふまえて話しています。

 

P:幸い、理系には「DX人材採用」という、「奥の手」がありますので、情報系の就活と併せて、これから別記事にする予定です。※2

23卒理系で、これから就活準備スタートという方は、本書で技術系就活の概要はつかめますし、24卒は、今年夏のインターンシップに向けて、「応募企業」の絞り込み~インターンシップES通過後の面接対策などに、本書が活用できます。

23卒の「面接」対策については、本書をもとにZくんと再対談。 ↓

 

 

 

■22年2月末 追記

エントリーシートの中でも、つまずきやすい2つの関門。

 ①志望動機

 ②ガクチカ

については、

① 志望動機

②ガクチカ

本書123~5ページにも書いてますが、その体験から何をえたか? やどんな困難(課題)を解決したか? が伝わるようにかきましょう。

 

写真 長崎市公式観光サイトより、長崎ハタ揚げ大会

 

※1 学科の求人票を見ると、BtoBメーカーだと聞きなれない名前も多いと思いますが、就活サイトの情報でもいろいろ分かります。

たとえば、アズビル(計測・制御事業)の採用情報では

『機電情系出身が6割と多いのですが、残りの3割以上はそれ以外の理系出身の先輩たちです。国内のあらゆるメーカーがお客様であるBtoB企業ですので、様々なお客様の技術を理解する上で、物理系、化学系、生物系、様々な背景をもった皆様の力が必要』

『研究開発職種→”研究内容、学校の成績等重視”』

『生産技術開発職種→具体的には材料応用技術、治工具・金型技術、自動化設備・システム技術などの開発』

『フィールドエンジニア(調整技術) →アズビルの製品は(中略)組み合わせてシステムにすると物凄い能力を発揮します。(中略)施工管理がオーケストラの指揮者だとすると、調整は演奏に参加する全ての楽器のチューニング(調音)をする仕事になります。』

 

※2 機電系の就活の進め方については、Zくんの友人Dくんと対談ずみです。

機電系の方は、今から面接対策に本書49ページの「コミュニケーション力自己診断」やってみましょうy。

  1-1 推薦

 1-2 ジョブマッチング

 

【BGM】

Z選曲 :yama 「世界は美しいはずなんだ」

P選曲 :[Alexandros] 「風になって」

【冒頭写真提供】 Pixabay

 

今回は、機電系の専攻(大学院)を修了。今年の春、メーカーに入社(開発・設計職)して、関東圏の某市に住んでいるDくんとオンライン対談しました。 ※1

前回記事まで主役のZくんとDくんは、同じ学部の友人で、Dくんは20年2月、学科OBルートの推薦応募・早期選考で、コロナ騒動に巻き込まれる前に内々定。

一方、Zくんは、コロナ禍の下、オンライン選考第1期生として紆余曲折のすえ、6月下旬にNNT(無い内定)を脱出しました。

 

●1 過去:就活時 機電系の守備範囲はやっぱり「広い」

P: 23卒・24卒向けの記事のために、Zくんと話していたら、実はZくんが就活を苦戦(1勝6敗)した原因の一つは、

  ・無意識に職種を研究開発職に絞っていた

  ・その割に、研究開発職志望としてのアピールが足りなかった

じゃないか? ということで、前回は理系の職種全般を紹介する記事を書きました。

その中でメーカーが「歓迎」する職種別の「専攻」をみていたら、やっぱり機電系の守備範囲は抜群に広いですね~。

D: そうですね。前回記事に出ていたYKK APをみると、研究は素材開発の基礎研究(材料系)窓構造(建築系)などですが、機電系は、開発/設計職種~生産技術までいろいろな仕事内容が挙がっていますね。

 

●2 現在:入社前後  メーカー技術系の募集枠は「狭い」

Z: Dくんは、推薦応募でしたが、ジョブマッチング採用ではなかったので、一般応募のZくん同様、配属先は入社するまで分かりませんでしたよね。

D: さすがに引っ越しの都合があるので、3月以前に「場所」だけは教えてもらってました。

あと、ぼくの場合はOBルートなので、話を聞いたOBと同じような仕事をすると思い込んでいましたね。

結果として、担当製品はまったく違いますが「想定の範囲内」でした。

実は入社&配属されて分かったことですがぼくの部署は周りのグループと順ぐりに新人が入るらしく、ぼくは 『あと2年間は新人のまま…』 と、遠回しに言われています。
P: つまり、「空き」がない年は、Dくんの専攻の学生は採用されにくいと?
D: ジョブマッチング採用ほどシビアではないと思いますが(後述)。

「そういえば技術面接や最終面接では、現ポジションを前提に質問されていたな~」と、今になって気が付きました…。

P: Dくんのときは、わざわざ研究室までOBがピンポイントで勧誘に来たわけですから、その「空き」を埋めようとしてた可能性がたかいですね。

ただ、●4でも触れるように、機電系の場合は、採用後に配置できる部署がとても広いので、「とにかく機電系を確保しよう」という会社もあると思います。その点は、●4 でまた。

 

 

●3 未来: 機電系23卒・24卒へのアドバイス Plam A:希望企業・職種を狙うには

・3-1 ジョブマッチング採用

P: 「なろう系」ではないですが、もし今のDくん(メーカーの中の人)が、23・24卒の就活生としてやり直すなら、また「推薦」を使いますか?

D: (苦笑)受験と就活はやり直したくないですね…。

ぼくは、大学時代の専攻に直結する仕事・職種(開発設計職)に就けてよかったと思ってます。

ぼくと同じように「仕事内容」を就活の優先軸にしたいと考える方は、機電系の場合は「ジョブマッチング採用」を活用すると、確実に希望部署へ配属されるので、まずそちらを考えては?
P: ジョブマッチングについては、日立製作所(以下、日立)が、採用HPで「そもそもジョブマッチングとは? 」から、くわしく紹介してくれてます。

 

 

ちなみに、日立は「学校推薦」でなく、一般応募でのジョブマッチング応募も受け付けていますが、これは以前の記事で触れた「トヨタ自動車」などと同様、業界トップ企業(内々定を出せば他社へ逃げない企業)だからで、2番手以下の企業では最初から推薦応募必須か、後付け推薦でしょう。

D: 日立の場合は、推薦応募:希望順に3部署まで。一般応募:希望順に2部署まで応募ができますね。

どんな募集枠(マッチング単位)があるか? は、ログインしないと分かりませんが、おそらく●2で話した「空き」がなければ、そもそもマッチング単位のリストには載らないでしょう。

P: そして、細分化されたマッチング単位では、応募人数は少ないけれどハイレベルな争いが待っています。

枠から漏れた人材(落とすには惜しい)への敗者復活戦として、日立では、セカンドチャンス(一般)、サードチャンス(推薦)を用意しているわけです。

D: 一般応募もできるといっても、おそらくリクルーター(OB)ルートで「推薦」応募する学生を、早期選考(2~3月)して、そこで埋まらなかった枠を一般応募と、セカンドチャンス組で争う(以下For NEXT)…という構図になると思います。

 

・3-2 OB(リクルーター)ルートは秋から?

P: 日立はHPに『リクルーター推薦がないとジョブマッチングに進めない』と、はっきり書いています。Dくんが入社した会社のように、先方からリクルーター(OB)が来るか? は分かりませんが、Dくんの学科OBの就職実績リストに日立は載ってます。

もし、就活生Dくんが、日立に応募したいと思ったら、遅くとも10~11月には、OB訪問をしていたと?

D: あくまで、21卒のぼくの会社の場合ですが、10~11月ころにOBが来校。

水面下でいろいろあって、2月に早期選考というスケジュールでしたので、今(12月)にリクルーターがついてないと、23卒は厳しいと思います。

24卒だったら、22年夏インターン参加を考えますね。

 

・3-3 自分からOB訪問もお勧め

P: では、この時期(12月)からの23卒は?

D: 機電系で、「推薦を使う」かつ「研究職にこだわらない」なら、変に焦る必要はないでしょう。※2

ぼくの研究室の同期6人は、あえて自由応募でがんばった1名を除いて、「推薦」で大手企業(売上高1兆円以上)に入りました。

中でも、Xくんは「推薦」応募で2社落ちましたが、5月に推薦応募した大手メーカーに採用されて、開発設計職に就きました。※3

年末年始にある程度企業研究をしてどうしても入りたい会社があれば、2月中までにOB訪問(オンライン含む)することをお勧めします。

なんといっても、中の人から内部情報(守秘義務に触れない範囲)を聞けるので、たとえば総合職一括採用の会社でも、OB自身が経験したポジションを中心に、仕事の中身や、面接時のアドバイスなどですね。

P: もし後輩が来たら、さきほどの「空き」の話は教えてあげますか? 

D: そこは、「禅問答」のように、かなりぼかした言い方をすると思います。

実際、ぼくがOBと話した内容でも、今思い出すと合点がいくことはあります。

P: 社会人になると「ほうれんそう(報連相)」は当たり前ですが、さらに「そら・あめ・かさ」が重要です。詳しくは下記 ↓

 

OBとしては、「空模様までは教えてあげるから後は自分で考えろ」ということですね。

D: それに近いです。とはいっても、後輩ですから守秘義務に触れない範囲で話はしますよ。

総合職一括採用の会社でも、OB自身が経験したポジションを中心に、仕事の中身や、面接時のアドバイスなどですね。

当然、ぼくみたいな新人よりは、10年くらい上の先輩が話しやすくかつ情報も豊富だと思います。

P: 最近は、コロナ騒動や、OB訪問アプリを使ってリクルートG社員が起こした事件があったせいで、OB訪問は学校のキャリアセンター経由か、人事一括管理(紹介)のパターンが多いので、まずそこから調べましょう。

 

 

●4 未来: 機電系23卒・24卒へのアドバイス PlanB:入ってもよい企業を考えておく 

P: ●3では、Dくんが自分の希望した職種(開発設計職)に就くために必要な準備を、アドバイスしてくれました。

しかし、機電系+推薦カードを使っても、お祈りされることはあるわけで。

D: ぼくも、身近で(研究室の同期Xくん)で目の当たりにしましたので、やはり転生したら慎重勇者並みの準備は考えたかも?

P: …少なくとも、Plan B(代替案)は考えておきましょう。

「入りたい企業・職種」ではなく、「入っても良い企業・職種」です。

たとえば、前の記事で挙げたYKKを例にすると、

 

  機械系で「解析技術職種」   商品の構造解析・流体解析・振動解析・騒音解析

  電気電子系で「電装開発・制御・画像処理システム開発職種」 商品を生産する設備(機械)の電装開発・制御システム開発・画像処理システム開発

などがあります。

YKKですと、金属・材料系のイメージが強いので、逆に、機電系で、解析や画像処理関係の専攻の方の応募は少ないのでは? と思います。

D: 画像処理の学生がまず思いつくのは、キャノンやNEC、医用画像。あとは、半導体露光とかかな? YKKの上記職種、やりがいがありそうですね。

P: さらに、機電系の奥の手といえるのが、「生産技術職」です。※4

たとえば、人気食品メーカーのミツカンの下記特設サイト ↓

 

化学系の企業はもともと、機電系座談会など、特設ページ多いですが。

 

 

そして、Univa(機電系特化型就活サイト)では、今年は、「機電系勤務地別セミナー」を各地区で実施するようです(例 関東↓)

 

 

D: 「職種」ではなく、「勤務地」(実家の近く)にこだわりたい方は、検討の余地ありですね。

ぼくは、地方から首都圏の大学へ進学、出身県にUターンするつもりはありませんでしたので、今の関東圏某市で満足しています。

P: 最後に、エンジニアに聞いた、「企業選びの軸」 就活時点と、やりなおすなら ↓

 

 

「給与」の話は、面接では聞けないと思いますが、OBだと聞きやすいでしょう。

機電系以外の、「一般応募」については、引き続きZくんに話してもらう予定です。

Dくんもまたよろしく。 ※5


 

 

※1 自転車で行ける範囲に、スタバがあるくらいの場所だそうです。

※2 大手企業の研究職ポジションは、「大東亜帝国以下」ならぬ、「準旧帝大以上」の争いになります

※3 Xくんについては、「少なくとも僕(Dくん)よりコミュニケーション能力も、成績も上」だそうです。

※4 「鎧を三つ貰おう。着る用。スぺア。そしてスペアが無くなった時のスペアだ」

しかし、 ↓ のような事件が起きると、多重バックアップは必須かも(そもそも、バックアッププログラムの改修作業中のミスで、28TB分は完全消失!?)

 

 

※5 Dくんの上京時には蔦屋書店・六本木のスタバで接待の予定。

【BGM】

D選曲 milet×Aimer×幾田りら 「おもかげ」

P選曲 サカナクション 「ワンダーランド」

写真提供 文章中間・末をのぞいてPixabay

       文章中間(紅葉)、末尾写真:筆者

 

企業研究のその前に! メーカーの技術系の職種 知っていますか?

 

①企業研究と同時に、募集職種を意識しよう

P: 今回からは、今年(21年4月)、大手メーカーに就職したZくんが、自分の就活を振り返りつつ、今度は「採る側」の目線で、理系23卒、24卒にアドバイスしたい内容を話してくれます。

Z: ぼくの場合は、就活のスタートは早かったですが、この「勝ち筋」が分からずに、6月末までNNTだったので、その反省も踏まえて。

P: あらかじめ、「勝ち筋」というキーワードをZくんに振って、整理してもらってました。

ただ、話しているうちに、Zくんは「研究開発職」にこだわって就活していました。つまり「就職」ですね。

逆に理系でも、たいていの就活生は「就社」=企業研究はしますが、「職種」についてはあまり意識してないな(かつて筆者もでした)…ということで、独立した記事にしました。

 

まずクイズ。

 ・デバイスエンジニア

 ・デザインエンジニア

 ・プロセスインテグレーションエンジニア(開発)

 ・プロセスエンジニア(開発)

 ・プロダクトエンジニア

 ・プロセスインテグレーションエンジニア(量産)

 ・プロセスエンジニア(量産)

 ・イールドマネジメントエンジニア

 ・QA/QC エンジニア

 ・データサイエンティスト

 ・テストエンジニア

この違い、答えられますか?

Z: これは、ぼくにも無理ですけど…・。

P: 外資系半導体メーカーW社の新卒採用サイト

 

に掲載されている職種一覧です。

技術職といっても、会社によってもまったく違うわけで。

Z: W社(日本法人)は、いわゆる研究職のポジションは募集がないみたいですね…。やはり、研究は本社(アメリカ)かな? 

P: 日本の理系職を概観すると ↓

 

とちらは、メーカーに限らず広く紹介されています。上のマイナビでの分類だと

  ・基礎研究

  ・応用研究/技術開発

  ・生産/製造技術

  ・機械/電子機器設計

  ・品質/生産管理/メンテナンス

  ・建築/土木設計/測量/積算

  ・施工管理

Z: 化学メーカーのプラント技術者は、生産(工場)職か? 建設職なのか? 

P: それは、プラント技術者の中で、さらに担当が細かく分かれているので、

 

 

一概にいえません。それに、プラント技術者の場合は、大きく、自社の工場担当か? プラントエンジニアリング企業ではたらくか? でも違います。

 

ちなみに、業界大手の東洋エンジニアリングは、「技術系総合職」として、職種に関係なく、一括採用しています。

 

 

 

②職種と専攻の関係

Z: ぼくの就活でも、「研究開発職」志望とはいえジョブマッチング採用ではなかったので、内定したG社でも、どこ(場所、職種)に配属されるか? は蓋を開けるまでわからない状態でした。

P: ただZくんの場合は、就活で、終始「研究開発職」志望を前面に出して苦戦(1勝6敗)した半面、それでも採ってくれたG社では、「研究開発職」配属の可能性が高かったわけで。

この点は、(3)以降で、また触れます。

 

23卒・24卒は、まだ企業研究=企業と「職種」を選べる立場なので、もう少し深堀りします。

先ほどZくんが挙げた「東洋エンジニアリング」の総合職でも、その中身をみると、

 

  プロジェクトマネジメント、基本設計(プロセス)、詳細設計(機器、配管、制御、電気、土建、建築、ユーティリティー)、建設工事管理、IT企画管理

募集対象の主な学部・学科が明記されていますが、どの専攻だと、どの職種になるか? は、ある程度予想がつくと思います。

Z: ジョブマッチングではなくても、「この職種で歓迎する専攻」をくわしく書いているメーカーはけっこう多いですよ。

P: そうですね。

YKKとYKK APの「技術系職種一覧」のリンクを」掲載しました。

同じYKKグループでも、職種や歓迎する「専攻」がまったく違うことが分かります。

 

Z: YKK APなどBtoCのメーカーは、商品開発に重点を置くと思います。

一方、BtoBメーカーは、研究も重視している印象です。

YKKは、材料の研究開発してますね。

 

 

 

さらに、住友電工の採用ページ

 

 

では、研究+事業(開発+生産技術+工場での品質管理)のくくりで、より研究重視の印象です。

P: 23卒は、この時期(11月)には、ある程度の企業研究はできていると思いますが、企業研究と並行して、その企業がどの職種(ポジション)で、自分の専攻を「歓迎」しているか? は、しっかりチェックしておきましょう。

Z: 逆に、「職種」の観点から、検討する企業の幅を拡げてみては? HPだけでも、けっこう色々わかりますよ。

P: なお、Zくんの同期で、機電系(機械・電気電子専攻)のDくんは以前、「本人が希望すれば、ほぼどんなメーカーにでも就職できる」 と言ってました(ただし、職種は限定されますが)。
推薦やジョブマッチングありの機電系(&情報系)については、Dくんと連絡をとってますので、いずれ別の記事にまとめる予定です。

 

【BGM】
D選曲 中島みゆき 「銀の龍の背に乗って」 祝・小松菜奈、菅田将暉結婚だそうです
P×Z選曲 Coldplay×BTS 「My Universe」

 

写真提供:Pixabay
 

(2) 初めての一人暮らしで買ったもの

21卒で、今年4月から首都圏某市で一人暮らしを始めたZくんに、「衣住食」でいろいろ買ったものについて聞きました。

就職の場合、地方⇒大都市圏(ただし郊外)へ引っ越しのパターンも多いと思いますので、引っ越し準備の参考に。

 

2-1) 衣

P: 今回のミーティングは、「ふだんの通勤着で」とリクエストしました。

学生時代は、ロックバンドのTシャツ(ユニクロ)とかでしたが、今は同じユニクロでも「オフィスカジュアル」でまとめてますね。

Z:  確かに下着やボトムスは、ユニクロや無印良品ですが、今日のトップスは、ADAM ET ROPÉ HOMMEです。上着は、BEAMSやユナイテッド・アローズJournal Standard Mensでも買ってます。 ※1

職場内では、エンジニアなので会社支給のジャケット。洗濯は、週末持ち帰って、自分でします。

P: 入社式以外で、スーツは着ました? 

Z: 今までは、取引先へのあいさつもオンラインでしたから、ほかは集合研修のときと、配属先の初日くらいかな?  ※1.5

22卒の方は、就活の時にきちんとしたスーツを買ってれば、たとえリアル入社式でも、大丈夫です。エンジニア職に配属の可能性が高いなら、スーツやネクタイを慌てて買い足す必要はありません。

P: 靴も、スポーツ・ブランドの白いスニーカーですね。

Z: 会社(拠点)の構内に入ってからも、職場の建物まで徒歩7,8分。社員食堂までも同じくらいです。学部同期が配属された某メーカーの拠点は、工場併設で「ディズニーランドと同じ広さ」らしいです。ぼくも毎日、けっこう歩いてますね。

通勤バッグは、アウトドアブランドのリュック(黒)を、2種類(やや大きめ、やや小さめ 各1万円前後)買いました。ぼくは、どちらも21年正月のネット「初売り」セールで買いましたが、片方は、ユニクロや無印のデイパックでも良いと思います。

 

※作業着もおしゃれなデザイン増えてますね~。写真はM社の新卒募集サイトから

 

2-2) 住 

P:  ワンルームタイプの賃貸暮らしはどうですか? ご実家と比べると、かなり手狭だと思いますが。

Z: 配属先が、希望どおり首都圏のいわゆる「郊外」で、利便性は高い代わりに、家賃もそれなりです。手取り給与が約20万として、家賃は5万円以内を目安に部屋を探しました。※2

P: 同じ広さでも、築年数や駅から徒歩何分か? で、値段は変わりますよね。

Z:  大学生のように、職場のすぐ近くに住むことも考えましたが、ぼくの場合は、

  ① 職場の最寄り駅付近には、よさそうなスーパーや飲食店がなかった

  ② 通勤定期代は会社負担なので、できるだけ実家(地域は違いますが首都圏)寄りをねらった

  ③ 高低差のある地域は、駅から10分を超えると、家賃が下がる

などの理由で、今の場所(ドアツードアで通勤時間35分プラス構内移動時間)に決めました。

P: 補足すると、

①は、2-3)食にも直結します。「お惣菜コーナーや冷凍食品の充実したスーパー」が、近所か、通勤路の途中にあるか? は独身の場合とても大事です。

②は、Zくんの場合、実家と職場が片道2時間なので、通勤はできませんが週末に帰りやすいように、実家寄りで乗り換えもしやすい場所で探したそうです。

③は、地方から上京する方は、ピンとこないかもしれませんが、東京の郊外や神奈川県などには、山を削って住宅地にした場所が多く、駅から坂道続きまたは、途中に急な階段があるなどのケースが珍しくありません。

高齢者は敬遠するので、逆に、坂道OKで賃貸を探すと、割安な物件が見つかるかも?

Z: ぼくの住んでるところも③の理由で割安なんですが、やっぱり「狭い!!」

P: ただ、Zくんの場合は、「夏物衣類」を実家に戻すとか、逆に消耗品(トイレットペーパー、ティッシュ、食品類)を、都度持ち帰ったりしてるそうで。

Z: やっぱりワンルームだと、収納スペースが少ないですからね。あと、細長い間取りなので、寝具(すのこベッド:ニトリ)を置くと、実家から運んだ折り畳み小机、カラーボックス・書類ケースなどの簡単な収納しかおけません。 ※2.5

P: 地方→都市部へ移住の場合は、まず住む部屋を決めてから、大きさに合った家具(なるべく折り畳み推奨。引っ越しのときに楽です)を選んだり、運びましょう。

あと、東京近辺だと、テーブルの代わりに分解できる「こたつ」を買うと便利です。夏はヒーターを外して使用。冬は、エアコンと、併用で、けっこう冬を越せます。

なお、賃貸の部屋に備え付けのエアコンは型式が新しいか? チェックしましょう。古い製品だと電気代が高くなって、多少の家賃差では、かえってマイナスになるかも?

Z: 首都圏では借りる部屋によって、利用できる有線ネット回線が限定されているパターンが多いので、ネット回線利用料もチェックしておきましょう。

P: あと、いま西日本にお住いの方に注意してほしいのは、東日本の賃貸では「敷金、礼金」、更新料がかかる点です。部屋を探すときは、この金額もチェックしましょう。筆者が部屋を探したときは、だいたい、敷金が家賃2か月分、礼金1か月分、更新料が2年ごとに1か月分くらいでしたね。

Z: 単身者用で、敷金、礼金ゼロの物件もありましたが、メリットとデメリットを理解して判断してください。…ぼくは、契約更新(2年後)のタイミングで、もう少し広い部屋に引っ越すつもfりです。

 

2-3) 食

P: 自炊はできてますか?

Z: 半自炊という感じですね。朝食は、最初はパンでしたが、お昼までにおなかが空くので、ごはん(パックライス)とスープに変えました。

夕食は、フライパンですぐ調理できる半調理肉や魚と、生野菜(グリーンリーフ、トマト)、あとお惣菜や、パック食品(肉じゃが、ハンバーグ)、冷凍食品を買う時もあります。Pさんのアドバイスどおり、帰り道の途中にスーパーがあると便利ですね。

P: 筆者は、今は自宅で仕事をする時間が増えたので、食品通販(Oisix,Nosh)なども利用してます。

ワンルームタイプだと、キッチンスペースも狭いでしょうから、調理器具もあまりおけませんよね。

Z: そうなんです。大部分は、実家で余っていた道具や食器を持ってきましたが、お玉やまな板は、100円ショップ、鍋とフライパンは、IH対応の小型の品を近くのスーパーで買いました。

自炊がしっかりできる人は、多少家賃が高くなっても、1K(キッチンと部屋が別)の方が、生活費は安くなると思います。

 

 

2-4) 電化製品  

P:  大きな出費は、家電製品でしょうね。

 ①テレビ →買わない ※実家から大画面ゲームPC(ノートタイプ)

 ②洗濯機 →買わない ※すぐ近くにコインランドリー

 ③冷蔵庫 後述

 ④炊飯器 →買わない ※パックライスか、夕食も○○丼のお惣菜など

 ⑤トースター →実家で買い替えるというのでおさがり ※パン焼きより、アルミ箔を敷いて、おかずあたために活用 

 ⑥電子レンジ →後述

 ⑦ロボット掃除機 →後述

 ⑧空気清浄器 →後述

Z: そのほかに、電気ケトルやシェーバー、ドライヤーなども、実家からもってきました。

P: 購入機種で迷ったのは、③の冷蔵庫ですよね。

Z: Pさんや、友人のDくんに相談して、

 ・静音タイプ (部屋が狭いので重要)

 ・2ドア(冷凍室はけっこう使う)

 ・メーカー品 ※3

までは、すぐ決めました.

あとは容積(120~160ℓ)で多少迷いましたが、スリムで静音性能が良かった、三菱製品(ネットで型落ち品を購入。時価ですが3万円強でした)。

一応、買う前に、近くの大型家電店で比較もしています。

⑥の電子レンジは、冷蔵庫の下見に行ったときに、お店で展示品(東芝、単機能=あたためのみ フラットタイプ)を1万円くらいで買いました。

P: 実家は、オーブン機能付きの電子レンジですが、オーブン機能を使ってるのを見たことないですからね。

⑦のロボット掃除機は、ワンルームに必要? と思いましたが、実際どうですか?

Z: ぼくが買ったのは、かのルンバではなく、Anker社のEufyを、ネット通販価格2万円くらいで買いました。ワンルームで敷物などもありませんから、出勤中に掃除してもらえて、ぼくは満足しています。

P: 筆者は、ダイソンのハンディー掃除機を数年前に買ったので使ってますが ※4 、次に買うときは、ロボット掃除機にするかも? 

⑧の空気清浄機は、Zくんが花粉症のため、真っ先に買ったとか。

Z: シャープのFU-NC01ですね。ぼくには必需品ですので、3月に実家近くの家電量販店で買って、引っ越し荷物に入れました。ネットの写真だと、サイズがわかりにくいですが、1リットルの飲料ボトルを置くくらいのイメージです。

部屋が狭いので、来年の花粉症シーズンも、これで大丈夫だと思います。

 

P: 次回(3)では、大手メーカー志望の理系23卒向けに、就活のアドバイスをお届けの予定です。Zくん、引き続きよろしく。

 

 

※1 自宅や実家の最寄りのアウトレットモールで購入。なお、靴下は無印良品の足なり直角靴下:黒をまとめ買い。これは、筆者がアドバイスしました。なぜか靴下って片方が行方不明になりますよね。

※1.5 どうせ、初日はスーツなので、出勤途中の先輩社員の服装をじっくり観察してから、通勤着を買い足しましょう。

※2 大手メーカーの大学院修士卒の給与(額面)は大体25万前後賞与(ボーナス)は、初年度の夏は寸志、冬ボーナスから支給というパターンが多いようです。ボーナスの額は、会社、事業部の業績で違ってきます。

※2.5  寝具は実家から運びましたが、薄い羽毛布団を2枚を新規購入。夏場はコンパクトにたためるので、ワンルームにおすすめだそうです。

※3 Zくんは、大学入学後、通学用に激安自転車を購入して、半年で故障が続くため、B社製に替えました。以降の5.5年、パンク以外の故障もほとんどなく、今は賃貸メゾンにも持ってきて休日の買い物に活用しているとか。この「激安自転車ショック」が、ものづくりメーカーへの就職を考えるきっかけになり、また、耐久消費財は「大手メーカー品」を選ぶ理由でもあるそうで。

※4 吸引力は◎。時々の、クリアビン掃除 ×。紙パックを買う手間なし ◎

【BGM】

Z選曲 SPYAIR 「イマジネーション」
P選曲 黒夢 「BEAMS」

【写真】

写真提供元:Pixabay

中間写真(2-1)  M社新卒採用ページより

最終写真撮影:筆者