近々発表したいと思っている「スポーツ映画BEST100」の第3弾
「Top 100 Sports Movies Of All-Time - With Box Office Results/Grosses.」
で第73位にランクされていた作品。
スタッド・ポーカーというカードゲーム賭博がテーマの映画なのですが・・・
以前にも書きましたがアメリカでは「スポーツ」というと「娯楽」という意味で解釈されているようで、日本での「スポーツ」という解釈とはちょっと違ってますね。
運動競技だと「Athletic」という表現を使うようです。
過去にもスポーツ映画のランキングで
「カードゲーム」ではマットデイモン主演の「ラウンダーズ」とか
「ビリヤード」ではポール・ニューマン主演の「ハスラー」「ハスラー2」とか・・・
「チェス」をテーマにした「ボビー・フィッシャーを探して」という作品もありました。
アメリカ人って本当に賭け事が好きな人種だと思うのですが・・・この作品では、ギャンブルの醍醐味である「かけひき」の凄まじい集中力と緊張感を味わうことができます。
競馬やボクシングのように、他人が行う競技の結果を予測して賭けるのと異なり、本人自身が自分で行うゲームに賭けるのですから、より知的でよりスリルがあるのは当然なのでしょうが、その緊迫感が画面からも伝わってきます。
オイラみたいにギャンブルに縁のない(というか弱いから全くやらない・・・汗)の人種でも楽しめましたし、パニック映画やアクション映画にはないスリルを味わうことができる一作です。
先日紹介した「栄光のル・マン」と並び、スティーブ・マックイーン主演の名作という評価も高い作品です。
- ワーナー・ホーム・ビデオ
| ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
| 映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
シンシナティ・キッドは、ミシシッピ川流域の都市では「スタッド・ポーカー」では向かうところ敵無しという、若くて才能のある勝負師。
キッドの夢は30年間も名人位を守り続けている男ハワードと勝負し、自分が全米No.1の名人位につくこと。
ようやくそのチャンスが訪れたが、名人ハワードにコテンパンに負けた男がディーラーを買収し、キッドを勝たせるよう八百長を仕組むのだが、真剣勝負で名人に勝ちたいキッドは・・・
【ペップトークの見所】
カードゲームとしてのポーカーは何度かやったことがありますが、配られるカードの良し悪しで勝負が決まる、運に集される要因が高いゲームだと思っていたら・・・
ギャンブルとしてのポーカーは完全に心理戦なんですね。
頭脳戦という意味では麻雀も頭を使いますが、ポーカーって、こんな緊迫したゲームを長時間続けて徹夜したりするんですから、凄い精神力が必要なんでしょうね。
集中力・精神的スタミナと明晰な頭脳の両方が必要なゲームだというのが肌で感じられました。
オイラにゃ向いてないな(爆)。
そんなことはさておき、ペップトークです。
スポーツのようにコーチとかトレーナーがそばにいて戦うわけではなく、一人で勝負に挑むので、ゲーム前に誰かがペップトークするってシーンはないのですが・・・
八百長を持ちかけられ不安になっているディーラーに対し、状況を察した奥さんが彼を励まします。
Chapter:14 0:54’58”~
オマケについているメイキングのフィルムの中で、ディーラーのカードさばきのテクニックの一部が披露されているのですが・・・
これ観たら、ラスベガスでカードゲームをやる気にはなれませんね。
絶対に素人が勝てるはずないもん・・・
こんなテクニック使われたら・・・
▼お世話になっている▼ ▼▼▼税理士さんが書いた本▼▼▼ |
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妻も子供も上司も部下も・・・
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