この時間は、岐阜県の駅をぐるりします。
本日の駅は、高山本線、坂祝駅です。
写真は,平成10〜20年代撮影のものが多くあります。現在の状況とは変わっていることがありますので、参考にする際はご注意ください。
また、当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。
では,最後までごゆっくり!
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本日は木造駅舎が残る坂祝駅をぐるりします。
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難読駅名と言われる坂祝(さかほぎ)駅、ただ「祝う」という文字には「祝事(ほぎこと)」という言葉もあるので、全くの当て字ではないようです。
縁起の良さそうな名前ですが、一説には「ほぎ」という言葉は、元々の漢字は「歩危」で歩くのに危ない場所、つまり「要注意坂道!」的な意味もあるらしく、それを縁起の良い漢字に差し替えたのだという説もあります。
駅を訪問していると駅名だったり地名の由来についても調べたくなります。
駅舎全景です。
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典型的な木造駅舎、左側の出っ張りは宿直室だったのでしょうか?
駅前です。
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日本ラインのある木曽川の急流域に駅があるためか、駅周辺には山が多くなっています。
ん?クルマのまち???
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かつては、ここで三菱自動車の関連会社の本社があったことから、このような呼ばれていたらしいです。
では駅舎に入ってみましょう。
坂祝駅は平成16年から無人駅となっています。
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改札部分にはTOICAの簡易リーダーが入場と出場別に設置されています。
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開業100周年を迎えるそうです。
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財産標を見たところ開業当初の駅舎であることが分かりました。
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大切に使われていたんですねえ、木造建築でかつ公共用物として不特定多数に人が利用しているにも関わらず、100年以上もこの地に存在しているのがすごいと思います。
では構内に入ってみます。
相対式の2面2線の構内があります。
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相互のホームは跨線橋で結ばれています。
奥が高山・富山方面です。
こちらは岐阜方面。
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セメント工場があって、平成19年まではここから三岐鉄道の東藤原駅との間でセメント輸送列車が運行していたようです。
当時は、このセメント工場とつながる広い構内があったのではないかと思います。
駅舎脇にも貨物施設の痕跡が残っています。
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駅名標です。
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JR東海の駅名標のフォントはひらがなの美しさをよく表現していて大好きです。
駅名標は木造駅舎の外壁にもあります。
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では、次の駅に参りましょう。
(令和3年10月訪問)
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