高架駅も良いけど旧駅舎が良かったなあ 両毛線・伊勢崎駅 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

今日は、伊勢崎駅です。
とても立派な高架駅舎があります。 

この高架駅舎は平成25年に完成しました。
伊勢崎駅は、JRだけでなく東武鉄道も乗り入れていますが、JRのほうが一足早く平成22年から高架部分を使用しています。
 
駅舎に入ってみましょう。
駅内には、JR東日本系のコンビニNewDaysがあります。 
 
みどりの窓口です。
出札窓口との兼用タイプで、ウォークインではありません。
 
 
改札です。 
自動改札機はIC専用改札機もあります。
撮影したときには見落としていたのですが、何気にオレンジ色の乗車駅証明書発行機があるのは、ローカル線ぽさを感じます。
 
では、ホームに上がってみましょう。
バックに写っているのは東武の車両です。
 
 
構内は変則2面3線です。
中央の線路は左右どちらのホームにも乗降ができるようになっています。
ただし、当駅折り返しのわずかな列車に使用されているだけのようです。
 
では、東武の駅部分もご紹介しましょう。
東武鉄道とJRは同一駅舎内ですが出改札やホームなどの業務部門は完全に分離されています。 
 
東武の構内です。
島式の1面2線です。
 
東武鉄道の駅名標です。
浅草から続き東武伊勢崎線の終着駅です。
 
伊勢崎線は半蔵門線や東急田園都市線との相互乗り入れ、館林での運行形態の分離などもあって、起点と終点の浅草・伊勢崎が寂しくなった感があります。
 
ただ、伊勢崎駅自体の利用客は年々増加しており、いまだにJRの伊勢崎駅より利用者は多くなっています。
 
これは、伊勢崎駅が市街地中心部ではなく市街地の端にあること、他の地方都市と同様に、市街地中心部の空洞化が顕著で、周辺地域に人の流れが移っていることが原因ではないかと思います。
 
それを裏付けるように、市街地中心部に最も近い、東武新伊勢崎駅の利用者は年々減少傾向にあります。
 
ちょうど伊勢崎線の列車がやってきました。 
車両はワンマン対応化された850型でしょうか。
運行は、ほとんどが館林・太田行きのローカル列車のみ。1日1往復だけ特急「りょうもう」が運行しています。
 
JRも、両毛線内のローカル列車のみの運行になっていて、駅舎の立派さのわりには寂しい現場となっています。
 
ここからは、そんな伊勢崎駅が今から15年ほど前は、どんな駅だったかをご紹介します。
 
旧駅舎です。
北関東らしい、方形構造を含んだ風格のある木造駅舎がありました。
 
美しい!今思うと、このとき訪問しておいてほんとに良かったと思います。
 
立派な高架駅舎も明るく便利で良いですが、私は、風格のある木造駅舎の方が好きです。
 
 
当時の駅前です。
 
 
 
駅舎に入ってみましょう。
駅の天井は高く、涼しそうな建物でした。 
業務は東武鉄道も含めてJR東日本側が一括して行っていました。
 
駅舎のどこにも「東武」の文字がなく、JR単独駅舎のような雰囲気になっていました。
 
改札です。
へ〜、JR東日本の自動改札機ってこんなかんじだったっけと思うくらい、今のグリーンの自動改札機とはデザインが異なります。
東武の切符もこちらの自動改札機を通し、交通系ICカードで東武鉄道を利用する場合は、この改札でタッチした後、東武線のホームで再度PASMOのリーダーにタッチする必要がありました。
 
改札上部の時刻表は、右が東武・左がJRです。
東武の時刻表は、現在の多くの鉄道会社が使っている時単位で区切られ横に分時刻が表記されているものだったのに対して、JRの時刻表は発車時刻順に上から一列に記載するタイプでした。
このあたり、まだまだ国鉄当時の面影を残す駅だったことが分かります。
 
改札から構内に入ってみましょう。 
ホーム構成は現在と同じだったようです。 
ホーム間の移動は跨線橋でした。
跨線橋をよく見ると駅舎の反対側にも出ることができたようで、そちらにも改札があったのでしょうか?
 
東武鉄道に乗車する際は、撮影している駅舎側のホームを奥に進むと平行移動で東武のホームに行けました。
 
交通系ICカードが登場する前は、カードリーダーにタッチする必要もなく、JRも東武も同じ要領で列車に乗車することができました。
 
奥に進んで東武のホームです。
当時は特急列車以外でも浅草までの直通列車が設定されていました。
 
頭端式の1面2線の島式ホームになっていました。
左端のレールはJRのレールで、境界線があるという感じではなく、いつでも繋げますよという感じになっていました。
 
当時の伊勢崎駅を利用されていた方には懐かしい写真ではなかったでしょうか。
 
では、また次回をお楽しみに。
(平成30年8月撮影)
 
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