多次元のわたしと再会する!①

多次元のわたしと再会する!② 負けは死を意味します!

多次元のわたしと再会する!③ こんな家大嫌い

多次元のわたしと再会する!④ 大嫌いは、大好きに反転できる!

多次元のわたしと再会する!⑤ 3次元的ホームと内なるホーム

多次元のわたしと再会する!⑥ 部活を思い出したわw

多次元のわたしと再会する!⑦ 時系列の地層に変動がw

多次元のわたしと再会する!⑧ またしても事件がw

多次元のわたしと再会する!⑨ ちゃんぱよは観た!これ、あたしじゃね?

多次元のわたしと再会する!⑩ トラウマティック・エリアを詣でる

 

前記事をリブログしています↑

 

☆☆☆☆☆

 

いちばん辛かった時期

ぱよちゃんの思考が、その辛い現実を創っているんだよ」 と

アドバイスしてくれた人達を、こっそり脳内でなじっていた。


心配や、気遣い、思いやりの言葉や、

ヒーリングをしてくれる人達もいたけど、

ありがとうと口にしながら、本音では思っていたの。

 

2階から目薬とはこのことね。

真っ暗で恐ろしい地下迷路からあたしを救出してくれるひとなんて

どこにも、ひとりも存在しない。

他人にあたしの気持ちはわからない と。

 

でも… 今だから思える。

それって当たり前のことじゃない?

 

そんな深くて暗い場所に降りていけるのは

きっと、おそらく じぶんだけなのだ。

 

他人にわかってもらうことより

じぶんをわかってやる方が先だった。

 

だけど、あの時はしんどくて、何もかもが嫌すぎて

全部放り出して 全速力で逃げた。

 

地下のじぶんは置き去りのまま、まる4年。

今では傷はすっかり回復したと思ってる。

何事もなかった顔で生きている。

 

は―― そりゃ、拗らすよ。

恨みつらみも言いたくなるわ…

 

西鎌倉に降り立って、歩き始めても

 

過去のじぶんはあのときの座標にうずくまり

いまだ、泣き止む気配がない。

 

「ごめんね。」 と、声をかけた。

 

ずいぶん待たせたよね。

放っといて、ごめんね。

 

でも、迎えに来たよ。

 

一緒に帰ろう?

怒っても、泣いても、恨んでもいいから。

 

一緒にうちに帰ろう?

 

言い終わるが早いか、

なにか、カタマリがドーンと

勢いよく飛びついてきた。

まるで待ちかねていたかのよう…

 

それは激しく嗚咽していて

こちらの息も苦しくなる。

 

そこはちょうど、龍口明神社の鳥居の前。

鳥居をくぐると同時に、すべて腑に落ちたの。

 

これは わたしの、愛しいカタマリ。

しっかり抱きとめる。

 

しがみついてくるカタマリ(わたし自身)を

落とさないよう抱き抱えながら、境内を進む。

 

手水舎でからだを清めたら

2014年当時も大好きで、足繁く通った拝殿へ。

あの頃、つらくて、どうにもならない愚痴をはきながら

神さまに救いを求めていた場所です。

 

※ ぱよ注:

お願い通り越して愚痴って びっくり

神社でするのはお礼参りか、ご挨拶のみ!

とか、どの口が…

 

↑大好きな拝殿

 

ひさしぶりに神さまの前に立ち、深々と頭を下げます。

そして、こんな風に話しかけました。

 

お久しぶりです。

平井摩利です。

ただ今、戻りました。

 

4年前、ここに置き去りにしたわたしを

ずっと、大切に預かっていてくださったんですね。

 

非礼な振る舞いの数々、

こころから、お詫びを申しあげます。

そして、どうもありがとうございます。

わたしは、わたしを連れて帰りますね。

ほんとうに長い間、お世話になりました。

 

こちらの神社のご祭神は

玉依姫(たまよりひめ)

五頭龍大神(ごずりゅうのおおかみ)

ふた柱 とされています。

(江ノ島の江島神社 と 対になっているのです)

 

玉依姫さまは、豊玉姫さまの妹神で

※豊玉姫さまは竜宮城の乙姫さまのモデルとなった女神

姉神、豊玉姫さまがお産みになった子、

鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)を

姉の代わりに預かり、養母として育てたとされています。

 

そんな玉依姫さまだからこそ

置き去りにしたわたし自身を、見捨てることなく

大切にお預かりくださったのでしょうか。

 

この日の早朝4:00

はやう、おいで…

と、お招びくださったのはやはり

こちらの神さまだったのか、それとも

深層からの声だったのか…わかりませんが

 

ほんとうに、感謝しかありません。

 

涙がとめどなく流れてメイクもはげましたが

サングラスしていてよかった――というのは、

こういうわけなのでした。

 

この後、いろいろとお話しながら

見上げた空には、しっかりと龍の顔が!

 

 

わたしがわたしを迎えに行ったこの日のことは、

生涯忘れないと思います。

 

次記事:そして、多次元ちゃんぱよ祭りへと を読む