映画批評「トランスポーター3」
トランスポーター3 アンリミテッド [DVD]/フランソワ・ベルレアン,ナターリア・ルダコワ,ロバート・ネッパー

¥2,940
得点50点(う~ん~)
2008年(フランス)
監督 オリヴィエ・メガトン
製作 リュック・ベッソン
脚本 リュック・ベッソン
出演者 ジェイソン・ステイサム
ロバート・ネッパー
こんな映画
マッチョハゲこと、ジェイソン・ステイサム主演で、「レオン」のリュック・ベッソン脚本による、凄腕の運び屋が起こす騒動を描いたアクション作の第三弾。
一言で言うと。
目がちらつく。
ストーリー
ある日の夜、主人公フランク・マーティンの家に1台の車が突っ込む。 車に乗っていたのは、フランクが仕事を紹介した運び屋仲間で、瀕死の重傷を負っていた。 フランクは救急車を呼び、その男を介抱しようとしていると、その男は失神しかけながらも 「救急車は呼ばないでくれ」と言うが、まもなく救急車が到着し、彼を載せて走り去ろうとしていた。 フランクは、車に同乗していた女性に気づき、その女性との会話で、彼の腕には、車から20m離れると爆発する腕輪が つけられている事を知り、救急車を止めようと後を追うが、その瞬間、救急車が爆発炎上する。 車に残っている女性のところへ戻り、フランクが色々尋ねようとしたその刹那、フランクは背後から襲われ、意識を失ってしまう。 その後、見知らぬ場所で目覚めた彼の腕には、例の腕輪がつけられていた…。 そこへ、クライアントが現れ、フランクは否応なく仕事を引き受けさせられてしまう。 こうして、彼は、またしても大きな事件に巻き込まれてしまうのであった。
(ウィキペディアより抜粋)すいません今回はめんどくさかった。
評論(ネタバレ注意)
「タクシー」など、車を絡ませた映画には定評のある。リュック・ベッソン原作による本作は、車好きが見るだけでもなかなか面白い映画である。ちなみに主人公がのるのはアウディ。一作目はBMWだった。
それと、マッチョハゲことジェイソン・ステイサムのアクションを観るのもよい。
一作目の最初の部分のノリが好きだったのだがね。あのノリは戻ってこないもんかな。
残念なのは、カット割りがとても特徴的なのだが、逆にこのカット割のおかげで安っぽい感じがするのが否めない。
せっかくすごいスタントをしているのに、変なカット割りのせいでうそっぽく見える。
たぶん、洒落っ気だしてやったんだと思うけど、これがかなり小生にとってはマイナス点。
あとは、ヒロインとのやり取りなんだが、いまいち二人の距離が縮まる感じがあまい。
あまり力をいれてないんだろなっと思ってしまう。
なので、ひジョーに中途半端感が否めないのだ。
ちょいと作り手の自己満感も漂ってくる。残念だけど評価を下げざるを得ない。
ちなみに、ヒロインの首にタトゥーが彫ってあるのだが、実は日本語
「安」
と書いてある。それを見る度に安い女だなと思ってしまう(笑)
最後に広告用トレイラーをどうぞ。

¥2,940
得点50点(う~ん~)
2008年(フランス)
監督 オリヴィエ・メガトン
製作 リュック・ベッソン
脚本 リュック・ベッソン
出演者 ジェイソン・ステイサム
ロバート・ネッパー
こんな映画
マッチョハゲこと、ジェイソン・ステイサム主演で、「レオン」のリュック・ベッソン脚本による、凄腕の運び屋が起こす騒動を描いたアクション作の第三弾。
一言で言うと。
目がちらつく。
ストーリー
ある日の夜、主人公フランク・マーティンの家に1台の車が突っ込む。 車に乗っていたのは、フランクが仕事を紹介した運び屋仲間で、瀕死の重傷を負っていた。 フランクは救急車を呼び、その男を介抱しようとしていると、その男は失神しかけながらも 「救急車は呼ばないでくれ」と言うが、まもなく救急車が到着し、彼を載せて走り去ろうとしていた。 フランクは、車に同乗していた女性に気づき、その女性との会話で、彼の腕には、車から20m離れると爆発する腕輪が つけられている事を知り、救急車を止めようと後を追うが、その瞬間、救急車が爆発炎上する。 車に残っている女性のところへ戻り、フランクが色々尋ねようとしたその刹那、フランクは背後から襲われ、意識を失ってしまう。 その後、見知らぬ場所で目覚めた彼の腕には、例の腕輪がつけられていた…。 そこへ、クライアントが現れ、フランクは否応なく仕事を引き受けさせられてしまう。 こうして、彼は、またしても大きな事件に巻き込まれてしまうのであった。
(ウィキペディアより抜粋)すいません今回はめんどくさかった。
評論(ネタバレ注意)
「タクシー」など、車を絡ませた映画には定評のある。リュック・ベッソン原作による本作は、車好きが見るだけでもなかなか面白い映画である。ちなみに主人公がのるのはアウディ。一作目はBMWだった。
それと、マッチョハゲことジェイソン・ステイサムのアクションを観るのもよい。
一作目の最初の部分のノリが好きだったのだがね。あのノリは戻ってこないもんかな。
残念なのは、カット割りがとても特徴的なのだが、逆にこのカット割のおかげで安っぽい感じがするのが否めない。
せっかくすごいスタントをしているのに、変なカット割りのせいでうそっぽく見える。
たぶん、洒落っ気だしてやったんだと思うけど、これがかなり小生にとってはマイナス点。
あとは、ヒロインとのやり取りなんだが、いまいち二人の距離が縮まる感じがあまい。
あまり力をいれてないんだろなっと思ってしまう。
なので、ひジョーに中途半端感が否めないのだ。
ちょいと作り手の自己満感も漂ってくる。残念だけど評価を下げざるを得ない。
ちなみに、ヒロインの首にタトゥーが彫ってあるのだが、実は日本語
「安」
と書いてある。それを見る度に安い女だなと思ってしまう(笑)
最後に広告用トレイラーをどうぞ。
映画批評「グラントリノ」
。グラン・トリノ [DVD]/クリント・イーストウッド,ビー・バン,アーニー・ハー

¥3,980
Amazon.co.jp
得点80点(良い)
2008年(米)
監督 クリント・イーストウッド
主演クリント・イーストウッド
ビー・ヴァン
アーニー・ハー
(2010年1月7日DVDにて鑑賞)
こんな映画
クリント・イーストウッド監督主演による、ガンコ親父とアジア系移民家族との交流を描い感動作。
一言で言えば
やっぱり荒野のガンマンだよね。
ストーリー
朝鮮戦争の帰還兵でその後は、車の整備をそほぼそとやっていたクリントン扮する主人公。
妻にも先立たれ、息子夫婦には煙たがれ、少々捻くれ気味になっていてヤケになっていたところ、ひょんなことにより、隣に家に住むアジア系の移民家族と交流を持つようになり、その家族の末っ子の青年と、心を交わすことになるが、町のチンピラに乱暴されてしまう・・・・・。
評論(ネタバレ注意)
クリント・イーストウッドは、この作品を最後に主演を引退する意向を発表している。
そのため、集大成ともいえるすばらしい枯れ具合の演技を、披露してくれる。
グラントリノ(車のことだよ)は、あくまでこの枯れ老人と青年の家族を、結びつけるアイテムであり最後にも重要なアイテムとなっていく。
前半パートは、アジア系家族との出会い。
後半パートは、青年との交流
が、メインに描かれる。
でも、以前にも取り上げたことであるが、米の映画に多いのが異文化とのカルチャーギャップを描くことが多いし、けっこう受けが良いことが多い。
この映画も例外ではなく、アジア系移民(詳細に言うとベトナムの山岳部に住む部族)の家族との交流を描き。映画の根幹にあるのは、結局はこの人種差別が根幹にあって最後の悲劇の遠因となっている。
イーストウッドの映画は、はずれがないと言われている。
たしかにその通りだと思う。どの作品もそつなくこなす。
ただ、この家族との交流してく過程はいいのだが、いきなり自分で。
「まさか、こんなやつらの生き方に共感するなんて・・。」
なんて唐突に台詞があって、徐々に心を開いていくのだけど、何に共感したんだよ?と突っ込みたくなる。ちょっとこの辺が急ぎすぎたかな?
総じて、とてもよい映画です。
小生は、ながらで鑑賞してたので、涙がほろりなんてありませんでしたら、じっくりと観てたらあぶなかったでしょうね。

¥3,980
Amazon.co.jp
得点80点(良い)
2008年(米)
監督 クリント・イーストウッド
主演クリント・イーストウッド
ビー・ヴァン
アーニー・ハー
(2010年1月7日DVDにて鑑賞)
こんな映画
クリント・イーストウッド監督主演による、ガンコ親父とアジア系移民家族との交流を描い感動作。
一言で言えば
やっぱり荒野のガンマンだよね。
ストーリー
朝鮮戦争の帰還兵でその後は、車の整備をそほぼそとやっていたクリントン扮する主人公。
妻にも先立たれ、息子夫婦には煙たがれ、少々捻くれ気味になっていてヤケになっていたところ、ひょんなことにより、隣に家に住むアジア系の移民家族と交流を持つようになり、その家族の末っ子の青年と、心を交わすことになるが、町のチンピラに乱暴されてしまう・・・・・。
評論(ネタバレ注意)
クリント・イーストウッドは、この作品を最後に主演を引退する意向を発表している。
そのため、集大成ともいえるすばらしい枯れ具合の演技を、披露してくれる。
グラントリノ(車のことだよ)は、あくまでこの枯れ老人と青年の家族を、結びつけるアイテムであり最後にも重要なアイテムとなっていく。
前半パートは、アジア系家族との出会い。
後半パートは、青年との交流
が、メインに描かれる。
でも、以前にも取り上げたことであるが、米の映画に多いのが異文化とのカルチャーギャップを描くことが多いし、けっこう受けが良いことが多い。
この映画も例外ではなく、アジア系移民(詳細に言うとベトナムの山岳部に住む部族)の家族との交流を描き。映画の根幹にあるのは、結局はこの人種差別が根幹にあって最後の悲劇の遠因となっている。
イーストウッドの映画は、はずれがないと言われている。
たしかにその通りだと思う。どの作品もそつなくこなす。
ただ、この家族との交流してく過程はいいのだが、いきなり自分で。
「まさか、こんなやつらの生き方に共感するなんて・・。」
なんて唐突に台詞があって、徐々に心を開いていくのだけど、何に共感したんだよ?と突っ込みたくなる。ちょっとこの辺が急ぎすぎたかな?
総じて、とてもよい映画です。
小生は、ながらで鑑賞してたので、涙がほろりなんてありませんでしたら、じっくりと観てたらあぶなかったでしょうね。

映画批評「ミルク」
ミルク [DVD]/ショーン・ペン

得点80点(Good)
2008年(米)
監督 ガス・ヴァン・サント
出演者 ショーン・ペン
エミール・ハーシュ
ジョシュ・ブローリン 他
(2010年1月7日DVDにて鑑賞)
こんな映画
2008年度米アカデミー賞、主演男優賞と脚本賞を受賞。自らゲイであることを公表した活動家ハーヴィー・ミルクの生涯を描いた伝記映画。
一言で言うと
市民権を得るためのゲイたちの闘争。
ストーリー
1978年、ハーヴィー・ミルクは、同議員のダン・ホワイトによって殺害されてしまう。
ショーン・ペン扮するハーヴィー・ミルクは、同性愛者に対しての迫害を受けてきて、真の平等を得るために選挙に出馬する。幾度かの選挙後に負けはしたが、遂には念願の議員となり、同性愛者でも差別されない社会を目指そうとするが・・・・。
評論(ネタバレ注意)
実際の活動家ハーヴィー・ミルクの、選挙戦出馬から殺害されるまでをショーン・ペンの迫真の演技であくまでリアルに描いた本作は、アカデミー賞受賞に相応しい作品であると思う。
前半パートは選挙戦
後半パートは市議になってから。
が描かれる。
それと選挙活動以外に目を惹くのが、ミルクの悲恋の模様が全編を通して描かれる。
観ていて、実はこっちが本当に描きたい部分ではないかな?と思ったりもする。
ミルクの最初の彼は、選挙戦を推し進めるが故の代償として離れていってしまう。それをどこか忘れることの出来ないミルクは苦悩する。選挙戦の裏でミルク自身が求めていた物は、彼っだのかもしれない。
小生は同性愛者ではないが、たしかに男に言い寄られるのは、小生もどこか嫌だ。
が、だからと言ってそれを差別しようとは思わない。
でも、人間どこか臭いものには蓋を閉めたがるようでして、劇中の反対論者を見ているととても滑稽に見えてくる。
いつだったか、同じ同性愛を描いた映画「ブロークバックマウンテン」を学校の教材として鑑賞させたところ物議をかもしたことがあった。この映画は、差別することのを今一度考えさせられる映画であると思う。でも学校とかで流したらまた物議をかもすのかな?
ハーヴィー・ミルク自身を知らない人でもこの映画を理解出来るのは、とても魅せ方がうまい証拠であると思う。それほど丁寧に、そしてリアルに忠実に描かれている。
ヒッピー精神としてでも言いし、何か胸を熱くする映画と出会いたいときはこの映画を是非

得点80点(Good)
2008年(米)
監督 ガス・ヴァン・サント
出演者 ショーン・ペン
エミール・ハーシュ
ジョシュ・ブローリン 他
(2010年1月7日DVDにて鑑賞)
こんな映画
2008年度米アカデミー賞、主演男優賞と脚本賞を受賞。自らゲイであることを公表した活動家ハーヴィー・ミルクの生涯を描いた伝記映画。
一言で言うと
市民権を得るためのゲイたちの闘争。
ストーリー
1978年、ハーヴィー・ミルクは、同議員のダン・ホワイトによって殺害されてしまう。
ショーン・ペン扮するハーヴィー・ミルクは、同性愛者に対しての迫害を受けてきて、真の平等を得るために選挙に出馬する。幾度かの選挙後に負けはしたが、遂には念願の議員となり、同性愛者でも差別されない社会を目指そうとするが・・・・。
評論(ネタバレ注意)
実際の活動家ハーヴィー・ミルクの、選挙戦出馬から殺害されるまでをショーン・ペンの迫真の演技であくまでリアルに描いた本作は、アカデミー賞受賞に相応しい作品であると思う。
前半パートは選挙戦
後半パートは市議になってから。
が描かれる。
それと選挙活動以外に目を惹くのが、ミルクの悲恋の模様が全編を通して描かれる。
観ていて、実はこっちが本当に描きたい部分ではないかな?と思ったりもする。
ミルクの最初の彼は、選挙戦を推し進めるが故の代償として離れていってしまう。それをどこか忘れることの出来ないミルクは苦悩する。選挙戦の裏でミルク自身が求めていた物は、彼っだのかもしれない。
小生は同性愛者ではないが、たしかに男に言い寄られるのは、小生もどこか嫌だ。
が、だからと言ってそれを差別しようとは思わない。
でも、人間どこか臭いものには蓋を閉めたがるようでして、劇中の反対論者を見ているととても滑稽に見えてくる。
いつだったか、同じ同性愛を描いた映画「ブロークバックマウンテン」を学校の教材として鑑賞させたところ物議をかもしたことがあった。この映画は、差別することのを今一度考えさせられる映画であると思う。でも学校とかで流したらまた物議をかもすのかな?
ハーヴィー・ミルク自身を知らない人でもこの映画を理解出来るのは、とても魅せ方がうまい証拠であると思う。それほど丁寧に、そしてリアルに忠実に描かれている。
ヒッピー精神としてでも言いし、何か胸を熱くする映画と出会いたいときはこの映画を是非
映画批評「天使と悪魔」
天使と悪魔 コレクターズ・エディション

¥3,990
Amazon.co.jp
得点65点(う~ん~)
2009年(米)
監督 ロン・ハワード
出演 トム・ハンクス
アイェレット・ゾラー
ユアン・マクレガー
(2010年1月4日DVDにて鑑賞)
こんな映画
ダン・ブラウン著作の「ダヴィンチ・コード」の登場人物、歴史学者のロバート・ラングドン教授の活躍を描いたサスペンス作。
一言で言えば
まぁ・・・、なんて大掛かりな・・・。
ストーリー
ローマ法王が崩御され、次のローマ法王を選出するための「コンクラーベ」が行われるはずだったのが、候補者が全てが誘拐されてしまう。
同時に、同ローマの研究所にて「反物質」といわれる物質が、盗難されてしまう事件が起きる。
犯人は、誘拐した候補者を一人ずつ殺害した後に、その「反物質」を使ってローマ諸共破壊しようと目論んでいた。
それは、古来に教会が弾圧してきた集団「イルミナティ」の復讐ではないか?との疑惑が持ち上がる。そこでラングドン教授が召還され、この事件の謎を追っていくのだが・・・・。
評論(ネタバレ注意)
「ダヴィンチ・コード」の続編に当たる今作は、宗教の歴史の光と闇を解き明かしていく様を、かくもそれが本当かのように装うのが、とても魅力的な作品である。(褒めてんだか、けなしてんだか)
前作は、テレビの過剰とも言える宣伝活動により、まったく予備知識のない者に唖然とさせてしまい、映画の評価を著しく低下させてしまう。
今作は、前作の教訓を活かした作りになっている。
前作は、あまりにも多い歴史的観点をまるで、紙芝居を高速化したかのような表現で、一気に説明して、観客置いてけぼり必須だった。
今回は、説明は掘り下げず、ドラマの展開を重視した作りになっていくが、目まぐるしく展開するため、ある程度、頭で話を噛み砕かないとついていけない。
まぁ、歴史的な観点なんか気にしなければ、ただの陰謀めいた爆破テロなんだけどね。
しかし、どうにも真犯人は前作といい、今作といい。
読めてしまう・・・。
なんか意外性がないんだよね。
それに動機がいまいち分からないし。
最後、真犯人さんの行動は勇気は認めるが、失敗する確率のほうが高いと思う・・・。
総じて意外と普通なサスペンス作でした。
ちょっと知的ってなだけの・・・。
ほんとは、あの天使と悪魔が半々の形をしていた像ってないんだってさ。
最後に、広告トレイラーをどうぞ

¥3,990
Amazon.co.jp
得点65点(う~ん~)
2009年(米)
監督 ロン・ハワード
出演 トム・ハンクス
アイェレット・ゾラー
ユアン・マクレガー
(2010年1月4日DVDにて鑑賞)
こんな映画
ダン・ブラウン著作の「ダヴィンチ・コード」の登場人物、歴史学者のロバート・ラングドン教授の活躍を描いたサスペンス作。
一言で言えば
まぁ・・・、なんて大掛かりな・・・。
ストーリー
ローマ法王が崩御され、次のローマ法王を選出するための「コンクラーベ」が行われるはずだったのが、候補者が全てが誘拐されてしまう。
同時に、同ローマの研究所にて「反物質」といわれる物質が、盗難されてしまう事件が起きる。
犯人は、誘拐した候補者を一人ずつ殺害した後に、その「反物質」を使ってローマ諸共破壊しようと目論んでいた。
それは、古来に教会が弾圧してきた集団「イルミナティ」の復讐ではないか?との疑惑が持ち上がる。そこでラングドン教授が召還され、この事件の謎を追っていくのだが・・・・。
評論(ネタバレ注意)
「ダヴィンチ・コード」の続編に当たる今作は、宗教の歴史の光と闇を解き明かしていく様を、かくもそれが本当かのように装うのが、とても魅力的な作品である。(褒めてんだか、けなしてんだか)
前作は、テレビの過剰とも言える宣伝活動により、まったく予備知識のない者に唖然とさせてしまい、映画の評価を著しく低下させてしまう。
今作は、前作の教訓を活かした作りになっている。
前作は、あまりにも多い歴史的観点をまるで、紙芝居を高速化したかのような表現で、一気に説明して、観客置いてけぼり必須だった。
今回は、説明は掘り下げず、ドラマの展開を重視した作りになっていくが、目まぐるしく展開するため、ある程度、頭で話を噛み砕かないとついていけない。
まぁ、歴史的な観点なんか気にしなければ、ただの陰謀めいた爆破テロなんだけどね。
しかし、どうにも真犯人は前作といい、今作といい。
読めてしまう・・・。
なんか意外性がないんだよね。
それに動機がいまいち分からないし。
最後、真犯人さんの行動は勇気は認めるが、失敗する確率のほうが高いと思う・・・。
総じて意外と普通なサスペンス作でした。
ちょっと知的ってなだけの・・・。
ほんとは、あの天使と悪魔が半々の形をしていた像ってないんだってさ。
最後に、広告トレイラーをどうぞ
映画批評「ダイハード4」
ダイ・ハード4.0

¥1,890
Amazon.co.jp
40点>(がんばったが許さない)
2007年(米)
監督 レン・ワイズマン
出演者 ブルース・ウィリス
マギー・Q
(以前にレビューしたものを再録)
こんな映画
NY市警刑事のジョン・マクレーンが奮闘するアクション作の第4弾。訳すと「死んでたまるか」になる。
一言で言えば
死んでくれ。
ストーリー
今回のテロリストはハッカー集団。マクレーンと命を助けてやった被害者のハッカーと共に徐々にハッカー集団を追い込んでいくが・・・。逆に娘が人質に捕られてしまうのだった・・・。
評論(ネタバレ注意)
このシリーズは1作目はアクション映画としてはすごく評価が高く、現在では、5本の指で数えられるくらいだ。
とても脚本の運びも良くテンポよい。何より、悪役に魅力があるためにマクレーンの持ち味が光るのがこのシリーズの特徴である。
今作は完全に派手なアクションを前面に出しシリーズが培ってきたものを多少は踏まえてはいるものの、なんとも味気がない展開になってしまった。
アクションも派手なのだけど、派手なだけで、いくつかは有り得ない設定であったり、こいつの幸運のすごさが逆に見ててなえてくる。
アクションはがんばったと思う。
しかし、まったく中身がない。ナンバリングタイトルたる重圧には耐えられなかったのだろう。これが単体の映画であればまだ救われたものの・・・。
マクレーンは今回は容赦しないのよ。女なんか関係ないって感じでちとひどいな。
最後に劇中になぜか流れているFlyreafの「I'm So Sick」をどうぞ。

¥1,890
Amazon.co.jp
40点>(がんばったが許さない)
2007年(米)
監督 レン・ワイズマン
出演者 ブルース・ウィリス
マギー・Q
(以前にレビューしたものを再録)
こんな映画
NY市警刑事のジョン・マクレーンが奮闘するアクション作の第4弾。訳すと「死んでたまるか」になる。
一言で言えば
死んでくれ。
ストーリー
今回のテロリストはハッカー集団。マクレーンと命を助けてやった被害者のハッカーと共に徐々にハッカー集団を追い込んでいくが・・・。逆に娘が人質に捕られてしまうのだった・・・。
評論(ネタバレ注意)
このシリーズは1作目はアクション映画としてはすごく評価が高く、現在では、5本の指で数えられるくらいだ。
とても脚本の運びも良くテンポよい。何より、悪役に魅力があるためにマクレーンの持ち味が光るのがこのシリーズの特徴である。
今作は完全に派手なアクションを前面に出しシリーズが培ってきたものを多少は踏まえてはいるものの、なんとも味気がない展開になってしまった。
アクションも派手なのだけど、派手なだけで、いくつかは有り得ない設定であったり、こいつの幸運のすごさが逆に見ててなえてくる。
アクションはがんばったと思う。
しかし、まったく中身がない。ナンバリングタイトルたる重圧には耐えられなかったのだろう。これが単体の映画であればまだ救われたものの・・・。
マクレーンは今回は容赦しないのよ。女なんか関係ないって感じでちとひどいな。
最後に劇中になぜか流れているFlyreafの「I'm So Sick」をどうぞ。