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May Day (メーデー)は何の日?

明日(5月1日)はMay Day(メーデー)。

メーデーとは本来五月祭を意味し

この日に春(もしくは夏)の訪れを祝う祭がヨーロッパの各地で催されてきました。


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メイポールが立てられた村落の広場を会場に、
メイクイーン(May Queen)の戴冠イベント、メイポールダンス(Maypole Dance)、
さらにモリスダンス(Morris dance)などのパフォーマンスが行われてきました。


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ただ、日本では「労働者の日」という印象が強いのではないでしょうか。


もともとはこの祭では上流階級である使う側も、
働き手である労働者階級も共に祝うのが慣習でした。


労働者の日としてのメーデーは、
1886年5月1日に合衆国カナダ職能労働組合連盟が
シカゴを中心に8時間労働制要求(8-hour day movement)の
統一ストライキを行ったのが起源とされています。


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「労働者の日」の起源はアメリカ合衆国なのですね。


日本では20世紀に入ってから盛んになり、第二次大戦後の
1946年の第17回メーデーは全国で100万人が集まり盛大に開かれました。


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その後は組織の分裂やゴールデンウィークで
長期休暇が推奨されるようになったことにより
それほど大きな祭典ではなくなってきましたが、
現在でも働く人の祭典として、様々な場所でイベントや集会が行われています。


夏の訪れを祝うお祭りが、いつのまにか労働者の祭典へ。


何かの区切り、イベントを興したくなる日というのは
どんな状況でも何か共通するものがある、ということなのでしょうか?


いずれにしても、現代の日本、メーデーのイベントを見ながら
遠い中世のヨーロッパに想いを馳せてみるのも一興かと思います。



by N

失われゆく職業・ティーレディ

Tea Lady (ティーレディ)って、ご存知ですか?


有名紅茶メーカーの銘柄ではありません(笑)


ティーレディとは、オフィスや工場など人々が多く集まって働く場所で、

紅茶を運び、サービスする女性のこと。


多く見られるようになったのは第二次大戦中の英国。

軍用工場など沢山の人がつらい労働を強いられる中、

一服の清涼剤のような存在として普及しました。


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1960-1970年代頃からは、女性がする仕事の変化、

デリバリーや自販機の普及などにより急速に減少。


2005年の調査によれば、一日4杯の紅茶を飲む人の中で(多いですよね!)

66%がポットから自分で、15%は自販機から、

そしてわずか2%がティーレディから受け取る、という結果がでているそうです。


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普及したきっかけや女性の仕事に関する問題など、

ひとくくりにできない課題をはらんだ職業ではありますが、

きっとこれはティータイムを愛する英国の国民性が生んだであろう職業のひとつ。


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自分なりに楽しく、やりがいを見つけているたくましいティーレディ達が

英国のどこかにきっと今でもいるに違いない、と思うのです。



by N

シュバルミラー(Cheval Mirror)とは

シュバルミラー(Cheval Mirror)とは、全身を映すことの出来る

自立式の鏡のこと。
シュバルグラス(Cheval Glass)とも呼ばれます。


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名前の由来はフランス語の[Cheval=馬]から。
土台となる脚の形が馬の様に見えることから名づけられました。


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基本的には土台の間に貫が入り、立ち上がる支柱に

swivel screw(猿環ねじ)で細長いミラーを留め、
ミラーを傾けて全身が見えるような構造がシュバルミラーと呼ばれています。


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このような形のミラーは1700年代から寝室、もしくはドレッシングルームで
ドレッシングミラーとして使われ始めました。


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18世紀の終わりごろにはシュバルミラーは大変人気となり、
家具デザイナー達は意匠を凝らして様々なシュバルミラーを生み出しました。


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ただ、時代の流れと共にミラーそのものがワードローブ(洋服ダンス)に

組み込まれたり、クローゼットの扉に組み込まれたりしてゆき、
シュバルミラーは以前ほど喝采をもって受け入れられなくなってゆきました。


ただ、自立式で置く場所を自由に移動でき、
なおかつ傾く鏡で近い距離でも全身を映すことができるという
シュバルミラーのメリットは、今なお根強い人気をもっています。


パンカーダにもきれいな佇まいをみせるシュバルミラー がございます。


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お部屋のアクセントにひとつ、いかがでしょうか。



by N

納品事例 大阪府K様 ステンドグラス納品

ご自宅を新築なさるご予定のK様に、

当店からステンドグラスをご購入いただきました。


K様が選ばれたのは、可憐な花のモチーフが、

ながれるようなケームワークで表現されたお品物。


色使いが鮮やかで、光に通すと周囲まで明るくなりそうな、

そんなアンティークステンドグラスでした。


ご自宅が完成され、K様から素敵な画像と共にこんなコメントをいただきました。


「1階玄関から2階に上がる階段横の壁と洗面所の壁の間に入れました。
どちらからも光も取り込みとてもキレイです。購入して大変満足しております。」


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南仏を思わせるようなアイアンの階段手すり、

明るい天窓、毎朝顔を洗うのが楽しみになりそうなキュートな洗面台。


そして、アンティークのステンドグラスを絶妙な位置にはめ込んで、

色と光が十分に計算された最高の使い方をしていただきました。


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K様、この度は有難うございました。


そして、今後とも当店を何卒宜しくお願い申し上げます。


by N

パンカーダ洗足 新入荷品で溢れています♪

先日入荷した品々で溢れんばかりのパンカーダ洗足。


今日は店内の様子を少しご紹介いたします。


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コーヒーテーブルにドレッシングチェスト。


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ティートローリーや珍しいウェリントンチェストも入りました。


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ヴィクトリアンのディケンズデスクや

ゴージャスなミラーバックサイドボード。


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使いやすいオークのゲートレッグテーブルも充実。

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威厳たっぷりのウォールナットのミュージックキャビネットも。


入荷したての家具たちは、長い航海で若干疲れた顔をしてますが、

英国の空気を色濃く纏っているような気がします。


パンカーダ洗足は工房併設。

修復士が常駐しておりますので、細かい要望や質問にもお応えできます。


サイトへのアップは少しづつとなりますので、

是非ご来店をお待ちしております・・・・。



by N

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パンカーダ洗足は2014年2月下旬をもちまして移転致しました。


【移転先】

パンカーダ田園調布

〒145-0075大田区西嶺町15-10ガーデンビル4階


http://pancada.net/access/

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ジェンツ&レディースチェアとは

ジェンツ&レディースチェア(Gents&Ladies Chair)とは、
肘掛つきのゆったりとした安楽椅子と、
肘掛がないややこぶりの安楽椅子との2脚セットのこと。


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別名グランドファーザー&グランドマザーチェアとも呼ばれます。


背、座面ともに布張り、背はボタン留め。
木部の素材はマホガニーもしくはウォールナット、あるいはローズウッド。
スプーンバックと呼ばれる包み込むような曲線をもつ背のカーブ。
足元はカブリオレ・レッグで、動かしやすいように4本、もしくは2本にキャスターつき。


上記がおおまかなジェンツ&レディースチェアの特徴といえるでしょう。


置かれていた場所は通常はドローイングルーム。


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他に長椅子や、サイドチェアなどとセットで

レイアウトされていたことが多かったようです。


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レディースチェアの肘掛が無く、やや低めのフォルムは
女性のゆったりとしたスカートが、きれいに見えるようにも考えられています。

レディースチェアは単体でナーシングチェアとして使用されることもありました。


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それぞれの特徴を活かして別々の部屋に置いても素敵ですが、
2脚セットで置けば、仲良く寄り添う夫婦のように絵になる、
まさに家具の向こうに人の息遣いが聞こえてくるようなアイテムです。


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パンカーダにも今回ヴィクトリア時代の

ジェンツ&レディースチェア 、入荷しております。


by N

季節を告げる鳥

東京ではそろそろツバメが巣にタマゴを産みはじめる季節。


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毎年同じ巣にツバメが来るのを楽しみにして

いらっしゃる方も多いのではないでしょうか。



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英国でもツバメは暖かさと共にやってきます。
ただ、日本より少し北にある英国では、やや遅め。


そしてこんな諺があります。


One swallow does not make summer。
1羽のツバメが来ても夏にはならない


フランスやイタリアではこうなります。


Une hirondelle ne fait pas le printemps.(フランス)
Una rondine non fa primavera.(イタリア)
1羽のツバメが来ても春にはならない



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これは緯度の差でしょうか?


意味は「1つの証拠だけで主張の正しさは証明できない」とか
「早合点は禁物」という意味の諺として定着しています。


いづれにしても、ツバメは多くの人に
来たるべき陽光の季節を告げる鳥として親しまれているようです。


英国でもツバメは長く愛されてきました。

アイルランド出身のオスカーワイルド原作、
「幸福の王子」のツバメはあまりにも有名。



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パンカーダにもツバメをモチーフにしたアンティーク、揃っています。


ヴィクトリアンのエナメルステンドグラス


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ベルギーのアンティーク・レース。


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                                           サイト未掲載です。

                                           8125-059d 5,800円

                                     詳細はお問い合わせください。


季節の先駆け、小さな鳥を探しに来てみてください。


by N


よりティータイムを愉しむために


今回は新入荷の珍しいテーブルをご紹介します。


天板のカーヴィングが印象的なマホガニーのこぶりなテーブル



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このような少し変わった形のテーブルは、

ジョージ三世の時代(1738-1820)に
ティーテーブルとして好まれていたようです。


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英国で紅茶が飲みはじめられるのは1662年にポルトガルの
皇女キャサリンが(Catarina de Bragança)、
チャールズII世に嫁いで王妃になってからのこと。


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18世紀中頃には貴婦人の間で朝のお茶会が催されるようになり、
本格的な午後のお茶会(アフタヌーン ティー)は1840年代に
第7代ベドフォード公爵夫人アンナ・マリアが始めたとされます。


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もともとこのようなテーブルは天板がパタン、と倒れる、
ティル・トップと呼ばれる構造を収納が便利なようにできていました。


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今回入荷したティーテーブルの推定製造年代はヴィクトリアン後期。


より使いやすく、ややこぶりに、天板は安定して
使えるように固定されています。


円形のモールドにそれぞれカップ&ソーサーを置けばちょっとした銘々皿風。
シュガーボウルやお菓子のお皿を置いてもきれいに納まります。


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貴婦人が嗜むお茶会の黎明期。


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今までとは異なる新しい風習をより愉しむために、
特別な形状をもつこのようなテーブルが好まれたのかもしれません。


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by N

お散歩にぴったり:イトキト

大岡山にあるおしゃれなパン屋さん 「ITOKITO~イトキト」。


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小さなお店ながら、本格派の味わい。

奥には清潔そうなキッチンが見えます。

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まさに焼き立て、作りたて♪


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お天気の良い日、パンカーダ洗足から自由が丘に回っていただくときに

ちょっと寄り道して、美味しいパンを歩きながら

食べちゃう・・・なんて、いかがでしょうか?



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「食べてみたい~」という気持ちになってしまったら

こちらのサイトまで。→イトキト ホームページ


すごく可愛いサイトです。


by N



新入荷のお知らせ

パンカーダにまたヨーロッパから

選りすぐりのアンティークが入荷致しました。



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1800年代から1900年代の初めを中心として

様々なバリエーションが揃っております。


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パンカーダ自由が丘、パンカーダ洗足ともに

店内のレイアウトも変わり、また新しい表情をみつけていただけると思います。


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桜も終わったというのに、寒い日が続きますが

こんな日は屋内でゆっくりアンティークと向き合ってみてはいかがでしょうか。


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ご来店、お待ちしております。



by N