東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ -66ページ目

名画勢ぞろい! オルセー美術館展


「世界一有名な少年」はどんなチェアに座ったのでしょう?


六本木の新国立美術館で開催中の

オルセー美術館展 印象派の誕生  に行ってまいりました。 


印象派をよく知らない方も、ぜひご覧になってください。


モネ、マネ、ルノワール、セザンヌ、ピサロ、ドガ、モリゾ、、

そうそうたる画家の大作がずらりと並んでおります。



印象派の光の分析を探求するのもよし、


巨匠の筆致を見比べるのもよし、


純粋に自分の好きな絵を選ぶのもよし、


とにかく素晴らしい作品の放つ、

美しいものの持つ圧倒的な力を感じていただけると思います。




印象派の活躍し始めた時代は、工芸芸術も爛熟期を迎えたヴィクトリアン期。


もちろん、絵画の中に当時の様子をしのぶことのできる家具が描かれています。



名画とともに王侯貴族に愛された家具調度品は?



その答えは、パンカーダにあるアンティーク家具に。



by T


英国ミニグルメ:コーディアルジンジャー

表参道にある「デイルズフォード・オーガニック」。




オーガニック先進国である英国のキャロル・バンフォード夫人が、
1970年代に「自分の子供たちに、安全なものを食べさせたい」という
母親としての願いから始めたオーガニック農場からスタートし、
現在ではレストランをはじめ様々なプロダクツを生産しています。



東京の一等地にある日本第一号店に行ってみました。




欲しいものは大好きな「ジンジャービール」!

・・・果たしてあるのかな?



可愛らしいパッケージのオリジナル商品や
英国のオーガニック商品が上手にディスプレイされています。



お店のスタッフに「ジンジャービール、ありますか?」と聞いてみると、
普通の瓶入りのものと、こちらを紹介してくれました。



濃縮タイプのコーディアルジンジャー。


しょうがの他に、レモン果汁ときび砂糖がはいっているようです。



「お湯で割れば、ホットジンジャーですよ」


・・・ちょっと高かったけど、購入です!




早速試飲。

炭酸水で割れば、ちょっと大人なジンジャービールの味。
自然な香りとしっかりとしたジンジャー風味は、オーガニックだからでしょうか。


そして、ホットドリンク。
これがとてもとてもおすすめ。


これからの季節、お休み前に一杯のめば
ゆったりとした気持ちですぐに眠りに落ちていきそうです。




他にもたくさん試したいものがある「デイルズフォード・オーガニック」。

表参道、お散歩の時に寄って
あなただけの発見をしてみてください。


by N


おおきなのっぽの古時計♪

♪大きなのっぽの古時計 おじいさんの時計~♪


ご存知ですよね?


この曲は1876年、アメリカ人のヘンリー・クレイ・ワークによって発表されました。

でも実は、この歌詞の源はイングランド北部の町

ピアスブリッジにある小さなホテルにあったのです。



”The George Hotel"。

1874年にこのホテルを訪れたワークは、

とまったままのロングケースクロックに目を留めます。
ホテルの主人に訳を聞くと、こんなエピソードを語ってくれました。


ワークが訪れる数年前まで、このホテルはジェンキンズという

二人の兄弟が所有していました。


ロビーには、兄が生まれた時に買ったロングケースクロックがあり、

このタイプの時計にしては大変珍しく正確に動いていたそうです。


しかし、弟が病でなくなると急に遅れだします。




そして約1年後、兄が亡くなった時(11時5分)に
その時刻を指したまま、全くとまってしまった・・・と。


ワークはこの話に感銘をうけ、このホテルで早速曲を書き上げました。
アメリカに帰って発表したところ、たちまち大ヒット。





それまで「ロングケースクロック」と呼ばれていた時計は
アメリカはもちろん、英国でも
「グランドファーザーズクロック」と呼ばれるようになったそうです。


ちなみに、このホテルは現在でも営業中。

お話の時計も、飾ってあるそうです。


オフィシャルサイトはこちら。

ホームページ
http://www.george-ontees.co.uk/
「グランドファーザークロックの歴史」のページ
http://www.george-ontees.co.uk/history-of-the-grandfather-clock/ #


パンカーダにも1つのロングケースクロック がございます。




でも、こちらは少し小さめなので
おばあさんの時計・グランドマザークロックと呼ばれています。


1910年代に作られたオークの杢目が美しい、品の良いおばあ様。





100年以上のあいだ、周囲でおきた様々な出来事を優しい目で見守ってきました。






貴方のそばにもぜひ。

あたたかな安心感につつまれるひとときを、刻んでくれることでしょう。


どうぞこちら からご覧ください。



by N





スタイリング豆知識:奥行は揃えて高さは変えて

家具をお部屋に並べるとき、知っておいた方がいいポイントを

いくつかご紹介しましょう。



■奥行きを揃えて、高さを変える

せっかくフォルムが素敵なアンティーク家具。


同じくらいの高さのものを、みっちり並べてしまっては

フォルムの美しさが楽しめません。




出来れば、背の高いものの間には、背の低い家具を挟む。


そこでできた壁面には、ミラーかアートワークを。

植物やテーブルランプを置いても素敵です。


壁面に残った形も美しく整えることが

全体の印象を決めるのです。



奥行きは出来るだけ同じくらいのものを。

もちろん数センチくらいは全く問題ありません。






■厚いものはお部屋のコーナーに


もし、どうしても揃わないようなら、

奥行きがあるものをお部屋のコーナーに置いてください。


そこから少しずつ、奥行きが浅いものをおいていけば

お部屋は使いやすく、広い形で空間を使うことができます。






■家具は動かせます


当たり前ですが、家具は動かせます。


置き場所を考えて家具を購入することは大切ですが、

その場所にずっと置かなければいけない決まりはどこにもありません。


たまには動かしてみる。


家具にもお部屋にも、新しい表情が生まれます。





アンティーク家具でも、やはり家具は使うもの。

日々の暮らしの積み重ねが、アンティークに更なる深みを与えて。


それは、本物だけがもつ特権なのです。




by N









ガラスに閉じ込められた色の乱舞

今日はガラスの製法、パットドゥヴェール

(La pâte de verre)についてのお話。


フランス語で「ガラスの練り粉」という意味になります。



パットドゥヴェールとは、ガラスの粉を鋳型に詰め、そのまま加熱して作る技法。
メソポタミアを起源とし、最も古いガラスのテクニックの1つと言われています。


一度はその製作はほとんど途絶えてしまいますが、
19世紀後半に再発見され、多くの工芸家によって作品が製作されました。


鋳型でフォルムをつくるため、形の自由度が高く、

色のついたガラス粉の混ざり具合で
豊かな表情が生み出されるのが魅力です。





初期の頃のドーム兄弟や、

アールヌーヴォーが花開いた街、ナンシーで活躍した
André DELATTE (1887-1953)などが好んで使いました。





パンカーダにも、この技法を用いて製作された
ベルギーのガラスシェードがございます。





ガラスに閉じ込められた色の粉は、まるで乱舞のよう。



いつまでも見ていたくなる不思議な魅力に満ちています。

電灯を灯した時とそうでない時の表情の変化も驚くほど。





深まる秋、パットドゥヴェールのガラスに灯りをともし
おそばに置いてみるのはいかがでしょうか。





by N

スコットランド独立?

9月18日、いよいよスコットランド独立の是非を問う住民投票が行われます。


ニュースなどでお聞き及びかと思いますが、
もともとこの2国は激しい争いの後に1707年に
イングランドが勝利し、ひとつの国家となったもの。



イングランドの英語に対し、スコットランドはケルト系のゲール語。
もちろんスコットランドの人々も英語を話しますが、
スコットランドに入った途端、
道路標識は英語とゲール語の併記となり、
異なる伝統と文化を根強く守っていることをうかがわせます。



今回の投票がどうなるのか、
そしてこれからどうなっていくのかは誰もわかりません。


ただ、英国アンティークを扱っていると、
薔薇とアザミが共にモチーフとなったものをしばしば目にします。



イングランドの国花である薔薇と、スコットランドの国花であるアザミ。
かつてこのふたつを共に描いて、両国の融和を願った人々がいたのでしょう。



そしてその気持ちはもちろん現代でも続いています。




かつての悲しい歴史を繰り返さないこと、
そして世紀を超えて両国の平和を願っていた人々の
心が踏みにじられないことを、願ってやみません。



by N


*ステンドグラスのモチーフの詳しい説明はこちら からどうぞ。

スタイリング豆知識:鏡よ鏡

インテリア・スタイリングの素材で、

期待していたよりもずっと効果がでるもののひとつ。


それが「鏡」。






空間を広くみせるだけではなく、奥行を感じさせ、
光りを回しこんで周囲を明るくする効果があります。


大きいほど効果的ですが、必ずしも目線の高さである必要はありません。




顔が映ると、どうしても人は鏡を見てしまうもの。
目線を外して、わざと少し上の方にかけても、鏡は十分効果を発揮してくれます。



キャビネットなどでも、鏡を上手く使ってその価値を高めているものが多くあります。




その場所は、家具の一部でありながら、周りの空間でもある。
存在感がありつつも、抜け感があって重くない・・・。




やはり鏡は一筋縄ではいかない、思った以上の存在。




鏡をうまく使えるようになれば、それはもうインテリア上級者。




上達の一番の近道は、まず使ってみること。

1枚の鏡から、新しいストーリーが生まれてくることでしょう。


パンカーダのミラーコレクションはこちら からどうぞ。


by N

LAPADA40周年記念パーティ「SAVE THE DATE」ご招待フェアのお知らせ

この度パンカーダでは、9月13日土曜日~9月23日火曜日まで

期間限定特別企画を開催いたします。


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LAPADA 40周年記念パーティ「SAVE THE DATE」ご招待フェア

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期間中50万円以上お買い上げのお客様を

LAPADA 40周年記念パーティにご招待いたします。

LAPADAメンバーとそのお得意様だけしか入場できないパーティ。


こちらは現在開催中のLAPADA主催「アート&アンティークフェア」

会場にて行われる特別なパーティです。


多くのセレブリティが集い、知的な会話を愉しむ上質なひとときを

パンカーダのお客様に。


アンティークが紡ぐ新たな出会いを探しに

ロンドンに赴いてはいかがでしょうか。





*ご購入ご本人様のみ有効の招待状となります。

*招待券は後日郵送させていただきます。

*招待券の発行にはお名前、ご住所、メールアドレス等、個人情報が必要となります。

*現地までの交通費、滞在費等はお客様のご負担となります。

*詳細はお問い合わせください。



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引き続き「アンティークのある暮らし」イメージコンテストも開催中!
くわしくはこちら からどうぞ。




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初秋のロンドン 6日間で消える美しい夢のエキビジション

今日はパンカーダが加盟する英国の美術骨董協会

LAPADAが主催するフェアをご紹介いたします。


LAPADA ART&ANTIQUE FAIR in Berkeley Square

ラパダ アート&アンティークフェア イン バーリントンスクエア。




バーリントン・スクエアはロンドン中心部にあります。




バッキンガム宮殿のあるグリーンパークから

繁華街のピカデリーサーカスへ向かう通りの少し裏手にあり、
超高級住宅街・メイフェアに位置する緑のオアシス。



そこで年に一度、今年は9月にLAPADA主催のアンティーク・フェアが開かれます。



普段は緑の芝生の公園が、エレガントな仮設テントで展示会場に早変わり。

内部にはたくさんの美しいもの達で溢れています。




多くのアンティーク・美術商は全てLAPADAメンバーであり、

そのクオリティは折り紙つき。



美術品クラスのアンティークが鑑賞できます。




フェアの前半は招待客やチャリティ・イベントとなっていますが、

後半は入場料を払えば一般の方も入場は可能。



もしちょうどその時期にロンドンに滞在中であれば

それはもう幸運としかいえません。

是非ご来場ください。


期間は9月24日から28日まで。


詳しいフェアのご案内はこちら (英語サイト)からどうぞ。



by N

ヴェルサイユ宮殿「鏡の間」にみる歴史の影

もともとの鏡は、石や金属をぴかぴかに磨いたものでした。


14世紀にヴェニチアのガラス職人が、ガラスに錫箔をおき、
水銀で密着させるという手法(錫アマルガム)を用いたのが
インテリアとして使うガラス鏡の始まりと言われています。





鏡で有名なインテリアといえばヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」。


「大回廊」とも呼ばれるこの豪華な空間は

1670年代にルイ14世によって作られました。




この鏡の間に使われている357枚の鏡はフランス産。
当時最高級の贅沢品であった鏡の専売元としての地位を
ヴェネツィアから奪い取るほどの力をフランスが持ちはじめたことが分かります。




15世紀には世界屈指の都市国家であったヴェネツイアが
1797年にナポレオンに侵略され崩壊するまでの前哨戦のよう。


アーチ型の背の高い窓と対応するように設えられた鏡は、
まるで万華鏡のように空間に奥行ときらびやかな雰囲気をもたらしています。




19世紀になると、ドイツで銀を蒸着させる手法が開発されました。
ただ、作り易くなったとはいえ、ガラス、そして更に手がかかる鏡は高級品。



アンティークの鏡は、さらに付加価値をつけるべく、
周囲のエッジを面取りされているものが多く見られます。


面取りのことを英語でbevel。
面取りがされたミラーのことは、bevelled Mirror(べベルドミラー)。



このべベルがあると、鏡はぐっと奥行をまし、
鏡像を乱反射させてきらきらと輝きます。



単に金属の反射による効果だけではない、

美しい魔力が鏡には潜んでいるかのよう。


インテリアに鏡を効果的にとりこんで、
貴方だけの「鏡の間」を設えてみるのはいかがでしょうか。


by N