おおきなのっぽの古時計♪
♪大きなのっぽの古時計 おじいさんの時計~♪
ご存知ですよね?
この曲は1876年、アメリカ人のヘンリー・クレイ・ワークによって発表されました。
でも実は、この歌詞の源はイングランド北部の町
ピアスブリッジにある小さなホテルにあったのです。
”The George Hotel"。
1874年にこのホテルを訪れたワークは、
とまったままのロングケースクロックに目を留めます。
ホテルの主人に訳を聞くと、こんなエピソードを語ってくれました。
ワークが訪れる数年前まで、このホテルはジェンキンズという
二人の兄弟が所有していました。
ロビーには、兄が生まれた時に買ったロングケースクロックがあり、
このタイプの時計にしては大変珍しく正確に動いていたそうです。
しかし、弟が病でなくなると急に遅れだします。
そして約1年後、兄が亡くなった時(11時5分)に
その時刻を指したまま、全くとまってしまった・・・と。
ワークはこの話に感銘をうけ、このホテルで早速曲を書き上げました。
アメリカに帰って発表したところ、たちまち大ヒット。
それまで「ロングケースクロック」と呼ばれていた時計は
アメリカはもちろん、英国でも
「グランドファーザーズクロック」と呼ばれるようになったそうです。
ちなみに、このホテルは現在でも営業中。
お話の時計も、飾ってあるそうです。
オフィシャルサイトはこちら。
ホームページ
http://www.george-ontees.co.uk/
「グランドファーザークロックの歴史」のページ
http://www.george-ontees.co.uk/history-of-the-grandfather-clock/
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パンカーダにも1つのロングケースクロック がございます。
でも、こちらは少し小さめなので
おばあさんの時計・グランドマザークロックと呼ばれています。
1910年代に作られたオークの杢目が美しい、品の良いおばあ様。
100年以上のあいだ、周囲でおきた様々な出来事を優しい目で見守ってきました。
貴方のそばにもぜひ。
あたたかな安心感につつまれるひとときを、刻んでくれることでしょう。
どうぞこちら からご覧ください。
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