Globe Wernicke社
グローブ・ヴェルニッケ(Globe Wernicke)社は、現在も続くオフィス用品メーカー。
1889年にスタッキングタイプの本棚を発明したオットーH.L.ヴェルニッケは、
1893年にアメリカ・ミネアポリスにヴェルニッケ社を設立。
1899年、アメリカのみならず、イギリス、ドイツ、フランスにも工場を展開していた
グローブ社と合併し、グローブ・ヴェルニッケ社となりました。
当時、スタッキングタイプのブックケースはグローブ ヴェルニッケ社による
特許品だったようで、現在でも、同社のブックケースはアンティークコレクターの間で、
高値で取引されています。
使い勝手の良さとデザイン性により、当時から非常に人気のある商品だったようです。
同社のブックケースは、良質の無垢オーク材が使用されています。
スタッキングという1段ごとに棚が独立し、その独立したケースを積み上げて
使用するタイプは使い勝手もよく、お勧めしたいアイテムです。
ニューアイテムがたくさん♪
先週、コンテナが到着してから、店内にはたくさんのアイテムが所狭しと、並んでいます。
今まで通路だったスペースにも、カブリオールレッグ、ツイストレッグ、スクゥエアーレッグ・・・様々な形状の脚が並び、なんともにぎやかな雰囲気です。
迫力あるオーク材の重厚なダイニングセット。
狭いスペースを利用して、収納できるサザーランドテーブル。
ニューアイテムは、どれも全ておススメながら、店長の一押しはライティング・デスク!
存在感あるホールスタンドとともに、現在、エントランスで皆様をお出迎えしています。
美しいコバルトブルーのロンデル・グラスはつぶらな瞳、反射光によって様々な表情を見せてくれます。
そのロンデル・グラスがはめ込まれたステンドの小さな扉がパカッと開き、何ともカワイイのです。
まだ、こちらの商品はホームページでもご紹介しておりませんので、ぜひ、魅力的な碧い瞳を見に来ていただければと思います。
チッペンデール様式とは?
チッペンデール様式はクイーンアン様式の変形で、
フランス・ロココ、シノワズリーといわれる中国趣味、
ゴシックリバイバルなどジョージアン中期を代表するスタイルのこと。
18世紀中ごろ、フランスのルイ15世時代(1715-1774)、
イギリスは家具史上の黄金期のひとつ、ジョージアン期に入ります。
クイーンアン様式の後、家具デザイナー トーマス・チッペンデール
(Thomas Chippendale)が登場し、富裕層のための宮廷様式の家具を
市民階級の生活環境に合った機能的で洗練されたスタイルに変えました。
チッペンデールはたくさんの家具をデザイン・製作しましたが、
中でも特徴をよく表しているのはチェアです。
チッペンデールのチェアは、次の4つのタイプに分けられます。
①クイーン・アン風:ガブリオールレッグ(猫脚)と
ボールアンドクロウ(玉と爪)が特徴で、縦型のスプラット(背の中央板)
②ゴシックリバイバル風:垂直な脚と背にゴシックアーチがついている
③ロココ風:背にロココ風のリボンがついている
④シノワズリー:背はまっすぐで中国風の装飾、
脚もまっすぐで竹に似たモチーフ、チッペンデール後期の作品スタイルで、
後世にもっとも影響を与えました。
余談ですが、ディズニーキャラクターで、シマリスのコンビ
「チップ&デール (Chip 'n Dale)」 は、この'チッペンデール'から来ているそうです。
クリエーターがチッペンデール様式のイスからインスピレーションを
得ていたのかもしれませんね。
新入荷! サイドバイサイド
今回、ご紹介したいのは、新入荷のサイドバイサイドです。
ARDING&HOBBS社は1885年に、CLAPHAM JUNCTIONで創業した百貨店です。当時は家具のほかに、インテリア用品も取り扱っていたようですが、現在はブランド名として、一部アパレルに名前が残っているだけで、ロンドンの百貨店デベナムズ( Debenhams )となっています。
伝統的な家具を'the one-room Bachelor Flat’一人暮らし用のワンルームフラットという新しいインテリアコーディネートで提案していました。
このサイドバイサイドは、ウォールナットの木目が美しく、厚みがないので、どんなお部屋にも圧迫感なく合わせていただけます。
ボールアンドクロウ、帆立貝のペディメントという伝統的なモチーフに、前面はフラットでモダンなテイストが入り、お部屋をグレードの高い空間にしてくれそうです。
中央には引き出しと戸棚、ちょっとした書き物ができるデスクがついており、収納力と機能性も充分。
まさに、'the one-room Bachelor Flat’にピッタリなサイドバイサイドです。
詳細はこちら をご覧ください。
クイーン・アン様式とは?
クイーン・アン様式とは、最後のイングランド王国・スコットランド王国君主で、
最初のグレートブリテン王国君主・アイルランド女王でもあった
アン女王の時代に確立された様式のことです。
クイーン・アン様式の後に続く、チッペンデール様式とともに、
18世紀のイギリス・ロココスタイルとされます。
クイーン・アン時代、スペイン継承戦争の勝利などを経て、
イギリスは大きな躍進を遂げ、ブルジョア階級の生活も豊かになりました。
この時期は、木材もウォールナット材が主流となり、
ウォールナットの時代とされています。
デザインは、ウィリアム&メリー様式の影響を受けつつ、さらに彫刻が増え、
優美で軽快、典雅で曲線的なスタイルが特徴です。
ルイ14世スタイルを残し、ガブリオールレッグ(猫脚)、アカンサスの葉飾り、
典型的なオーメントの貝殻は扇形。
クイーンアン・チェアは、花瓶形に装飾された背板の透かし彫りは
曲線模様が多くなっています。
優雅な曲線を描いた丈夫な背もたれにクッションの座面が座りやすい上に、
美しいガブリオールレッグがインテリアに気品を添えてくれます。
当店でも、クイーンアン・チェアをご紹介中です。
店頭にて、座り心地をぜひお試しください。
コンテナ到着しました
夏の暑さを少しでも避けるため、早朝からの作業開始です。
扉をあけると・・・・
みっちりと詰まった梱包材にくるまれた家具たちが現れます。
今回はどんな家具たちが、どんな状態で
英国から柿の木坂まで来てくれたのでしょうか?
目黒通りの喧騒はお盆のせいか、若干静かではありますが、
山もりのダンボールと家具達の風景は、道行く人の目をひくようです。
とりあえず店内はこんな状況となりました。
新入荷の家具達は順次メンテナンスを施しながら撮影し、
ホームページにアップしてゆきます。
もちろん店頭では、現状の家具をすぐにご覧いただけます。
メンテナンスに関してはスタッフが丁寧にご説明させていただきますので、
ご来店の上、ぜひ新入荷の家具達を直接お確かめ下さい!
ご来店をお待ちしております。
アンティーク ステンドグラス ②
パンカーダの店内には、ホームページではご紹介しきれないほどの
アンティークステンドグラスがございます。
都内でもその在庫数はトップクラスなのではないでしょうか。
ステンドグラスは世界最古の工芸の一つといわれ、
絵画よりも古くから芸術様式としての地位を確立していました。
それは、宗教と密接に結びついていたためで、
中世以降のキリスト教の大聖堂の窓などによく使われています。
イギリスでは、1220年から1472年にかけて建設されたヨーク大聖堂
(York Minster)が最大級といわれ、10万枚以上のガラス片を用いた
200m2近いステンドグラスが今も残っています。
ステンドグラスは、神の象徴としての光を、効果的に演出する手段であり、
文字の読めない人々にとっては絵解きの聖書でもあったそうです。
テレビもなかった時代、様々な色をふんだんに取り入れた美しいステンドグラスは、
人々を魅了する芸術品だったのかもしれません。
当店のアンティークステンドグラスの中には、
宗教的モチーフではありませんが、
絵付けを施されたクオリティーの高いものもございます。
当時の富裕層が生活を彩るために飾ったであろうステンドグラスは、
どこかホッとする優しい輝きで、私たちを楽しませてくれます。
現代の忙しさを忘れ、のんびりとステンドグラスを鑑賞するひと時をいかがでしょうか。








































