アンティーク・ブックのお話 1
数十冊、ディスプレイしています。
ブックケースの色どりに、サイドテーブルにちょっと乗せて、
そしてもちろん撮影にも使用できる便利なアイテムです。
1冊1冊、個性的な本ばかりなのですが、今日はそのなかでも
特別な1冊をご紹介いたします。
”THE ADVENTURES OF CHATTERER THE RED SQUIRREL"
BY THORNTON W BURGESS
「おしゃべりリスのチャタラーの冒険」
ソーントン・バージェス
ソーントン・バージェスは1874にマサチューセッツの
ケープ・コッド、サンドイッチで生まれ、環境保護運動をしつつ
沢山の子供向けの物語を書いた作家です。
日本では「山ねずみロッキーチャック」の原作者、
といえば親しみを覚える方が多いかもしれません。
これは代表シリーズのひとつ「おしゃべりリスのチャタラーの冒険」。
1915年に発表された作品です。
この本自体は、1931年にロンドンの出版社が発行したもの。
日本では金の星社よりバージェス・アニマルブックスのシリーズとして
1969年に翻訳されています。
ご参考までに、ソーントン・バージェス・ソサエティの
オフィシャルHPはこちら 。
挿絵は素朴な味わいがあるもので、装丁も赤が効いた可愛い作り。
すっかり黄ばんだページをめくってじっくり読みたくなる一冊です。
パンカーダではこんな本を始め、家具をひきたたせる脇役達も
こだわりの品々が揃っています。
是非ご来店のうえ、そんな脇役を発見してみてください。
お待ちしております。
入荷予定商品 ご紹介中!
ただいま入荷予定商品をホームページにて、ご紹介しております。
人気のキャプテンアームチェア
カワイイキャビネット
ハイクオリティなテーブル
実用的なブックケースなど、その他、こだわりのアイテムが多数、入荷してまいります。
詳しくはこちら をご覧ください。
ぜひ、この機会をお見逃しなく!
WORKSHOP JULY 2010~ワークショップ結果報告~
講義、実演、実技の順に行われました。
【椅子の歴史・木材の特徴】
椅子の歴史や構造、木材の特徴などを始めにご説明いたしました。
【部材の名称・役割】
ワークショップの題材である1900年代スクールチェアを元にして、
部材の名称や役割をご説明しています。
【椅子の解体・組み直し】
修復スタッフによる椅子の解体・組み直しをご覧いただきました。
【椅子選び】
同じスクールチェアでも、100年以上を過ごしてきたチェアは
1点1点異なる表情を持っています。
自分がメンテナンスする1脚を選ぶのに、自然と熱がはいります。
【クリーニング】
ステンレスの金だわしで汚れを落としていきます。
全体にバランスをみながら、
自分の好みの味わいとなるところで止めるのが大切です。
ウェス(布)で粉を払って確認しながらの作業です。
【ワックス掛け】
蜜蝋のワックスで仕上げます。
細かい目のスチールウールで全体に延ばし、
ウェスで磨き上げていきます。
【仕上がり】
ご参加いただいたS様が仕上げたチェア。
座面に思いがけず深みのある木目が現れました。
英国の学校で子供がこぼしたであろう赤いペンキとのコントラストが
面白く、そして美しい1脚です。
今回は終了予定時間を若干過ぎてしまいましたが、
どの方も熱心に手を動かし、納得いくまで磨き上げていただきました。
ご近所にお住まいのN様は、炎天下の中、
肩に担いで楽しそうにご帰宅されました。
1点しかないアンティーク。
それにさらにご自分の手でメンテナンスを施せば、
それはまさにご自分だけの1脚。
ご参加いただいた方々にそれを生み出していただく瞬間に立ち会えたことは、
私共スタッフにとりましても、とても嬉しい体験となりました。
次回開催につきましては現在検討中です。
決定次第、またご報告させていただきます。
皆様の参加を心よりお待ちしております。
また、ワークショップに関してのご意見、
リクエストなどございましたらいつでもご連絡下さい。
最後に、本日ご参加くださいました方々に、
スタッフ一同、こころよりお礼を申し上げます。有難うございました!
東京都N様 スモールチェスト納品
N様のお宅は、都内の高層マンション。
温かみのあるアンティーク家具をおきたいという奥様のご希望により、電話台だけアンティークに決めたそうです。
シンプルにすっきりと暮らしたいというご主人も、この空間は気に入っていただけているとのこと。
「海外で暮らす時間が長かったせいか、アンティークの、しかも大き目の家具に慣れ親しんできました。日本の住宅事情を考えると、なかなか気に入った家具をおくことができませんでしたが、小さいながらも存在感を発揮してくれるこのスモールチェストにホッとする安らぎを感じます。丁寧なアドバイスをいただけたこと、感謝しています。ありがとうございました。」
限られた空間をいろいろ考えながら、ご自分だけの場所を演出するのもインテリアの楽しいところではないでしょうか?
現代風の内装にも、セレクトするアイテムや合わせる家具によって、居心地のよい空間創りができるということをご紹介いただき、ありがとうございました。
今お持ちのアイテムを生かしつつ、アンティーク家具を取り入れる方法など、様々なご相談にも誠意を持って、対応させていただいております。
N様、ありがとうございました。またのご来店を心よりお待ちいたしております。
東京都T様 ステンドグラス納品
ロマンスグレーのすてきなご主人様、優しげで品のある美しい奥様、絵に描いたようなご夫婦で、たまにお立ち寄りくださるお客様です。
ご自宅の玄関においていただいたステンドグラスをご紹介いただきました。
「この縁あって
ステンドグラスには台をつけて頂き、80年近く経過した昔ながらの和風建築の家の玄関に飾りましたが、日本家屋でも意外とアンティークステンドグラスがマッチしたのには驚いています。
落ち着きの中に華やかさが増した感じです。
曲線と直線の図柄、色合いが気に入って購入いたしました。
購入にあたり、細かいところにもいろいろご配慮を頂き、
今後とも宜しくお願い致します。」
日本人なら、誰しもあこがれる純和風建築にお住まいとのこと、80年経ってもなお住み続けられるのは、信頼のおける大工さんが造った素晴らしいお宅なのではないでしょうか。
その玄関に英国アンティークのステンドグラスを飾っていただきました。
家具同士、時代をあわせていただくと統一感がでるのと同じように、すてきなお住まいの和風テイストにも英国製ステンドグラスがなじみ、明るい印象を添えているように思えます。
お二人が時を重ねてきたお住まいの玄関に、当店のステンドグラスを飾っていただき、本当にありがとうございました。
またお立ち寄りくださることを、心よりお待ちいたしております。
東京都D様 ビューロー・チェア・スタンド納品
D様宅は、都心のオフィス街にあります。
オフィスを兼ねたお住まいに納品させていただきました。
「内装がオフィスビル仕様でしたが、アンティーク家具をおいてしまいました。
中国に出張に行くことが多く、現地で見つけた骨董品を飾るなど、“自分の居場所”創りを楽しんでいます。
アンティーク家具は木のぬくもりが感じられるので、居心地がよく、とても気に入っています。
いろいろな店を回り、なかなか決められないでいましたが、いつ行っても丁寧な対応をしていただき、好感がもてました。
また、寄らせていただきます。」
家具は一度買ってしまうと、なかなか買い換えることがありません。
デザインももちろん大切ですが、サイズや使い勝手など機能面でも、納得できるものを選んでいただき、永くご愛用いただけたらと思います。
D様は、お仕事にご利用とのこと、最後までアンティークビューローにするのかお悩みのご様子でしたが、お仕事の空間に趣味を取り入れ、リフレッシュされているのでしょうか。
またのご来店をお待ちしております。
東京都H様 ステンドグラス納品
アンティーク・ステンドグラスをご両親にプレゼントされたお客様より、うれしいご報告をいただきました。
「身体が思うように動かせず、車椅子の生活になり、気分が落ち込み暗くな
りがちな生活を送っていました。
そんな折、娘から
ヨーロッパの香りたかい優しくあたたかい光に照らされ、気分まで
明るくなっています。
家を訪れた方々にも、「素敵だ!」「気持ちが和らぐ。」と評判です。
アンティークは永い年月を生きているので、その物自体にパワーというか、
エネルギーというか、何かが宿って生きているように思えます。
このステンドグラスを通してふりそそぐ光をなるべく沢山見ることが出来
る様に、一日の行動に合わせて飾る場所を変え、日々違う表情やニュアン
スを楽しんでいます。
素晴らしいステンドグラスをありがとうございます。大切に、大切にしたい
と思います。」
ステンドグラスだけでなく、一点一点違うアンティーク家具も、何か人を癒してくれる味わい、雰囲気、そういったものがあるように思います。
お客様のご両親へのお心遣いがステンドグラスにさらに輝きを添えていそうな、そんなご報告をありがとうございました。
東京都U様 ネストテーブル納品
毎日、暑い日が続きます・・・
アスファルトの照り返しが強い、お昼前、先日ネストテーブルをお買い上げいただいたお客様がご来店くださいました。
和装がステキなお客様。
本日は濃い目お色のお着物に白い帯、なんとも涼やかな楚々とした佇まいに、外の暑さを忘れ、さわやかなひと時を過ごさせていただきました。
ネストテーブルのお部屋での様子を撮影していただいています。
アンティーク家具が並ぶお部屋に当店のネストテーブルを加えていただき、テーブルも生き生きして見えます。
「ガラストップだと、ちょっとしたものを何気なくおいておくことができるので、飾るときにも実用的に使うときにも便利です」とのお言葉をいただきました。
アンティーク家具は表面を化学処理しいていないため、濡れたものをおくときにはコースターをおくなど、ちょっとした配慮をしていただいたほうが永く美しくお使いいただけます。
それを熟知されているお客様ならではのセレクト。
アンティーク家具を日常にさりげなく取り入れるたくさんの知恵が詰まったインテリアなのではないでしょうか。。。
この暑さに、さらりとお着物を着こなし、すがすがしい後姿に、日本の夏を感じました。
またのご来店、心よりお待ちいたしております。
大阪府のY様 ステンドグラス納品
ご新居でお品物を受け取られたというご報告をいただきました。
以下、いただいた画像とコメントを紹介させていただきます。
「念願の新居の木製玄関ドア用に・・・♪とは残念ながら叶いませんでしたが、
アンティークステンドグラスは見ているだけでも飽きません (*^-^*)
なぜか癒されるこのデザイン。ぴったりの場所が見つかるまで、
あれこれ夢膨らませて楽しみたいと思います。
良いご縁をありがとうございました。大切にします。」
素敵なコメントと画像、有難うございました。
すっきりとナチュラルなインテリアによく似合うデザインをお選びいただき、
こんなコーディネイトもあるのか、と嬉しい驚きをいただきました。
ステンドグラスは厚みが無いので、お気に入りのデザインを見つけたら、
とりあえず手に入れて、その後どのように活用するのか、お考えになる
お客さまも多くいらっしゃいます。
Y様の様に、その過程もお楽しみいただけるのが
深みのあるアンティークならではの特性なのかもしれません。
今後とも、末永いおつきあいをいただければ光栄でございます。
Y様、有難うございました。
アンティーク ステンドグラスの木枠
1800年代後半から1900年代前半の英国製。
今日はそのステンドグラスの木枠についてのお話です。
当時の英国はヴィクトリア朝の時代。
まさに大英帝国が繁栄をきわめ、多くの富裕層が生まれました。
中産階級の生活レベルもあがり、日本でいう「アパート」である
「フラット」ばかりではなく、各戸に前庭、裏庭がついた長屋のような
「テラスハウス」が数多く造られました。
もちろんそのなかでもレベルの差はありましたが、多くの人々が好んだのは
道にむかっての「我が家」を最大限に演出できる「窓」の装飾でした。
そこにうってつけだったのが、ステンドグラス。
緯度の高い英国では、真冬には16時にはうす暗く、
朝は10時を過ぎないと陽の光を望めません。
必然的に家の中の明かりが外に漏れる時間の方が長くなります。
ステンドグラスはそんな環境で、「温かみのある素敵な我が家」を
外部にむけて演出する格好のツールとなったのです。
当時の家はまだまだ現役ですが、やはり窓周りは改修をおこなったり、
もしくは残念ながら取り壊されたりしてしまいますが、
そんななかでもステンドグラスの嵌った窓は、そのまま保存され、
アンティーク市場へと登場するのです。
木枠の損傷が大きい場合には仮枠と呼ばれる簡易的な枠につけて流通させます。
ステンドグラスの金属枠は、とても柔らかい金属でできているからです。
仮枠のステンドグラス
パンカーダでは当時のままのアンティーク木枠に嵌った
ステンドグラスも数多く販売しております。
何層にもわたって塗り重ねられた塗装、錆びた蝶番、上げ下げ窓のロープ・・・。
アンティーク枠のステンドグラス
どれも実用には適さない部分ばかりですが、
だからこそそのままの形でディスプレイされれば、
当時の空気が窓の外から流れてくるような気がします。
ステンドグラスは光があってこその品物。
是非ご来店の上、陽の光に、照明の光に通してそのゆらめきを体感して下さい。













