柏木むつきです。
(YOUKYOUカフェに込めた想いはこちらです)
(2024年4月加筆修正済)
こちらの記事、多くの方に読まれているようです↓
私は定期的に養護教諭志望の方に向けて、
教員採用試験の対策についてお伝えしていることもあり、
いわゆる「筆記&面接&実技」にかんしても色々考えることはあるのですが…。
(このブログではあえて具体的なことは書いてはいませんが)
先日、以下のご質問を養護教諭志望の方からいただきました。
要約するとこのような感じです↓
苦手分野の勉強はどのようにされていましたか?
またどのように対策したら良いですか?
あくまで私の考えですので、
全員に当てはまるものではないと思います。
自分にとって「これだ!」と思う方法を見つけることが大事なので
(トライ&エラーの繰り返しですね)、参考程度に…とことわったうえで、
以下のような内容をお伝えしました
(掲載上、加筆修正を行っています)。
お気持ちお察しします。
苦手なものは避けてしまいがちなのですが(避けても良い「苦手」もありますが)、こればっかりは避けては通れないと思います。
ただ、目にする回数、取り組んだ回数でカバーできることもあるかと思います。
以下に三点、挙げさせていただきますね。
一点目、「楽しく」対策する。
私は「真っ向から真面目に取り組む」だけが正攻法ではないと考えるタイプですので、苦手分野はいかに「楽しく」できるかを重視しています。
書店の「医学・看護学」の専門書コーナーには、学生向け・新人向けの本が沢山置かれています。今は「漫画でわかる」「イラストで学ぶ」などの本も沢山出ています。中をめくり、「これなら分かりやすそう」と思ったもので学習してみることをおすすめします。
あとは、動画やアニメ、漫画も沢山ありますね!
(この2冊は大変分かりやすくて私も参考にしています!
他にもたくさんあるのですが…まずはこの2冊ですかね。
このシリーズはアニメも漫画もありますし。)
二点目。実践的に学んで「情報収集」する。
過去問(受験自治体だけでなく全自治体が対象です)から実践的に学んでいく方法もあります。マーク式・筆記式問わず、「こういう形で問われるのか」という情報収集の気持ちで解かれてみるのが良いと思います。
正解・不正解だけにフォーカスするのではなく、問題の問われ方、自分の理解度(このような問われ方だと答えられない、こういう角度からだとスムーズに正答が導ける…などは一人ひとり違うと思います)、知識の定着度(分かっているようで分からないことは多いです)などにフォーカスすることで、ご自身の「現在地」を知ることは何よりの「対策」だと私は考えます。
そして三点目。とにかくアウトプットすること。
ついつい苦手なものは、「覚えなきゃ」とインプットに傾いてしまいがちですが、中途半端だと思っている状態で構いませんのでどんどんアウトプットしていくほうが、結果として覚えられると思います。
例えば友人に説明する(いなければ目の前にぬいぐるみを置いて(笑))。今は直接会うのが難しければzoomや電話でも良いと思います。そうやって「口に出す」ことで脳が整理され、記憶も定着しやすいです。
その友人には「どこが分かりにくかった?」などのフィードバックをもらうのもいいですね。
特に苦手分野にかんしては、インプットとアウトプットのバランスが崩れている場合も多いです(だからこそますます苦手になってしまうというループもあります)。
私も苦手なものを後回しにするクセがある人間ですので、こればっかりは「克服」というよりも、「そういうもんだよね~」と軽い気持ちでお付き合いしていくのが一番だと考えています。
夢のような解決法を提示できなくて心苦しいのですが、残念ながら「特効薬」はありませんし、ドラえもんの「暗記パン」もありません。近道をしたくなるのが苦手分野というものですが、結局は逃げても避けても「来ることがわかっている」ので「遠回りに見える道こそが最短ルート」なのだと思います。
このようなお答えをしました。
前回、記事を書いてみて、
「こういう内容を書くのはどうなんだろう…」
「私の「正解」がみんなに合うとは限らないしな…」
と悩みましたので、正直今回も記事にするのは勇気がいりました。
それでも、色々な人から聞かれる、ということは、
きっと同じようなところで困っている人がいらっしゃるのでは、と思ったからです。
今後も質問フォーム等にいただけましたら、お答えできる範囲で精一杯お答えしたいと考えています。
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