人は理屈では動かん! | P&F社長の今日の一言
2014年07月11日

人は理屈では動かん!

テーマ:ブログ

人は理論・理屈で納得し、理解し、感情で動くものである


要するに理論や理屈で納得はしても、行動に移すのかどうかは“感情”が伴うか
どうかが大きなカギとなる。
だから人を動かす立場にあるリーダーは人の感情に
焦点を当てて感情を刺激する事によって、人を動かせていく事が大切であるとい
う事であり、感情を刺激しなければ人は動かないという事でもある。

(やらなくてはならない!という状態を作るのではなく、やりたい!という状態を

作ることに焦点を当てる事)
人は“理論・理屈”よりも“感情”の方が行動を起こす原動力になるのである。
だから理論・理屈で納得して理解しても、感情が揺す振られないとモチベーショ
ンは上がらないし、理論・理屈では納得・理解していなくても、感情が高ぶれば
行動に移してしまうという事でもある。
世の中において“悪”と思われる事であっても(例えば戦争や抗争や犯罪など)
何かしらの感情(怒り、苦しみ、快感、喜び、痛み)が高ぶれば、やはり悪事を
働いてしまうものであり、世の中の悪事と言われるものは世の常だともいえる。


さて、昨日は起業家団体の会合へ出席させてもらい、また大いなる刺激を頂いて
帰った。私は帰宅後も、感情が高ぶりすぎて大いに落ち込み、悔しさと悲しさと
自身への怒りや憤りに眠れぬ夜を過ごした。


昨日の会合では、著名起業家による講演と年度末の様々な表彰などが執り行われ
起業家としての成長などを会社業績に応じて発表されたのだが、本当に私自身の
器量、力量、成果に対して、あまりにも情けなく悔しく怒りを覚える一日となり、
私にとっては非常に“有難い刺激”となった。
そういう刺激こそが何よりも私自
身の現状に対しての不満足感を味わい、成長への原動力
につながるからである。


冒頭で書き記したように、人は理論・理屈では動かない。
私自身の経営における目的や目標は、決して“業績”では無いし、“規模”でも
ないし、“個人のお金”などでも無い。目的や目標というものは、やはり関わる
人や社会や未来を活性化させていく事にあり、豊かにしていく事である。
だから、分かりやすく言えば、5000人の企業になっても社員を豊かに出来て
いない企業になるくらいならば、10人の企業で良いので物心共に豊かにしてい
く事が目的であり、目標なのだ。売上においても然り、1兆円、1000億など
という大企業になる事が目的ではなく、中小企業であっても社会に貢献できる企
業(お客様やパートナー様から「ありがとう」を沢山頂ける企業)を作る事こそ
目的なのだ。


だから、売上高が高いとか、目先の業績が大いなる成長を遂げているとか、従業
員が多いとか、、、そんな事は目標として持つことはあっても決して目的ではな
いのだ。それが“私の理屈”(経営観)なのである。


しかし!
昨日の会合でも大きく感情が揺す振られたのは、数字一つであっても“何故負け
ているのだ!”と言う、怒りや悔しさや負けたくないという“感情”なのだ。


絶対に負けてられるか!


その感情こそが何よりも、私自身のエネルギーの源泉となり最高のモチベーション

になるのである。
結局、経営者として成功している人たちにおいては、理念とかビジョンとか哲学
とか戦略とかビジネスモデルとか、、、様々な要因や共通項はあると言われるが、

やはり“絶対に負けたくない!”とか“何が何でもやりたい!”とか、そのような
情の強さが成功へと導く力
となると言えるのだ。


私はまだまだ甘い!
私はまだまだ器量が無い!
私はまだまだ力量が無い!
私はまだまだスキルが無い!
決して理屈では無く、ただただ経営者として!
ただただ男として!絶対に負けたくないんだ!
他人にも自分にも。。。


※そんな私自身にも救いの言葉を投げてくれる方々に感謝を込めて。。。