神麗 魂の 導き神 宇宙総帥アリヒト


キョロキョロ今回もご訪問くださりありがとうございます。



・・・・・・ふらふらになっていた姿勢も戻った。 

続き


脳裏に浮かぶ血塗られた様々な亡者の傷を癒(いや)したのだ。

首の無い侍には首が付き、頭の無かった子供には頭が甦(よみがえ)り、穴の開いた腹も塞がり、垂れ下がった顎も口も元に、手足の無かった侍にも手足が、数十人もの犠牲者の傷が甦ったのだ。

喜びと歓喜、だがまだ信じられないと自分の体を手でゆっくりと、切り裂かれた着衣の上から感触を楽しむように撫ぜ回し、深手を負った傷跡を確かめるようにしているものも。

傷の癒えたモノと話が出来るか再び呼び出してみよう。

「ウッ、ウー、ウッ・・・グッワーッ・・・」

と叫び声はまだ漏れている。

「ウッ、ウッ、アッアァ・・・・・ウッ、アー、アッウワー・・・ア、アゴガ、アゴガ、アワワ、アゴガ・・・アゴガツナガッタ」

「顎がついたのか?」

「アア、アッ、アゴガ、アゴガ・・・アゴガナナナオッテイル・・・」

「アゴが治ったか?良かったなぁー他のものはどうか」

「ウワッ!クク首も、首もくっ付きました・・・」

「そうか、ほかのものはどうだ?」

「皆、みんなふしぎがって・・・・いる、みんな体が治っております。皆・・・もとの体に戻っております・・・アッ、アアアァ・・・」

「そうか、お前先ほどの奴か」

「ささ、さようでございます・・・皆、みんなもどっております・・・ゆゆ、ゆめのようでございます。ほんとうに夢のようでございます・・・ハアーッあああたま頭が割れていたのがなおっている・・・夢をみているようで御座います・・・ありがた、ありがとうございます・・・うちゅうそうすいさま、有難う御座います・・・アッアアア、あなた様は神様でございます・・・こ、こんなことが出来るなんて、まるで神様でございます。本当に凄い方でございます。皆体が治っているようです・・・今、皆ひれ伏しております。今後は皆あなた様を神様と崇めこちらから、皆あなた様をお慕いもうし、あなた様の傍におりたいと願っております。あなた様は凄い方です。このような方、こんなに凄い方が・・・おるとは・・・あぁあり難き・・・」

「では我との約束どおりこのリン子から離れるか」

「離れます。あなた様とのお約束を破る分けにはいきません・・・離れます。お約束どおり私達が離れればこいつは憎いが回復するでしょう。体も回復するでしょう・・・」

「では間違いなく離れるか」

「離れます・・・宇宙総帥様、あり難き幸せに存じます。あり難き幸せに存じます。これより離れます。宇宙総帥様お礼のしようがありませんがあり難き幸せに存じます・・・わたくしたち一族は感謝、感謝で御座います。皆泣いております。泣いております。皆、皆泣いております。あり難き幸せに存じます。地獄から仏とはこの事で御座います。地獄、地獄に神様とはこの事でございます。あり難き、あり難き幸せに存じます。宇宙総帥様ありがたいありがた・・・・」

と感謝、感謝で離れていった。

これでご相談者の母親のリンパ腫も快方に向かってくれれば万々歳だが。

しかし、侍達の傷を癒している最中に脳裏に浮かんだ、あの光景は凄まじいものだった。

確かにこの世の地獄を垣間見たようだ。

血、血、血があたり一面、部屋中が血で塗り固めているような惨劇の後だ、天井からも血が滴り落ちていた。

あのような事件が数百年前に実際に起きていたのだ。

今回、多くの怨霊に纏わり憑かれていたご相談者の母親。

リンパ腫と言う難病に侵され病床に伏している。

前世の怨霊の喋った事を”嘘”等とは努々(ゆめゆめ)疑うことなく自分が前世で犯したであろう大罪を今生で悔い改め養生をして頂きたいものだ。

なぜ”リンパ腫”が発症するような事になったのか、を・・・。

しかし、私の力も凄いものだ。

我ながら果てしない能力には驚愕(ぎょうがく)するばかりだ。

天界から降臨し20年近くの修行を経てこの素晴らしい力を得たのだ。

死の先で生きているモノの傷を治す力まで。

それも一人や二人ではない。

数十人の亡霊達を一瞬にして。

これは物語ではない。

事実リンパ腫で入院されている方の前世に関わる怨霊の復讐を止めさせたのだ・・・

傷を治す事を条件に。

母を想う娘心に心を打たれ・・・・。

                 <終>


今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

今回の体験談を最後に、しばらくお休みさせていただきます。

また再開の折には、お立ち寄りください。