東村山市内で2010年1月、発達障害児の保護者が集まり立ち上げた親の会「らっこの会」が主催した学習会に参加しました。
講師は明星大学教育学部教授で「こども家族早期発達支援学会」会長の星山麻木さんです。講演を聞きながら、6人1グループの話し合いで交流するワークショップ。テーマは「あなたもわたしもサポーター」です。
2012年の調査で、小学校1年生から中学校3年生で「障害のある」生徒は2%ですが、普通学級のなかで支援が必要な子どもは6.5%。小学1年生では9.8%の子どもが支援が必要であることが明らかになったそうです。
ASD(自閉スペクトラム症)、ADHDについて学びました。私たち親が子どものときの「遊び」や「楽しかったこと」などを出し合いながら、今の子どものことを考えました。
「揺れる、回る、隠れる」は子どもの発達に必要。「子どもたちが笑う時、発達する」。「仲間、時間、空間」の3つの間が必要などの話に、あらためて子どもたちをとりまく環境や子育てについて考えさせられました。
「自尊感情」を大切に育てたい。多様であることは豊かなこと。支援が必要な子どもたちに、しっかりと支援することで一人ひとりの多様な育ちが保障されることがよくわかりました。そのためには親や学校の先生、地域が一つになって支援することだと学びました。