株式会社スーパーワン 代表ブログ

株式会社スーパーワン 代表ブログ

あと戻りはしない。だけど、現在遠回り中。

私たちは生きていく上で、沢山の事を人から教わります。また、教えます。

教える、教わるというのは、難しいものです。

教える側はわかっていますが、

教わる側は、わかっていません。

いえ、何をわかっていて、何をわかっていないのかも、わかっていないわけです。

人の頭に端子が刺さるところが付いていて、相手の頭とケーブルで繋ぎ、ボタンを押すと、あっという間、知識や経験が転送される。

なんて具合なら苦労しないのですが、教えるというにはとても苦労するものです。

なにかを相手に教える場合、こんな事が行われます。

・実際にやってみせる
・なぜそうなのかという理屈を話す
・問題を出して答えさせる
・本や資料を渡す
・実際にやってもらう

 どれも手間と時間がかかりますが、効率は良いのは「問題を出して答えさせる」と「本や資料を渡す」です。

 これらは、一度に複数の人に対して実施できますし、理解の不足があれば自分で学べますし、理解の不足を自分で把握できます。
 
 ですから、例えばパソコン教室ならば、テキストを用意して、これに従って授業を行いながら、最後にパソコン検定を受けてもらう、といった構成にすると、仕事で忙しくて出席できなかった時もテキストでの自習が可能ですし、検定で成果もちゃんと確認できます。

 特にテキストは重要です。

 習い事の教室では、自前のテキストを用意する事が多いのですが、そこにノウハウがギュッと詰まっています。

 これが、とても簡単にコピーされてしまっています。ネットにアップされるという事までには至らなくとも、受講者が気軽にコピーして、それを人に渡してしまうのです。

 先の例にも書きましたが、テキストは生徒の補習に欠かせません。ですから、購入してもらい、家でも、移動中でも読んでもらう事ができます。

 ここでは自分は購入した、という意識が働き、だからコピーしても良いという感覚になります。

 コピーは著作権違反ですし、たいがいのテキストにはコピーして配布する事を禁止する旨が記載されています。しかし、コピーは頻繁に行われてしまっているのが実態です。

紙をデジタル化する事は、今は非常に簡単になりました。

市販のスキャナでも、数百ページを一度に読み込み、両面をスキャンしてくれるものが多数あります。しかもPDF化までやってくれます。とても簡単です。

また、もともとテキストをパワーポイントやワードで作っている場合も多く、これらはPDF化すれすぐに配布ができます。

問題は閲覧方法です。

紙というのは実に便利で、マーカーで書き込んだり、付箋を貼ったるなどのことが容易にできます。また、紙に印刷されたものは、パソコンやスマホに比べ、とても見やすく、目に優しいという特徴があります。

デジタル化すると、こうはいきません。

例えば、iBooksにPDF化したテキストを登録すれば、マーカーやペンで書き込みもできますし、ブックマークもできます。もちろん紙のようにペラペラとページをめくって読めますし、中高年には嬉しいルーペ機能まで使えます。

これをパソコンやタブレットで見ならば、もはや紙は不要とさえ思いますが、問題は携帯性。

紙ならばカバンに入れておけば、どこででも取り出せて見る事ができます。パソコンも持ち歩く人は多いでしょうが、開いて起動するまで時間がかかります。そういった意味ではタブレットは最適ですが、まだ誰もが持つようにはなっていません。

テキストは、誰もが見られるものである必要があります。だから、パソコンでも、タブレット、そしてスマホでも閲覧できるようにしておくのが良いのですが、もっとも携帯性の高い、スマホが、テキストの閲覧に向きません。

画面が小さいからです。A4、B5サイズのテキストをスマホで見ると、拡大しないと文字は判別しにくく、非常に読みにくい状態になります。

では、どうすれば良いか。

スマホのサイズに「最適化」すれば良いのです。

1ページに記載されている内容をいくつかに分割し、スマホの2〜3画面にそれらをレイアウトし直すのです。

すると、縦スクロールしながら読む事ができます。スマホで非常に読みやすいレイアウトになります。

さらに、オーディオブックにしたり、スライド化や、またフラッシュカードにすると、学習や記憶に最適なものにする事ができます。

紙をそのままデジタル化するというのではなく、スマホ用にリレイアウトする事で、テキストの持つ情報を、より学習効率の良い表現に変換する事ができまます。

そして、肝心のコピーを防ぐ方法としては、DRMというものがあります。これは、本人の確認ができたら、その本人情報と、配布したデジタルテキストを暇付し、この人に正式に配布されていることを証明するものです。この証明がないと、たとえテキストをコピーしても、閲覧することはできません。

このDRMを実現するには、本人の確認ができる事が重要なのですが、昨今はlineやFacebook、TwitterなどのSNSアカウントで、容易に確認が可能になっています。個人情報の登録も不要であるため、すぐに使えます。

リレイアウトの話に戻ります。

リレイアウトは、学習の効果理解した、「デジタル・リレイアウター」と言われる、技術を持つ人の手によって行われます。

こうした教材やテキストのデジタル化は教育業界でけでなく、企業研修などの分野でも進んでおり、スマホでの閲覧を可能にするための、リレイアウトの需要は高まっています。

ただ、まだまだ、それをに担うデジタル・リレイアウターが少ない事が課題となっています。

当社でも、テキスト、教材のリレイアウトを含むデジタル化のコンサルティングを行っていますので、テキストのコピーにお困りの方は、メッセージを頂ければ、ご相談には乗れるかと思います。