行程は12/21-22の二日間、この時期は例年「クリスマス寒波の到来」とカブるのですが、今年はオホーツク沖に 『 バクダン 』 が出来上がっているという悪条件の中で開催されました(涙。
◇ワタクシの成果
生徒さんを一刻も早くパラレルターンに導く3つの手法、①プルークボーゲンからの展開、②横滑りからの展開、③シュテムターンからの展開-ちう、新教程でいう「3本の矢」をミッチリと学習させて頂きました。
カービングスキーが登場する以前から滑っている人間にとっては「ああ、懐かしいな」と思える要素が満載なんで、研修を受講しているワタクシにとっても受け入れやすい内容でしたし、生徒さんにしてみても「昨年までの訳の判らんようなメニュー」は存在してないんで、理解されやすく&確実な効果や実績をもたらす指導法として広まってくれるんじゃないかと素直に思えた次第です~。
面白かったのは、以下の台詞が連発されていたコトでしょーか?。
①外脚荷重
昨シーズンから発言が目立つようになりましたが、今シーズンは「連呼」ス(≧▽≦)b 。
とはいえ、このワタクシの場合、内脚主導・外脚従動が叫ばれ続けていたここ何年かも、ず~っと外脚荷重重視のままでしたが…。(単に出来なかっただけ? or 頑固おやぢなるが故??)
②板を踏んでいく
『 スキー板がたわんでくれなければ安定した滑りなど実現できない 』 いうんが持論なんで、「何を今更言うてんねん!」ちう思いもありますが…、
これは、板のたわみを引き出させるための言葉なんでしょうネ☆かつてノーマルスキーを履いていた時代に言われていたソレとは本質が異なる動作だと思います~。
ただし、滑り手自らが「内力を使っていく(=筋力活用)」という点では共通でっス。
③ハイブリッドスキーイングを否定する訳では無い
否定してもうたら…、自分らがやってきたコトも否定するコトになりますから、、ねぇ。
実際問題このワタクシの場合、ターンを仕掛けていく際は「内脚の長さを短くする事」を心がけてるんで、そうした役に立ったような要素まで否定するつもりは毛頭ありませぬ(*^.^*)。
アレはアレで、功績を残したところも少なくはなかったと感じておりますカラ 『 良かった部分については引き出しに収納しとこ 』 と思ってま~す。
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にしても、
講習班の方の中には「初滑りです」という方も多かったですし、また、「アナタ現場に立ったことあります?」「資格お持ちですよね??」と感じてしまうような方も今年の班には多かったように感じました。
→こうした方々って、何か、歳を追う毎に増えていくカンジ
ただ、これをもって相方を指導していく「眼」や「エッセンス」はだいたい構築されたかなと思いますので、後は正月明けの4日~5日に行われるNaito先生のキャンプで確実にモノにし、「生徒さんを正しい方向に導ける有資格者」となれるよう頑張っていきたいと考えておりまーす。
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◇相方の成果
21日にスクールに入ったようですが(担当は、正木センセ)、ちょっと頭が混乱してしまったよーです。
正木センセからは「板に載ったままですネ」いうコメントがあったそうで(これは予想どおり)、その対策として「外脚を動かす=外腰を回す」というアドバイスをもらったそうなんですガ、ウチの相方の場合「コメントを通り一辺倒に捉える傾向」があり、かつ「ソレばかりに頭がいっちゃう」ため、まだ本調子ではなかった相方は完全に調子が狂い、滑り自体も萎縮しちゃってましたネ。
また、ポジション(構え方)もスキーに必要な運動をスポイルしてしまうような形に戻ってしまっていたんで、その2つを早急に矯正することが研修会を終えたワタクシに与えられた使命となりんした。
A.スキー操作に必要な運動
正木センセのコメントは正しいのですが、その運動は、舵取り期における最後のエッセンスだとワタクシは考えております。(荷重⇒回旋ちう一連の流れの中でのソレ)
新しくなった教程ではターンを導く方法として、①先ず左右の脚の長さを変えながらスキーに重さを加え(荷重による板のたわみ発生)、②ターン弧を調整するため脚(腿、状況によっては腰)を内側に絞ること(回旋)が必要とされておりますけれドモ、この時の相方は「①」がスッポリと抜けておりました…(はは。
そのため、
プルークファーレンで左右の脚の長さを同時に変えていく手法から、左右交互に変えていく手法を経て、この時に「脚を屈曲させてスキーに重さを加える(雪面抵抗を感じ取る)」ことをアドバイス。
その後、横滑りやシュテムターン(山開き&谷開き)といった「外脚荷重」を重視するバリエーショントレーニングを展開し、「外スキーに重さが加わってさえいればスキー操作は安定する」こと、そして「スキーに重さを加えるためにはソレが可能なポジション(※)を採って滑り手自らが運動していく」ことをキッチリと学習してもらいました。
※特に、脚を伸展して重さを加える際にポジションが高すぎると出来ないことを口酸っぱく=相方はポジションが高すぎるので
同時に、正木センセからのコメントは「①をやりながらの併せ技」であること、それから、「ターンを切り替えるために板に加わっている重みを軽減させる必要があり、その結果として(この段階の滑りの中では)抜重操作(適度な上下動)が形として表れる」ことを理解してもらいました。
こうした甲斐もあってなのか、ウチの相方は新教程やジャーナルに書かれていたことを「よーやく」思い出したようで、同時に、板の上で身体運動を行うためのアプローチ方法も感じ取ってくれたのではないかな?-と思います。
まあ今回は、屈曲荷重という判りやすい内容に留め、この先にある本来の課題「伸展荷重」は実践しませんでしたが、それは、我が家の年末年始キャンプで
B.ポジション改善
スキーの場合「骨盤を起こしていること」が重要で、その確認方法としては「腰にハリを持たせ続けること」がありますが(当然、相方もソコは意識している)・・・、相方の場合 『 腰のハリを意識させると顎を突き出すクセがある 』 んですなコレがまた。
んで、その結果「お尻がポコッと突き出てまう」訳です(笑。
皆さんの身体のことは判りかねますけれドモ、およそワタクシにいたっては、お尻が突き出てると股関節の可動域が減る、つまり、動きがスポイルされてまうんですな。
よって、スキーに重さを与えるための運動である外脚の進展や屈曲がやり難くなる-ちう連鎖に陥ると捉えています。(※)
※腰にハリを持たせた上で基本ポジションを採った時、意図的に顎を突き出してみて下さい
※ワタクシの場合、お尻が必ず「ポコッ」と出ます
※この時、ワタクシの身体においては脚部を自由に動かす事がとーっても難しくなります
※ちなみに、顎を引いてあげると(何故だか)お尻も引っ込みます&腰のハリ感はそのままにネ
それなので、相方には「顎を引っ込めて」&「上目遣いでモノを見ていくよう」激しくアドバイス!。
その後はお尻を突き出す現象も消え失せたので、脚部の動きがスポイルされることもなくなりましたとサ☆めでたしめでたし。
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研修会終了後はそんなこんだしながら、相方と「ホタルノヒカリ」が鳴るまで滑り込むつもりでしたが、気温の上昇がみられない「極寒の地:菅平」の冷気に晒されていたためか、さすがのワタクシも足のつま先などが冷え込んできたので16時の段階でゲレンデから撤~収~☆彡。(相方は軽~い凍傷)
今シーズン初訪問となる「十福の湯(連休最終日と違うんに混んでた)」で21時まで
(24:20帰宅)
じゃ、今日はこんなトコで。
またお会いしましょ☆しーはいるっっ!!
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