説明よりも「質問」
この夏から秋にかけては、オンライン研修に専念していました。テーマはさまざまでしたが、多かったのが「質問力研修」でした。コールセンター業界のデモカンファレンスの実践講座で指導者向けに行っていた「洞察力・提案力研修」をオンライン用に2.5時間研修に仕立て直しました。先日、「質問力研修」の参加者アンケートが送られてきました。印象に残ったキーワードは、見事にばらばらでした(笑)「知識があるが故に説明してしまう」、「質問するには勇気がいる」「数珠繋ぎロールプレイング」、「寄り添い質問」などなど、参加者の方々の感性が豊かなんですね。それでも、無理やり集計すると、トップ5は以下でした。1.勘所2.WHY思考3.真意を引き出す質問4.質問するタイミング5.コンシェルジュの5K習慣「質問」を取り入れたことで、皆さんの応対は劇的に変わりました!皆さんも、「なーんだ、質問しても失礼じゃないし、違和感もない」と。常に「なぜ?」「どうしたんだろう?」という気持ちで質問を投げかけると宣言され、職場でも継続くださっているようです。お客様の問いかけも、いつもわかりやすいわけではありません。「したいこと」に思いを馳せて質問すれば、要望が見えてくるから、無駄な説明をしなくて済むので、お互いにハッピーお客様の要望は、未熟であるのは当たり前。知識・経験がある応対者の私たちが応援して聞く姿勢が大切だと思うのです。