オーストラリアPGAチャンピョンシップ結果的には14アンダーで、4打差のぶっちぎりでアダムスコットが
リッキーファウラーとの最終日、最終組対決を制し優勝して幕を閉じました。
とてもスリリングなシーンも多くとても素晴らしい大会でした。
この前の続きになりますが、アダムスコットとリッキーファウラーを中心に詳しくレポートします。
アダムは初日は8アンダーと素晴らしいゴルフを展開しました。
パー71の池やハザードの多いコースでは完璧に近いゴルフと言えます。
そして2日目は69のトータル10アンダー、ピンチにも耐え2つ伸ばしてくるところはさすがです。
3日目は上位選手がスコア―を伸ばしてくる中、イーブンで停滞気味となりましたが簡単には崩れません。
最終日は、結果的には4つ伸ばし優勝となりましたが途中まではピンチもありました。
リッキーファウラーも初日7アンダーとやはり冷静さを兼ね備えたアグレッシブさを発揮し単独2位に付けます。
2日目はピンポジションも厄介になり、1個伸ばしただけの70.
3日目はボギーが先行した結果、耐えましたが1オーバー。
再終日は、最終組でアダムとの2サムでスタートギャラリーも大喜び。
途中はもう一歩でアダムを捉えそうなところまでいきましたが、3つ伸ばすに留まり10アンダー
の単独2位で終了。
この試合の見所は、中盤を迎えてところで雷と大雨によりサスペンデットで2時間近い中断。
最終組も11番ホールでストップ。
この時点でアダムを含む3人が10アンダー付近でシーソーゲーム。
この休憩時間に黙々とパターの練習を行っていたのは、アダムスコットでした。
パター練習中も気負ったところを感じない、冷静さを、しぐさや間合いから受け取る私。
たぶん崩れないで行くだろうなとこの時点で予想が出来ました。OSで言う3つのバランスがこの場面に来ても彼は最高なのです。
長い休憩後の再スタート、動じないプレーがすぐに良い結果へと繋げるアダム。
長いロングホール完璧ティーショット。驚く飛距離です、一番勝負どころのセカンドはアイアンを持ち完璧なショット。心と体とスイングがバランスのとれた会心のショットでした。とにかく美しいスイングから放たれたボールはあわやアルバトロス、カップの横を通り過ぎ15センチオーバーで止まり難無くイーグル。
リッキーもセカンドショットをグリーンサイドのバンカーの上のアドレスの取りにくいところから、ナイスアプローチ。
残念ながら入りませんが次のパットを決めバーディーのトータル10アンダー。
ここで2打差。勝負ありのパーフェクトな一打でした。
ここから残り4ホールで2つのバーディーを奪いほかの選手に付け入る隙を見せませんでした。
リッキーも相手の完璧に近いプレーにも、臆せず自分のプレーに徹し最後までベストを尽くした
プレーには心打たれました。
こんな試合を日本ツアーでもぜひ見たいものです。
賞金の高さからは日本はヨーロピアンツアーと肩を並べていますが、プロの立場を理解した芯のツアープロが少ないのは残念なことです。
、ゴルフが上手けりゃ偉いんだと勘違いしてるプロやアマのクラチャンクラスの人。
ゴルフの真の素晴らしさ理解しゴルフに励んでください。
世界は広いですよ。
まだ間に合います、あなたのゴルフはフィジカル、メンタル、テクニカル、のバランスが取れているかすぐにチェックですよ。
それではまた。