5月15日に行われる葵祭(あおいまつり)は、日本で最も優雅な祭といわれています。
京都御所を出発した行列が下鴨(しもがも)神社、上賀茂(かみがも)神社に向います。
私と友人は下鴨神社で、王朝絵巻さながらの装束の一行を待ち受けました。
京都御所を出発した行列が下鴨(しもがも)神社、上賀茂(かみがも)神社に向います。
私と友人は下鴨神社で、王朝絵巻さながらの装束の一行を待ち受けました。
思いきり腕を頭上に伸ばして見当つけてシャッター押したら、斎王代(さいおうだい)の美しきお姿が映ってました。(*^^)v
加茂の社(上賀茂神社・下鴨神社)には皇女が斎王として代々奉仕されてきました。
現在は市民の女性から選ばれるので「斎王代」と呼ばれています。
下鴨神社は私が京都で最も落ち着く場所で、今まで何度かふらっと訪れています。
かつて撮っていた写真を使って、ちょっと下鴨神社をご案内いたします。
かつて撮っていた写真を使って、ちょっと下鴨神社をご案内いたします。
下鴨神社はみたらし団子発祥の地です。(いきなり食べ物の話題)
土用になれば神社内の御手洗池から清水が湧き出ることが七不思議の一つにあげられ、吹きあがる水泡を形取ったのが、みたらし団子の由来といわれています。
土用になれば神社内の御手洗池から清水が湧き出ることが七不思議の一つにあげられ、吹きあがる水泡を形取ったのが、みたらし団子の由来といわれています。
二本の木が一本に結ばれた御神木。
縁結びの神の神威(ちから)によるものと言い伝えられ、京の七不思議として古くから有名。
…と、七つのうち二つの不思議を下鴨神社で占めてしまっているのかしらんと、私は書きながら自分で突っ込んでしまっています。
縁結びの神の神威(ちから)によるものと言い伝えられ、京の七不思議として古くから有名。
…と、七つのうち二つの不思議を下鴨神社で占めてしまっているのかしらんと、私は書きながら自分で突っ込んでしまっています。
境内のおやすみ処。甲餅(さるもち)と太字で書かれてますね。
甲餅は江戸時代の文献でも、下鴨神社境内で売られている様子が描かれていました。その後明治政府の政策で、神社の祭礼がすべて制度化され、庶民の間に伝わった習慣は廃止。甲餅の販売も中断されました。
「葵祭の味を復活させたい」と願い続けた下鴨神社の新木宮司は、神社近くの和菓子職人に依頼。そして代々の宮司に継承されてきた口伝だけを頼りに、小豆のゆで汁で餅をつき、小豆の粒を残したかたちで再現したのが、この甲餅です。
甲餅は江戸時代の文献でも、下鴨神社境内で売られている様子が描かれていました。その後明治政府の政策で、神社の祭礼がすべて制度化され、庶民の間に伝わった習慣は廃止。甲餅の販売も中断されました。
「葵祭の味を復活させたい」と願い続けた下鴨神社の新木宮司は、神社近くの和菓子職人に依頼。そして代々の宮司に継承されてきた口伝だけを頼りに、小豆のゆで汁で餅をつき、小豆の粒を残したかたちで再現したのが、この甲餅です。
なんて甲餅の紹介をしておいて、私が頂いたのは、まめ豆茶。
明治初めの祭儀改正以前、黒豆を炒って作られたお茶は、神社神官の飲み物で、不老長寿の良薬とされてきました。
明治初めの祭儀改正以前、黒豆を炒って作られたお茶は、神社神官の飲み物で、不老長寿の良薬とされてきました。
黒豆は健康や美容によい成分が含まれています。
夏に境内で出されるまめ豆茶は、氷のグラスに熱いお茶を、じゃっと注ぎます。
急須に残った黒豆は後で小皿に取り出していただきます。
いいですね~、この演出。
急須に残った黒豆は後で小皿に取り出していただきます。
いいですね~、この演出。
まめまめしくいつまでも…という願いとともに喜ばれ食されてきた黒豆です。
さて、おやすみ処をあとにします。
鳥居の見える右側の道から出てきて、左側の木のトンネルを抜け、大通りに出ることにしましょう。
鳥居の見える右側の道から出てきて、左側の木のトンネルを抜け、大通りに出ることにしましょう。
下鴨本通り。 下鴨神社の向い側にあるのが、 名高き『加茂みたらし茶屋』。
店のお庭で、みたらし団子をいただくことにしました。
小ぶりで口の中にすぽっと、実に気持ちよく納まる大きさにニッコリ。
注文を聞いてから炙るので、焦げ目のついた皮が香ばしく、団子は質の良い上新粉のさらっとした風味。おいし~い。
一つ目の団子を人間の頭に見たて、二つ目の団子との隙間を少しけてあります。神様にお供えするため、人間の体を模したのだそうです。
小ぶりで口の中にすぽっと、実に気持ちよく納まる大きさにニッコリ。
注文を聞いてから炙るので、焦げ目のついた皮が香ばしく、団子は質の良い上新粉のさらっとした風味。おいし~い。
一つ目の団子を人間の頭に見たて、二つ目の団子との隙間を少しけてあります。神様にお供えするため、人間の体を模したのだそうです。
営業 9時30分~20時(LO19時30分) 定休日 : 水( 定休日が祝日の場合は営業)
料金 みたらし団子(お茶付)3本400円、 持帰り5本500円
料金 みたらし団子(お茶付)3本400円、 持帰り5本500円
葵祭は5月15日。~ってことは智恩寺で毎月15日に開かれる『百万遍さんの手づくり市』に行かない手はない!ってことで、智恩寺にも寄りました。
凄い人・人・人…でした。YouTube動画を見つけたので雰囲気はこちらでどうぞ。
凄い人・人・人…でした。YouTube動画を見つけたので雰囲気はこちらでどうぞ。
下鴨神社から智恩寺までは、今出川通りを出町柳~百万遍の交差点まで歩きました。 バスもあります。
ランチは智恩寺近くの京大の学食『カンフォーラ』でいただきました。
阪急河原町駅の案内所でいただいた地図。
今回はこんなふうに巡りました。
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