OTSURUは「デバイス治療」 | OTSURUちゃんの四方山話  

OTSURUちゃんの四方山話  

「洞不全症候群」でペースメーカを入れるために入院したら
「ブルガダ症候群」であることが判明し
2013年にICD(埋め込み型除細動器)を入れました
ICDのペーシング機能と除細動機能に守られて
「普通」の生活を送っています 
     

OTSURUのような、不整脈のあるものの治療法で

植込みデバイス治療」というものがあります。

まさに、OTSURUはこの治療法を行っています

 

そもそも、デバイスとは

「コンピューターを構成するあらゆる装置・部品の総称」

を言いますが

それを医療器具に利用したものが、

「ペースメーカー」「ICD」「S-ICD」です。

「CRT」とか「CRT-D」といった仲間もあります。

全部、植込み型です。

 

ICDは総称を「植込み型除細動器」といいます。

その中で「S-ICD」は、

不整脈が起きた時自動的に電気ショックを与え、

突然死を防ぐものです。

機能としてはそれのみで、単純です。

よって、機械も小さく、

手術やその後の生活にも負担は小さいです。

突然心臓が止まってしまう、ブルガダ症候群や、

心筋梗塞、弁膜症などの方は

これが最適と思われます。

 

OTSURUはブルガダ症候群です。それに合わせて、

洞不全症候群で徐脈です。

S-ICDの機能だけでは足らず、

ペースメーカーの持つ脈拍を正常に調律する機能が必要です。

そこで、除細動器とペースメーカーの両方の機能を備えた種類の

ICDが入っています。

ペースメーカー部分は「DDDR」といい、

DDDは心房と心室のそれぞれにリードが入りほとんどの

徐脈に対応できます。

そのあとのRは運動などで心拍数急に増加した場合、自動的に反応する

機能を付加したものです。

「ペースメーカーの機能を持つICD」だから

「ペースメーカー機能付き植込み型除細動器」が

正確な名称かなあ

 

しかし

「ペースメーカー」はおろか

「ICDはいってます」って言っても

医療従事者にでも、キョトンとされるのに

「デバイス患者です」って言ったら、

「はあ???」

「デバ」でしたら歯科行ってくださいとか言われそう

 

まだまだ、市民権は得ておりませんね。

 

しかし、時代は流れる

 

私の通っている病院は今まで

「ペースメーカー外来」

「ICD外来」と、診察の時

名前を変えていたのに

今度

「デバイス外来」に変更になった。

 

先先を行くよ!

OTSURUは、ちゃんと勉強して、ついていくよ!