OTSURUのドキドキ動悸(回想) | OTSURUちゃんの四方山話  

OTSURUちゃんの四方山話  

「洞不全症候群」でペースメーカを入れるために入院したら
「ブルガダ症候群」であることが判明し
2013年にICD(埋め込み型除細動器)を入れました
ICDのペーシング機能と除細動機能に守られて
「普通」の生活を送っています 
     

45歳過ぎくらいからたま~に動悸がするようになった。

(あ、年令秘密だったっけ、まっいいか、ここ大事)

特別な動きをしていないのに

ドキドキドキドキって、急に脈が速くなって、

脈拍120くらいかな。

うわ、しんど・・ってかんじ

で、すぐ収まる

 

時は経過し、ドキドキが、ストッて収まると、

脈がスキップし始めた。

トントンツーツーツートントントンツーツートン・・みたいな

(ツーは止まってる)

何だこりゃ、これが不整脈ってやつか。

 

しょっちゅう、自分で手首で脈を診ていた。

また、飛んでるよ。

少しは、しんどいけど仕事できない程じゃないし

そのうち収まるから。

 

普通に動いている時のOTSURUの脈拍は、

1分間に大体58回。

寝てるときは、50回ぐらい。

いわゆる、「徐脈」。

確かに、少ない。

58が120になったら、そりゃしんどいわなあ。

そう思って、心配になって調べたことがある。

 

「心電図に異常は無いが脈が少ない」

ほぼ毎日1時間以上トレーニングを行う個人の心臓に生じる

一群の構造的および機能的変化である。

安静時心拍数の低下といった

一過性変化を指す「スポーツ心臓」

 

・・あ!これじゃん。

 

OTSURUは、スポーツが大好きで、若き頃は、

それはもう鍛えたもんだ。

だから、「スポーツ心臓」ってやつだと思っていた。

ガンガンスポーツして、脈拍をしょっちゅうガンガン上げてると

心臓が鍛えられて、少ない脈拍でもちゃんと血液を送り出す、

ウルトラ心臓ってわけ。これだと思ってた。

うぬぼれてたな。

OTSURU如きの運動量で、ウルトラ心臓が手に入るわけじゃなかった。

 

健康診断で心電図を毎年とっていたが

異常なし。

もちろん、病院にも行ってみてもらった。

(2010年10月21日 「命がけの二択問題」の記事)

異常なし。

 

心療内科にも行ってみた。

「更年期ですから、不整脈は出ますよね。

心悸亢進ですね。そんな年齢です。

ひどくなったら専門のお医者さんに

診てもらってください」って、言われて。

 

年を追うごとに不整脈が

だんだん増えてきた。

救心を常備薬として飲んでいたけど、

効いていた感じはなかったな。
 

その後の定期健康診断の心電図は異常なし

しかし、どうしてもしんどい。

どんどん症状は悪くなってる気がする。

 

あーーもうしんどい。

 

今日はしんどいぞ!

 

脈は、飛んでる

 

順調に飛んでる

 

めっちゃ飛んでる

 

今なら、心電図で、きっといい(?)結果が出るはずだ。

 

今日だ!

今だ!

(2013年7月20日 「飛んで飛んで」の記事)

 

やりました。

目標達成

ほら見たことか!

だから、乱れてるって言ったでしょ。

ずーーっと乱れてたんだから。

先生、わかっていただけて感謝です。

いい感じの心電図とっていただけて、感謝です。

 

しかし「ペースメーカー」って言葉を、

いきなり聞くとは思わなかったけど

先生の速攻の判断はありがたかった。

 

ここで病名までは、ちゃんと聞けなかったが

大きい病院に行くほどの不整脈だってことがわかって

ほっとしたのが正直なところだった。

 

診察結果とその後の大病院の予約をしても

OTSURUの精神状態は、安定してた。

何か、安心した。

普通じゃないってことが、やっと証明できた。

家族も、私の報告を、平静に受け止めてくれた。

 

こんなにしんどいのに、普通じゃなくって良かった。

 

この日から約一か月後

ペースメーカーを入れるために

入院することとなる。