1週間前、50回目の誕生日を迎えました。
年齢を重ねると、誕生日とは子供の頃のよう歳をとることを喜ぶ日ではなく、この歳を元気で迎えられたことに幸せを感じる日であり、健康な体に育ててくれた親に感謝する日であると思う。
それが50歳ともなると、ちょっと今までとは違う、感慨深いものがあった。49歳になった昨年とは全く違うし、恐らくは来年51歳になっても今年のような感覚はないだろうと思う。
そんな誕生日を数日過ぎた週末に、実家の両親からプレゼントが届いた。
北海道は十勝のワイン。
普段からよく赤ワインを飲むオレだが、もっぱら飲むのは輸入ワインで、国産ワインは年に数本しか飲まない(だって高いんだもん)。そんなわけで、オレには貴重なワインである。
山幸という、北海道で開発されたブドウで作られたワインだそうだ。なんでも、山ブドウをかけあわせているのだとか。
赤ワインにあうツマミを用意して、早速いただいた。
表示にフルボディと記載されていたように思うが、予想したようにタンニンは控えめで、重さは感じない。総じて国産ワインはあまり重さは感じられないように思う(そう語るほど飲んでいないのだが)。
しかし、香りと、味わいが非常に独特。クセが強いと言うと飲みにくい様に感じられてしまうかもしれないが、飲みにくいことはなく、陳腐な表現になってしまうがとにかく非常に野性味あふれる味わい。山ブドウに由来する味わいだろうか?今までにない味わいだった。
これは、あわせる料理ももっとクセがある、例えばオレが大好きなラムチョップやジンギスカンがあうに違いない。ジビエなんかが最適なのかもしれないが、そんなものなかなか手に入らないので。
幸い、もう1本ある。次は絶対に、羊肉とあわせていただくとしよう。