HARDCORE SUPERSTAR "ABRAKADABRA" | 日々是勉強

日々是勉強

昔むかし、偉~いお坊さんが「身の回りのあらゆるものに、
学ぶべきことがある。まさに、人生日々是勉強である」
と言ったとか言わないとか(言ってない)。
 1か月の育休を機にブログを始めることにしました。
日々、感じたことなどを書きつづっていきたいと思います。

1.Abrakadabra

2.Influencer

3.Forever And Day

4.Weep When You Die

5.Give Me A Smile

6.Catch Me If You Can

7.One For All

8.Dreams In Red

9.Throw A Brick

10.Fighter

11.You Can't Kill My Rock'N'Roll(Live)

 

  今年の3月に発売になったアルバム。彼らのアルバムを購入するのは久しぶり。大好きで、彼らの出すアルバムは必ず購入していたが、前作・前々作は購入していなかった。

 

 久しぶりに聴いて、アルバム冒頭の曲が落ち着いた曲で、その後もしばらくはガツンとくる曲がなく、6曲目の"Catch Me If You Can"でようやく「これだよ、これ」となるので、悪くはないんだけど、昔に比べるとなぁ~という印象で、その後あまり聴き込むことなく離れていたのだけど、ブログで取り上げようと思ってしっかり聴き込んでみたら、いいなぁこれ。

 

 「これ」という必殺曲がないようにも思うが、どの曲も凄くキャッチー。"Forever And Day"や、"Weep When You Die"あたり、息子がメロディーを口ずさんでいたくらい(普段そんなことあまりしないのだが)。

 

 彼らは2ndでワールドワイドデビューを果たしたが、そのアルバムは凄く華やかな内容だった。続く3rdはかなり雰囲気が変わって、ハノイロックスの後継的位置づけに来るのかな~と思ったものだが、その後、4thあたりから、今の音楽性にシフトしてきたように思う。

 

 彼らの魅力をつたない語彙力で表現しよう。

やっているのはキャッチーなハードロックで、見た目からするともっとルーズな感じの音楽を想像させるのだが、演奏が凄くカチッとしていて、そこは非常にメタリック。そして、大好きなのが、音がゴージャスなところ。全盛期のモトリークルーや、メタリカの通称"Black Album"あたりが手本なんであろう、ボブ・ロック的な質感。

この、ロックンロールをここまでカチッとした音で聴かせるバンドってあるようで、ない。そこが彼らを際立たせている要素である。

 

評価:85点。 購入直後は78点くらいかなぁといった印象だったが、ここ数日の聴き込みで評価アップ。本当に良い。

ただ、動画観たらヴォーカルがゴツくなってしまっていて少し残念。昔はもっと華奢で、そこがまた格好良かったのだが。ま、歳相応か。オレも太ってしまったし、そういう意味では親近感わいたりして。

 

 

このアルバム収録の曲で一番好きな曲。

 

 

息子が鼻歌でこの曲を口ずさんでいた。キャッチーなんだよなぁ。

 

 

BON JOVIのWHAT ABOUT NOWというアルバムに、"The Fighter"という好きな曲があって、その曲もしっとりとした曲だった。この曲も、タイトルは"Fighter"という曲だが、同じくしっとりした感じで、でも激しい曲調で「オレはファイターなんだぜ」と言われるより、こういう曲調で歌われた方が説得力があるというか、オレは好きだ。