GHOST "IMPERA" | 日々是勉強

日々是勉強

昔むかし、偉~いお坊さんが「身の回りのあらゆるものに、
学ぶべきことがある。まさに、人生日々是勉強である」
と言ったとか言わないとか(言ってない)。
 1か月の育休を機にブログを始めることにしました。
日々、感じたことなどを書きつづっていきたいと思います。

1.Imperium

2.Kaisarion

3.Spillways

4.Call Me Little Sunshine

5.Hunter's Moon

6.Watcher In The Sky

7.Dominion

8.Twenties

9.Darkness At The Heart Of My Life

10.Griftwood

11.Bite Of Passage

12.Respite On The Spitalfields

 

 今、最も勢いのあるハードロック・メタルバンドといえば、このバンド"GHOST"が挙げられるのではないだろうか。そのバンドの最新作、5枚目のアルバムがこれである。

 

 彼らの音楽がハードロック・メタルといえるのか?という問いはあるだろう。確かに、ギターソロとかツインリードとか、そういうメタルファンを引きつける部分はあまりない。そもそもメロディーが非常にキャッチーで、ジャンルで言えば「ポップス」といっても良さそうな音楽ではある。が、音は重厚感があるので、その辺りがメタルファンからも好まれるのだろう。

 

 前作"PREQUELLE"とこのアルバムしか聴いていないので、それ以前の彼らの音楽はわからないのだが、オレが聴いたことある2枚はどの曲も凄く個性的というか、一聴して「これGHOSTだよね」とわかる、そんな曲が並ぶ。

 

 それでも、このアルバムの冒頭を飾る"Kaisarion"(1曲目はイントロなので、実質2曲目が最初の曲となる)は出だしがとにかくポップで、ずっこけるというか、「えっ、そう来る!?」と驚く。聴き進めれば、これまたいかにもGHOSTな曲なのだけど。

 

 

 この曲をはじめ、彼らの曲の多くは非常にダンサブルだ。

 

 その一方で、ポップでキャッチーでありながら、どこかメランコリックというか、ハッピーな感じではない曲も彼らの得意とするところ。↓この曲は少しギターソロがありますね。

 

 

 アルバムとおして良いなぁと思うのだが、ひっかかる点が一つ。

 3~5曲目あたり、ベースの低音がやけに強調されていて、バスドラの音が良く聞こえない。そんなに低音強調しなくて良いのにと思うのだが。

 

評価:85点 こればっかり聴いていたら飽きるかもしれないが、とにかく曲がキャッチーで楽しめる。