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葉っぱ
 
今日のトランスフォーメーションタロットの講座で出てきたカード。
 
このカードのタイトルは「再誕生/瞬間から瞬間へ」。OSHO禅タロットでは、「再誕生」「瞬間から瞬間へ」は二つのカードになっています。
 

それらのカードの理解が、また全然違う角度から深まるこの「再誕生/瞬間から瞬間へ」

このカードの登場人物はブッダ(シッダールタ)と、その奥さんヤショーダラそして二人の子どもラーフラです。

このカードは多くの女性がヤショーダラに共感します。

私もこのカードが好きな理由の一つとしてヤショーダラに共感するというのもあります。

この講話を文章を抜粋しながらお話しますね。

こんな一文から始まります。

「仏陀が光明を得て、最初にしたことは、自分の家族のもとに帰ることだった。そうすることで、彼になにが起こったかを彼らが知ることができるように……。」

しかし帰ってきたら奥さんのヤショーダラは非常に怒っていました。

その続きの文章です。

「ある夜、この人は、行くということを告げることすらせずに、突然逃げ出した……。その傷は深かった。そして、あなたは驚くだろうが、その傷は、ゴータマ・シッダルタが彼女を置き去りにしたからではなかった――それは問題ではなかった。彼女はこの人を途方もなく愛していたので、もし彼が自分の内的な探究のために森に行くことを望んでいたのなら、彼女はそれを許していただろう。傷は、彼が彼女になにも言わなかったことだった。彼が彼女を信頼していなかったことだった――それが傷だったのだ 。」
 
そしてヤショーダラの怒りは爆発し、帰ってきたブッダにこう言います。

「なぜ、あなたは私に言わなかったの? 私はあなたを妨げはしなかったでしょう。それに、あなたは私を知っているではありませんか――ほんとうによく知っているのに。私たちは何年もいっしょに暮らしたのよ。私が一度でも、なにかのことであなたの邪魔をしたことがあったでしょうか? 私はあなたをとても深く、とても広く愛していました……私があなたの探究の妨げになることはなかったでしょう。なぜ、あなたは私に言ってくださらなかったのですか?」 

このヤショーダラの気持ちに多くの女性が共感するんですね。私の出会った人たちの中ではだいたいそうでした。

「信頼されていなかったのか」と感じる傷というのは、女性も男性も同じだと思いますが、この”待って送り出す方”の女性性的な”器”、「あなたはその私という”器”を信じてくれなかったの?」というとても女性的な感じがします。

男性の「信頼される/されない」というテーマは、その”器”に応えれるかどうか、そちらの方だと思います。

多くの女性がこのヤショーダラに共感するのは、女性性のこの”器”が刺激されるのだなぁと、そしてその”器”を女性たちは本来持っているんだなぁと感じます。

女性は心に決めた男性(男性性)のためにこの”器”を育て準備していたいと感じるものであり、男性(性)はその”器”に応えたいと感じるもの。
それは本質的な喜びと豊かさ、そんな風に感じます。

この講話が「再誕生/瞬間から瞬間へ」というタイトルがついているのは、後にこういう展開があるからです。

仏陀はヤショーダラにこう言います。

「私はほんとうはこのために来たのだよ。私は見い出した。そして、私の息子にも見い出してほしい。そしてヤショーダラ、この怒りはもう終わりにしなさい。いまではもう意味がない。お前が怒っているその男はもういないからだ。私は死んで、再び生まれている。私はお前の激しい怒りを理解することはできるが、あの夜にお前を置き去りにしたその男はもういない。もう一度私をみてごらん!」  

目は涙でいっぱいになっていたが、彼女は見た……そして認めた。 彼女の怒りはすべて消えた。彼女は仏陀の足もとにひれ伏した。イニシエーションを求め、彼のサニヤシンになった。  

この展開に「速いな!そんなもんか?!」と思う人は正直多いです(笑)私も最初そう思いました。

この講話は次のようなメッセージを伝えるためにあります。

「あなた自身の感じていることが完全に正しいとされていて――しかもあなたが、自分はまったく正しい! と感じている――そのような状況においてすら、それでもなお、これまでにあなたが知ってきたあらゆることを超えている、なにかの可能性に対して開いていなさい。過去の体験から飛び出して、まったく新しい次元に飛び込みなさい。」


次のことは講話では書かれていません。私が、聞いたことのある話と、ヤショーダラに出来るだけ共感してみて、それほど愛している人に自分が信頼されていなかったと感じ、深い悲痛な思いに苦しんでそれで尚、ブッダの目を真っ直ぐに見つめるだけでその何年もの苦しみを超えて丸ごと何かを理解し新しい次元に行ってしまうということに真剣に思いを馳せた時、

それは結局 シッダールタ(悟る前のブッダ)の覚悟と彼の苦労もまた、相当なものだったんだろうなぁとそちらに意識が向かいました。

彼の子どもの名前が「ラーフラ」と名付けられている由来はいくつかの説があるのですが、その一つとして、「ラーフラ」というのは「障壁」という意味で、それはシッダールタにとって、愛する人との間に産まれてくれた最愛の息子は「悟りの道」への最大の「障壁」になるからだ、という説があります。

人間の愛と煩悩を最も刺激する存在、それが最愛の息子。

まだ悟っていないシッダールタにとっては、奥さんに「言わなかった」のではなく「言えなかったのではないか」、「言わないことでやっと旅立てる覚悟を持てたのではないか」そう感じました。そんな風に感じた時に、ヤショーダラの人間としての苦しみと、シッダールタの人間としての苦しみは、同じくらいの大きさだったんだろうなぁと思いました。

ヤショーダラにとっては、「私はそれくらいの”器”だったのよ、なのにあなたはそれを信頼してくれていなかったの?」という痛み。けれどシッダールタにとっては、悟りに至る旅に出て初めて彼女の”器”に応えられる自分に成長したのかもしれません。

このプロセスを互いに経ての再会であるならば、悟りに至ったブッダの目を見るだけで、ヤショーダラの中で全てが流れ去り次元を超えてしまう、その「再誕生」も理解できるなぁと感じます。

痛み(闇)が深ければ深いほど、転じた時強い光になります。そして中途半端ではなく痛みも苦しみもやりきればやりきる程に、その転じる時のスピードがものすごく速いのも理解できる気がします。

「再誕生/瞬間から瞬間へ」のエッセンスをこんな人間のストーリーの中で感じ学べるこのカードを私はとても好きです。
 
 
 
 
 
 
 
 

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