自分が光ること＜コミューン＞

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こちらはトランスフォーメーションタロットの「コミューン」というカードです。

communeという単語は「親しい者同士が交流する共同体」といった意味です。

このカードは新しい時代の在り方を教えてくれています。
例えば、コミューンの説明としてこのようなことが挙げられています。カードの講話より抜粋です。

＊覚者はそれぞれコミューンを作る・・・。コミューンとは彼のエネルギーフィールドを意味する。コミューンは彼とともにつながり合った人々を意味する。

＊そこでは生が祈りに満ちて、敏感に、意識して、醒めて生きられる。そこでは生はたんなる偶然ではない。そこでは生があるひとつの方向のなかで、あるひとつの最終目的に向かって、より大きく、より大きくなって成長となり始める。

＊覚者のコミューンのなかでは、あらゆる人が個性を持っている。

人格をもっている人はいない。誰ひとりエゴイスティックではない。だが、あらゆる人がその人独自の特性をもっている。人はその人独自のユニークなやり方でコミューンに寄与する。そしてあらゆる人が、なにをやっていようと尊敬されている。個人への途方もない尊敬がある・・・・。

「覚者」と言ったら、自分以外の誰かを想像しますか？Oshoはあなたもそう呼んでいます。
それは何かすごいことをするという意味ではなく、自分の所で自分が光ることです。

新しい時代は一人の人が光ってそこにその他大勢がついていくのではなくって、小さなコミューンがたくさんあって、何かではあなたがその真ん中で最も光る役割をするし、何かではあなたは他のコミューンに属しそこであなたが学べることを学びます。

そういう小さなコミューンがたくさんできていて、そういう意味では皆何かで光っています。

自分という立場を一つの所で決めるのではなく、あなたは教える人でもあるし、学ぶ人でもあります。

それぞれがそれぞれの個性で与え、受け取るから、市場の争いもありません。

それぞれが様々な立場を体験し、分かち合いという視点で世界を見るので自分を尊重しているし、同じだけ目の前の人を尊重しています。周りの人を尊重しています。

シンプルにいつも「与える（出力）」と「受け取る（入力）」がなされていることに気づいているから、焦って取りに行くことはないし、ましてや奪う意味はありません。

（ここは実際は今もそう。気づいていてもいなくても、いつもシンプルに出力があれば入力があり、入力があれば出力しています。何も損も得もしていない。だからこそ自分がどのように入力し、出力しているのか、そのことに意識的になる必要があります。）

コミューンは自らが光って見つけてもらってできていきます。自分が光れるコミューンを探す必要はありません。

自分の所で自分（あなた）が光っていれば、その光に共鳴する者があなたを見つけてくれます。

何かにおいて、自分を認めていて、そのことを好きで表現している、それが光るということです。

特別な何かになることではない。

全部が得意でなくても問題はない。あなたの得意でないものは、誰かが得意でいてくれるから。

特別な才能がいるわけでもない。もしあなたが絵が好きで、自分が絵を描くのが好きなんだと認めていて、絵を描く自分を認めていて、それを好きで表現し続けていたら、あなたは光ってそこに人が集まってくる。

あなたより絵の上手い人など数えきれないくらいにいるのに、「なんだかあなたの絵が好き。」「あなたの絵は味がある。」と言う人が一人、また一人と出てきて、あなたのコミューンができる。

だから「コミューンとは彼のエネルギーフィールドを意味する。」と言っています。

あなたが生み出している物質ではなく、あなたが発しているエネルギーに共鳴しています。そのエネルギーが先にあり、そのエネルギーから生まれてきた物質だからその物質に惹かれる、となります。

絵の上手い下手はあまり関係がありません。それよりもそのことが好きで自分がそうしている自分を認めていて、もっとしたい！と思っていて、せずにはおれなくて、表現をし続ける、その結果内側から光ってしまう。

こういった光は誰しもが持っています。すごくある必要はなくって、自分に素直になって自分を認めていって、くだらないことに夢中になる。

逆に、「私すごいのに」と思っていたり、「すごいはずなのに」と思って落ち込んだりも私たちってあったりすると思うけど、「すごいとかすごくないとか、論点はそこじゃない」ってことです。

もしすぐには自分を好きになれなかったら、誰かを好きになってもいい。大切なのは本気度で。
恨みつらみよりも没頭するくらい好きで捧げたら、そのうちそんな自分にも感動しちゃって、自分のことが結果すごく好きになってしまう。

もし、小さなコミューンがいっぱいあって皆がそれぞれの個性で光っているような、そんな世界って素敵だなって感じたら、

自分が自分の所で光ることを本気でありにする世界を考えてみよう。光れる場所を探す必要もないです。だからいつからでも始められる。

どうしても、それ今ハードル高いって思ったら、誰かを本気で応援して光らせることも結果は同じこと。本気でやったら全部同じところに還る。

本気でやってるうちに自分が光ってしまうから。