小学校の図書室の司書さんにお願い | 絵本読み聞かせ講師・上甲知子「絵本で子育て講座」出前します【小田原 湘南 横浜 静岡】

絵本読み聞かせ講師・上甲知子「絵本で子育て講座」出前します【小田原 湘南 横浜 静岡】

絵本の読み聞かせを味方につけると子育てはもっと楽しくなります
「読み聞かせなんてめんどくさい」という方も、簡単に楽しくできるときだけ続けられる「絵本で子育て」をお伝えします

簡単なことを簡明に 易しく

 

小学1年生のおススメ絵本をご紹介する講座のときに、持っていこうかどうしようか、ちょっとだけ迷ったものがあります。

 

結局、持っていかなかったのですが、持っていけばよかった。

 

でも、結局、持っていった絵本もほとんどご紹介できなかったから、持っていってもご紹介できなかった可能性が大きいのですが。

 

せっかくなので、ここでご紹介しようと思います。

 

 

 

1年生になって、自分で読みたい本を図書室などで選べるようになるといいな

 

というママがいらっしゃいました。

 

 

 

 

そんなとき、まずはこの紙芝居を図書室の司書さんが、新1年生に読んでくれたらいいなあ。

 

『図書館ってなあに?』(文:赤木かん子 絵:きしらまゆこ 発行:埼玉福祉会)

 

 

 

 

「図書館ってなに?」って聞かれたら、なんと答えますか?

 

「本がいっぱいあって、読んだり、借りたりできるところ」?

 

 

 

 

簡単な言葉、当たり前に使っている言葉ほど、易しく説明することが難しい。

 

それを見事に、華麗に、してくれるのが、赤木かん子さんなんです。

 

それが、わたしが赤木かん子さんを好きな理由の一つです。

 

 

 

 

 

赤木かん子さんは、この紙芝居で、図書館をどう説明すると思いますか?

 

(以下引用)

図書館、というのは

学術機関です。

(引用ここまで)

 

 

 

 

 

学術機関。

 

かん子さんの「お役立ちMEMO」にはこうあります。

 

「こどもたちには難しいことばだと思われがちですが、低学年には日常言語で説明でき、答えが一つしかないものなら難しいとは感じないものです。むしろその年齢は、難しそうなことばを喜びます。」

 

 

 

その学術機関とは

 

(以下引用)

大昔からいままでに、

私たちが

考えたり、

作ったり、

発見したものを

 

収集し

分類し

研究し

保管し

還元する

という五つの仕事をしているところです。

(引用ここまで)

 

 

 

 

色々な学術機関がある中で、

図書館は何を集めているのでしょう?

 

 

と問いかけがあり、

子どもたちは簡単にわかります。

 

 

 

いや〜見事だ。

 

こんな見事にわかりやすく「図書館ってなあに?」を紙芝居にしちゃうなんて。

 

感服しています。

 

 

 

どこかでこの紙芝居を演じてみたいと思っているのですが、わたしが演るより、小学校の図書室の司書さんが年度始めに演ってくれるといいのだけどなあ。

 

それともすでに必須でされているかなあ。

 

 

 

 

ちなみに、この紙芝居は三部作で、

「定義ってなあに?」「分類ってなあに?」も素晴らしいです。

 

 

 

 

 

 

 

わたしは、「定義」の大切さをかん子さんのオンライン講座で知りました。

 

まずは「定義」を共有すること。

 

それをかん子さんは徹底されます。

 

そして、その「定義」がとても簡明でわかりやすい。

 

最初から、定義を共有できていないと、せっかくの話も齟齬が生じる。

 

だから「定義」の共有は大事。

 

その「定義」をどう「定義」するのか。

 

 

 

 

この紙芝居で見事にかん子さんがされていますので、ぜひ、手に取ってみてください。

 

 

 

 

ちなみに、「お役立ちMEMO」にこうあります。

 

(以下引用)

低学年に”定義”の話は難しすぎるのでは…と思われるかもしれませんが、定義が一番好きでよくわかるのは、3才から8才くらいです。

低学年のほうが高学年よりも得意で、クリアに理解してくれます。

(引用ここまで)

 

 

 

 

現場を知っている人の言葉だなあと思うのです。

 

絶対的に子どもの味方である人の言葉だなあとも。

 

 

 

 



 

 

ピックアップして自分でびっくり。

 

どんだけ好きなんだ。

 

赤木かん子さんがらみのブログ↓

 

こんこんちきち こんちきち 出会った!

 

 

一刀両断されました。ぎゃあ。

 

 

昆虫が気持ち悪いと思うようになったのはいつからですか?

 

 

自然科学を大雑把に2つに分けるとすると

 

 

書いてあるとおりに読みましょう

 

 

銀行強盗するうさぎが主人公の絵本

 

 

 

いもむしが蝶になる絵本

 

 

苦手なエリック・カールの絵本

 

 

たった10歳で保護する側に回る絵本

 

 

世界中が「あ!」と言った絵本 ボッラはすごくごきげんだ! ダウン症の絵本

 

 

かかった時間は50年とも1日とも言える ぼくと目の見えない内田さんがであったはなし

 

 

子どもとどんなふうに遊んだらいいか困ってる人にオススメ絵本 マルコとパパ

 

 

コロナ禍を体験した今、読みたい児童書 「死の鐘はもうならない」

 

 

ドラえもんの車いすの本

 

 

組織のトップはこれを読め! 透明なゆりかご

 

 

カフカの「変身」が元ネタの絵本 「ぼく、ムシになっちゃった」

 

 

はじめてのおつかい やめてって思う場面

 

 

これから結婚する人はこれ重要ポイントだから

 

 

子どもなりの理由があるんだなと気づく絵本 あかがいちばん

 

 

読んでみたら、いまいち おおきくなりたいちびくまくん

 

 

 

不機嫌なこども かちんこちんのムニア

 

 

「いやだいやだのスピンキー」と藤井風のあの曲の共通点

 

 

 

恵比寿の すてきな 絵本屋さん 「ちえの木の実」さん

 

 

絵本の補修

 

 

どんだけ好きなんだ