以下、読むのめんどくさい方は
インスタライブ↓で喋ってます
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赤木かん子さんの推しの50冊の中の1冊です。
「お母さんはどう描かれてきたか？」
というテーマのオンライン講演会でご紹介くださいました。
おおきくなりたいちびくまくん
デイビッド・ベッドフォード作
ジェーン・チャップマン絵
まつなみふみこ訳
くもん出版
この絵本を
未来は僕らの手の中プロジェクトで読みました。
投票証明定時で絵本を1冊読みます
というサービスをしているんですね。
昔からの友人であるサニーちゃんに読みました。
至極まっとうな親子が登場する絵本です。
しろくまのお母さんとちびくまくんしか登場しない絵本。
ちびくまくんはお母さんみたいに大きくなりたいんですよね。
でも
お母さんみたいに
大きくないし
早く走れないんだよね
お母さんはちびくまくんを背中に乗せて走るのね。
するとお母さんの速さと大きさを体感できるよね。
そのままジャンプして水の中に飛び込んで
泳ぐんだよね。
ちびくまくんは泳げなくても
泳ぐ感覚を知るよね。
お母さんは嬉しそうに笑ってるんだよね。
ちびくまくんも笑ってるよね。
走り方
飛び方
泳ぎ方
をお母さんが教えるともなしに教えてるような。
ちびくまくんはお母さんみたいに
早く大きくなりたい。
お母さんは、
ゆっくり大きくなって欲しいんだよね。
ちびくまくんも、大きくなりたいけど
お母さんに抱っこしてもらうことは大好きで
ちっちゃいままでいたいなとも思うのね。
愛し愛され
至極まっとうな親子の姿が
この絵本にはあるのね。
未来は僕らの手の中プロジェクトで
読んでみたら
いまいち、なんだよね。
雰囲気としては
（はあ、そうですか）みたいな感じ？
（ああ～いいわね～）
じゃなくてね。
確かにそうだよね。
至極まっとうだもの。
でも、そんなに素直に「いいわね～」とは受け止められない人もいるかもね。
理想形ではあるんだけど
なかなかそうもいかないこともあるんだよね。
だからこの絵本いいでしょ～
みたいに読まれてしまうと
いやいや
そうは言っても…みたいな感じになってしまうのは
否めない。
ほんとそうだよね、わかってるよ、でもね…
ある一定の人にはしんどい。
でもわたしはできなかった
でもわたしはできそうもない
でもわたしはできてない
こう思わせずに
まっとうなことを伝えてる絵本もある
とわたしは思います。
何が違うんだろう？
かん子さんが
どういうふうに紹介してたかのメモです
（以下引用）
クマはオスは子育てしないので、メスしか子育てしないので、こうなります。
かっこいいお母さん。
自分がしていることをちゃんと心得ていて、必要なことは全部教えてくれる。
子どもにウケた絵本。
そういうお母さんってお母さんには評判が良くない。
（引用ここまで）
まさにそうでした。
子どもがいなかったので
子どもにウケるかどうかはわからないけど。
ちゃんと子どもを愛しているお母さん
どんなにやり方を教えてもらったり
どんなに理解しても
いざ、子どもが目の前にいると
できない
子どもを愛したほうがいいと
わかってるのにできない
そういうお母さんにとって
この絵本は責められているように感じる、とは言い過ぎかもしれないけど、
いいとは思えない
ってことはあるだろうなと。
ただ、声に出して読んでみる、ということは
頭で考えているだけじゃなく
少なくとも「声に出す」という行動が伴うので
意識に影響はしてくるだろうなとは思います。
ゾワゾワするかも、だけど。
そんな簡単なことじゃないかもだけど。
でもじゃあ、素でこういう言葉を
例えば
「ゆっくり ゆっくり おおきくなあれ」
みたいなことを子どもに言える？
言えない？
なら、「読んでみれば」とは思う。
絵本の中の言葉を借りて、自分の口から言ってみる
それが大きな？小さな？一歩になり得る。
この絵本を読んで
ザワザワしない人は
至極まっとうな人だろうなとうらやましく思います。
ほんとにあっという間だよね。
渦中にいるときは
「あっという間よ」とか言われると
内心「フザケンナよ」と思ってたけど
わかったよ。
ほんとうにあっという間だったよ。
「ゆっくりおおきくなって」
と今更ながら思いますよ。
ざわつく絵本もありだよね～
買えないみたいですね
投票証明で
遊ぼうパン焼きました
たい焼きも！！
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