パソコンの調子が悪くて、記事をブログにアップできない状態でした。一週間ほど間が空いてしまいましたが、今日からまた記事をアップしていきますので、よろしくお願いします。
ここから本題です。
世の中には多くの人が誤解していることが意外と少なくありません。今回の記事では、よくある誤解について、幾つか紹介したいと思います。
鳥目
鳥目（とりめ）とは夜盲症のことで、暗い所で目が見えなくなる状態のことを指します。鳥目という言葉は、多くの鳥が夜になると活動しないため、鳥は暗い所では目が見えなくなるということからきています。但し、全く見えていない訳ではなく、夜間にあまり活動しないのは鳥の多くが昼行性だからです。
また、夜に飛んでいる渡り鳥や夜行性のフクロウなどの鳥もいます。それなのに鳥目という言葉が出来たのは、鶏に理由があります。鶏は元々視力がとても弱く、暗闇ではほとんど目が見えません。鶏が夜に目が見えなくなることが、いつの間にか鳥全体のことを指して鳥目というようになったようです。
ちなみに、渡り鳥は夜の間も飛んで移動しますが、特に暗い所での視力に優れている訳ではありません。それでも夜に正しい方向に飛んで行けるのは、北極星を中心とした星座を確認して飛んでいるからです。
うなぎパイが夜のお菓子と言われる理由
静岡のお土産として有名な”うなぎパイ”は、白い恋人や長崎カステラなどとともに、名物土産の中でも上位の人気を誇っています。うなぎパイと言えば「夜のお菓子」というキャッチフレーズで知られており、パッケージにも「夜のお菓子」と書かれています。
うなぎパイには、うなぎを粉末状にしたものやニンニクが入っているため、精力増強という意味から「夜のお菓子」だと思っている人が少なくありません。実は私も以前は、そう思っていました。
しかし、製造元の春華堂では、うなぎパイを家族団らんのひとときに食べてもらいたいという意味で「夜のお菓子」といキャッチフレーズを付けました。うなぎパイが誕生した昭和36年は高度経済成長の時期で、女性も社会で働くことが多くなり、子供も塾などに通い、家族が家にいる時間が少なくなり始めていました。そのような中で、家族が集まる夕食のときだけは、家族団らんのひとときを大切にして、うなぎパイを囲んで楽しく過ごして欲しいと願って「夜のお菓子」というキャッチフレーズにしました。
鰻の旬
鰻と言えば土用丑の日ということから、鰻の旬は夏だと思っている人が多いと思います。しかし、鰻の旬は秋から冬にかけての時期で、8月から12月と言われています。まあ、8月も旬の始まりですから、全くの誤解という訳でもないかもしれないですね。
また、実際ほとんどの人が口にするのは天然ではなく養殖の鰻です。天然の鰻の旬は、上記のように秋から冬にかけての時期ですが、養殖の鰻については特に旬はなく一年中美味しく食べられるようです。養殖の鰻は、鰻の需要が高くなる土用の丑の日に合わせて育てていることがあるため、養殖鰻の旬は夏と言ってもいいのかもしれませんね。
マクドナルドのマーク
マクドナルドのロゴマークは、赤い背景に黄色い丸みを帯びたMの字で有名だと思います。これはマクドナルドのMだと思っていたのですが、実はMではないようです。
このMのように見えるのは、米国のシカゴ1号店に設置されていたゴールデンアーチと呼ばれる建造物に由来したもので、以前は別のロゴマークを使っていたのですが、途中で現在のものに変更したようです。ちなみに、シカゴ1号店のゴールデンアーチは、遠くからでも目立つように設置されたものでした。
永谷園のお茶漬け
永谷園のお茶漬は、日本人であれば一度は食べたことがあるくらい、日本人に広く浸透しているものではないでしょうか。
お茶漬ということから、永谷園のお茶漬を御飯にふり掛けてから、お茶を掛ける人が少なくないようです。実は私も、お茶漬だからお茶を掛けるものだと思っていました。
しかし、永谷園としてはお湯を掛ければお茶漬として食べられる物として、お茶漬を作っていて、CMでもお湯を掛けている様子が流れています。実際に商品自体に抹茶が入っているため、お湯を掛けてもお茶の風味がするようになっています。
国連という組織
いまだに日本人の多くの人は、国連というのは公正中立な組織だと思い込んでいます。そもそも国連というのは”United Nations”と英語では連合国を示す言葉であり、国連を創設したのは当時悪の枢軸国と言えるような国でした（詳しくは「国連は悪の枢軸国が集まって作った組織？」 参照）。
国連では以前から腐敗の体質が指摘されており、国連の様々なプロジェクトで不正が行われています。国連の担当官はそれらの不正を監視すべきなのですが、彼ら自身が不正の当事者となって私腹を肥やしています。ただでさえ腐敗体質があったのに、韓国人の潘基文氏が国連事務総長に就任してから国連職員に韓国人を重用したことから、更に腐敗体質が強くなったと言われています。
国連には多くの委員会がありますが、まともな委員会というのは数少ないかもしれません。国連人権委員会のように、事実を無視して嘘や捏造に基づいて勧告を出したりすることが少なくありません。まあ、中国が常任理事国になっているのですから、国連という組織がどういう組織なのかというのは想像が付くのではないでしょうか。
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