集団的自衛権行使容認に反対するデモが国会の周辺で行われていましたが、シーズルズ(SEALDs)という団体もこのデモに参加していました。

 

シールズは、10代から20代前半の学生による緊急行動と自称していますが、実際は後ろで共産党が糸を引いている日本共産党の下部組織のようなものです。

 

このデモに参加していると、就職に不利になるというような話が出ました。それに対して、デモが就職に不利になることはないと反論する意見も多く出てきました。

 

職業安定法では、採用に当たって業務に必要な範囲内でしか求職者の個人情報を集めてはいけないことになっています。また、求職者の人種・民族・社会的身分・本籍・出生地・思想及び信条などの個人情報は、職業上の必要性が存在しない限り収集してはいけないと、厚生労働省が指針を出しています。

 

会社側はデモに参加したかどうかは学生に聞くことはできませんし、面接等でデモに参加したことを自分から言わなければ、会社側にバレることはほとんどないと思います。中には、週刊誌などに大学名入りで写真に載っている学生がいましたが、そういうった人は極稀な存在だと思います。

 

労働基準法には、「使用者は、労働者の国籍、信条又は社会的身分を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、差別的取り扱いをしてはならない。」とあります。

 

政治的信念を理由に、労働条件に差をつけることを禁止しており、例えばデモ参加したことでその社員の給料を下げるとかしてはいけないということです。

 

しかし、ここで言う「労働条件」というものには雇い入れは含まれません。雇い入れとは採用のことです。つまり、デモ参加したことを理由に採用しないということは、法律上問題はないということです。

 

会社側は安保法案反対のデモに参加したことを採用の募集に来た学生に聞くことはできませんが、学生がデモに参加したことを会社が知った場合、それを理由に不採用にするのは違法ではありません。まあ、不採用の学生に対して、その理由をいちいち説明することはしませんし、もしデモ参加が理由だとしても、それを素直に学生に言うことはないでしょう。

 

 

また、堀江貴文氏が、「安保反対デモにいっている事カミングアウトしたら私は採用しませんよ。仕事できないと思うから。」と発言したこも議論の的になりました。

 

堀江氏は、その理由として「間違った理論に盲従しているから。」と続けて発言していました。自分で碌に調べることも考えることもせず、簡単に騙されてテロリストに賛同するような運動をしているのですから、堀江氏の言うことはもっともだと思います。

 

堀江氏に対して、就職差別だと反論している人がいますが、デモ参加したことを理由に不採用にすることは、上述のように法律違反ではありません。しかも、堀江氏は「カミングアウトしたら」と言っていますので、職業安定法や厚生労働省の指針にも反していません。

 

 

間違った理論にコロッと騙されてデモに参加するような学生を歓迎するのは、法令遵守をせず倫理観もないような会社や、社員に違法行為を強制して搾取するような会社だと思います。何せ簡単に騙すことができて、利益を出すためには違法行為も厭わないような学生ですからね。コンプライアンスなんて糞食らえと考えている会社にとっては、喉から手が出るほど欲しい人材なのではないでしょうか。


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