【追記あり】タイでのお葬式参列 | 音楽日記 & バンコク日記

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『― 音楽日記 ― (台湾、香港、韓国、英語 等)』という名前で05年から開設したこのブログですが
生活の場も 東京→バンコク と変わり 名前を一新してみました

タイに来て早7年

何気にお葬式参列ももう2桁回数はある

 

タイの葬式参列について僕の意見を書こうと思う

 

僕の基本的なスタンスとしては

外国人ですが参列しました。タイ人のようにはできませんがお許しください

逆を言うと

日本での葬儀に関してはちゃんとするので

失礼の無いように、でも完璧ではないですがお許しくださいというスタンス

 

さて

 

タイの葬儀は亡くなった日から多くはお寺で行われる

期日はご親族によって3、5、7日間

タイでは日本のように 後日 家や墓地にお参りという事はしないので

その期日にお寺に行く流れになる

 

基本は夜7時から

会社が喪主になる日もあるが(Hostという言い方を言うがスポンサーのような感じだろうか)

基本 親族が喪主なのは変わらない

火葬の日を上記の3,5,7日に含めるかは喪主次第

火葬は16時や17時に行われる

    火葬の時間は火葬を行う時間、読経や献花はその1時間くらい前から始まるので注意

     また、火葬の日は火葬場の前で行われ、その前日までの建屋とは異なるので注意

 

お寺内のサラ〇といった会場で行われる

まれに“Pavirion〇”と英語表記もあるが

お寺内 英語表記があるところが稀で 基本はタイ語表記のみ(数字もタイ語)

もう分からなければお寺内でお寺関係の方に聞いてしまう事にしている

(その際 僧侶に聞いても構わないだろうが、女性は僧侶に触れてはいけないのがタイ仏教の戒律なので注意)

 

服装は黒が基本なのは日本と同じ

 

お香典

白の封筒または会社の封筒に名前を書いていれる (薄墨という習慣は無いらしい)

封筒は無ければお寺の隣の個人商店で2バーツくらいで売っている

日本の香典袋を使われる方も見かけた事ある

英語で名前がどこかに書いてあれば日本風だろうとタイ風だろうと

それはそれで僕は良いと思う

 

献花に関しては

色は特にこだわらないみたい

以前、日本で開店祝の花輪を見て タイ人が「お葬式ですか」って言ってたし

歌舞伎町を歩いたときに「お葬式の多い街ですね」って言われた事がある

花の色は特にこだわりが無いようで生まれた日の色を使う人もいる

 

現在 ネットでのオーダーもできるがここも基本タイ語のみ

タイ語の検索ではお寺名と花でお店も検索できるらしい

僕はタイ人にお願いをしているし

HATARIの扇風機を献花にもしたことある

(お寺によっては参列者が多い時には外で暑く HATARIを活用してもらえる)

 

電報

タイには電報は無い

以前 郵便局でやっていたようだが日本の電報とは異なるものだったらしい

電報というものが無いので

もし日本から電報に代わるのもをお考えであれば

手紙を郵送するなり PDFで現地法人に託すなりで良いと思う

 

 

タイのお葬式と日本のお葬式の異なるところは

 

1.泣かない

  泣くとこの世に未練を残して成仏できないといわれているらしく

  参列者はほぼ泣かない

 

2.棺は棺冷蔵庫

  日本みたいに桐箱にドライアイスを入れたり

  葬儀の前まで桐箱を冷蔵とかではなく

  祭壇の棺が冷蔵庫

  そりゃそうだよね 暑い国だもん

 

3.お焼香や作法

  日本人はとても気に掛けるところだと思うが

  実際同じ会社の人と一緒に行くと

  役職の上の人が先とタイ人スタッフは譲るので困る人も多いと思う

  見よう見まねになるので タイ人の方が並んだ後に並んで前の方を見るようにしている

  (喪主や親族もこっちが日本人(外国人)だと分かってる)

 

4.お数珠

  タイでは使わないようだが、日本人で使ってる方もいらっしゃる

  お数珠は一生物だし 同じ仏教なので お持ちだったらお数珠を使っても僕は良いと思う

  たまに宗教上参列はするが手を合わせない方もいる。でも参列して敬意を表す事は美徳だと思う

 

5.軽食

  葬式中に水等の飲み物(暑い国だからだろう)、

  葬式後に軽食が配られる

 

6.塩

  塩を玄関でという習慣はタイには無いらしく

  少なくとも塩は配られない

  習慣として必要ならやれば良いと思うし

  僕はいつもやっている

  ここだけの話

  バーガーキングで塩をもらって玄関前でかけた事もある