ベルギーとスペインのような話
ベルギービール!
手前はチェリーを加えたビール、ベルビュークリーク。フツウのビールを苦手な人が、美味しい!と飲んでくれます。奥は左が僕の好きなレフ・ブロンド、右がヴェデット・エクストラ。
それにしても、久々にベルギービール屋に行きました。やっぱり、レフ・ブロンドは美味しいなあ!ムール貝も食べたかった。
日本のビールにも、本当に素晴らしい味のものがありますが、ベルギービールはベルギービールで、やっぱり美味しい。
それにしてもビールは、本当に注ぎ方で味が変わると思う。苦味なんかは明らかに変わるし、もしかした味の濃さまで変わるのだろうか?
本当は、2つの件の打ち合わせを終わらせて、それからビール屋に行ったんですが、飲みながらもう一つ打ち合わせも!美味しいものがあるところでは、話が弾みます。いずれ、面白いライブとなって結実するといいなと思っています。……なんとなく、「大使閣下の料理人」という漫画を思い出します。
このGWは、この日に限らず、打ち合わせをはじめ、この先の準備がとても多くて、濃厚でした!
濃厚といえば、先日、あさりを使ってスペインの米料理、アロス(のようなもの)を作りました。
アロスは、パエリャの国スペインの、同じ米料理で、以前から興味があったのです。パエリャパンで炊くとパエリャ。土鍋煮込むのがアロスだとか。パエリャパンは鉄製なので、米がパリパリになり、土鍋を使うアロスはふかふかになるというウワサです。
インターネット上の数種類のレシピから共通点を割り出し、こう作るもの、かな?というレシピを、独断と偏見に基づいて作成、適当に作り始めます(いつもこんな感じで料理しています)。
適当ににんにくや玉ねぎなど炒め、アサリをワイン蒸しにした後、少し早めにアサリを取り出し、米を放り込んで透き通るまで炒めます。数回に分けて水(フツウはスープを使うかも)を足し、最後にアサリを戻して味をなじませて、完成。……しかし、これはリゾットとどう違うのだろうか?違いがわからないのですが、とりあえず美味しかったです。
僕がこれまで行った外国の中で、もっとも素敵だった国の一つ、スペインを思い出しながら……
絶叫したくなるほどの絶品と、出会った
ピアノ丸野綾子さん 、バンドネオン池田達則くん、それから先日はベース大熊慧くんにも援軍してもらって行った、タンゴのライブですが、次回は6月20日に行います。場所は、四ツ谷メビウス 。日曜ですが、始まりも終わりも早めです。
前回は、昔取った杵柄、ってわけで、物語のように、ドキュメンタリーのように、アストル・ピアソラ御大の稀有な生涯を追いかけ、音楽を楽しんでいただきました。思ったよりとても評判がよかったので、プレッシャーがかかってます。次回はどうしようか、明後日、計画を練る所存でございます。どうぞご期待ください!
さて、話はまったく変わります。
僕が知る最強の居酒屋の一つ、仙川ふるさと。
学校の近くにあって(京王線の線路沿いで)、ほぼ毎日のように行っていた時期があったのです。最近あまり行けなかったのですが、久々に行ってきました。
小奇麗な店じゃないし、お洒落でもないし、料理もそんなにすぐには出てこない時もあるけど、とても落ち着ける店です。そして、
不思議なくらい料理が素晴らしい。
アジのたたき!ここの大将は、本当に上手なんです。でもご本人に言うと、「材料がいいからね!」としか言わないのです。ただ、いい材料を市場で選んでくるのは大将本人ですから、これでも自慢なのかもしれません。
とにかく、すこぶる美味しいのです。忘れもしません。僕は最初に訪れた日、この店のシメサバに瞬殺されました……
メニューを見ると、安い、とは見えないかもしれませんが、値段のはるものは、それだけ量もあるので、頼み過ぎない限り、とても安くなります。でも、美味しいので、たまに行くと頼みすぎます![]()
安い、とはっきり言えるのは、日本酒。八海山のマス酒が、550円!もちろんあふれるまで注いでくれます。
ここでマスを頼むと、あるものが付いてきます。僕はこのお店で初めて知りましたが、昔からある飲み方なのだそうです。
右の写真の、マスの角をご覧ください。そこに乗せて飲むものだとか。
拡大画像↓塩です。これだと、つまみなしで飲めるってことなのだそうです。
この日、大将からのサービスでいただいた一品が、絶品を超えた絶品!
時々、そういう、こんなに美味いものを食べたことがない~!と、絶叫することしきりの一品が食べられるのですが、今回は、ふきのとう味噌。↓
つまみとして最強、ご飯に乗せたら……!!!!声が出なかった。シンプルで複雑。驚愕です。写真が、どうしても色を再現できなくて、あまりに残念です。
このお店は、本当に不思議なことがあります。いもバター。じゃがバターじゃないのです笑
見てのとおり、じゃがいもにバターを乗せただけなのに、なぜか、考えられない美味しさ。どうしたらこんな味になるのか……でも、本当に何もしていないそうです。
これまで、ここで色んな話をしました。
この、コアなお店に一緒に来た人は、そんなに多くないけれど、ご一緒した人たちとは、かけがいのない時間を送ったのです……転勤族の息子で、故郷を持たない僕にとって、ここはまさに、ふるさとの一つです。
春!!
こんな感じなわけです。
横浜市金沢区の郊外にあります。
ここ、野口英世記念公園という施設の中にあるのですが、一体英世先生と何の関係が……?
そう思いながら、裏へ歩いていくと、こんなところに出ました。
なんか風情があるなあ。
新緑の季節になったことを感じて、近づいていきました。
すると、小川が流れている。
その流れる水の先に、ひときわ小さな小屋が見えてきます。
鳥の声が聞こえてきそうですが、……本当に聞こえてました。
旧細菌検査室。
野口英世が、ここで検疫の仕事をしていた時期があったそうです。
これは、当時風の建物、ということなのかな?
昨日4月20日(火)のお昼に、ここで小松真知子&タンゴクリスタルの本番でした。外うちと同じで、素敵なホールでした。
その後、移動して、夜は川崎のミューザでコンサートでした。
川崎、かなりしばらくぶりに来たのですが、大都会になってる!
ちょっと未来都市っぽい感じでした。
そのミューザの裏に、アルコイリスというペルー料理屋さんがあったのです。
辺りの21世紀的な雰囲気をものともせず、突然、南米か?というような、いかにもな外うち、内装のお店があるです。とても美味しそうで、入りたかったのですが……お腹がほぼいっぱいで、食べられそうになかったので、パスすることに。いつか食べるぞ!と、かたく誓ったのでした。
そうでなくとも、お腹いっぱい素敵な春の一日でした。




