常に進化する!
久々の小松真知子&タンゴクリスタル 、本郷台のリリスホール、海老名市文化会館の昼夜2回公演でした。
クリスタルは、何と言ってもツワモノ揃いで、その安定感が、音楽の遊びの部分を引き出してくれる。技の冴えと音楽、迫力と繊細さ。魅力的です!
僕は、久々の2ndヴァイオリンですが、曲によっては、ソロを弾いたり1stを弾いたりもします。
もう1日、昼夜の公演があります。ぜひいらしてください!
4月20日(火) 14:00開演
長浜ホール(横浜市金沢区)
4月20日(火) 19:00開演
ミューザ川崎市民交流室
小松真知子(p)
早川純(bn)
沖増菜摘・宮越建政(vln)
小松勝(gt)
田中伸司(cb)
お問い合わせ:045-788-8782 アンデルセン文化事業部
行き帰りの道中は、田中伸司さん、沖増菜摘さんと一緒でした。伸司さんに、色んな音楽を聞かせてもらいました。
ピアニスト・作曲家であり、音楽教授でもあるという、リリアン・サバ の音楽。ジャズに近い何かに聴こえるのかもしれません。これが今のアルゼンチンのフォルクローレの一つ、なのかな?何だか全然違う、何かに聴こえるんですが。何はともあれ、面白かった!上記名前のところと、ここ に、HPへのリンクを貼っておきました。Discographiaのページで、少しその音楽を聴いてみることが出来ます。
ベネズエラ(とコロンビア)のレコベコ……圧倒的な、アレクシス・カルデナスのヴァイオリン。調べてみると、アコーディオンのリシャール・ガリアーノのバンドにも参加していました。それにしても、こんな圧倒的に上手い人って、ほとんど聴いたことがない。さらに調べると、ロン=ティボーやクライスラー、シェリングという、クラシックの超~が付くほどの有名国際コンクールで、上位入賞歴があるらしい。つまり彼は、クラシックはムチャクチャ上手く、ジャズも一流、中南米音楽もお手の物ってわけですか……世の中にはすごおい人が、いっぱいです。
花より、ピアソラ。
渾身!
『その名は、ピアソラ。』
終わりました~
何と、またもメビウスが満員に!…今回は、補助席まで出ていました。絶好のお花見日和を蹴って
来ていただいたお客様、
心から感謝します!
また、お客さんに親切でありたいと試行錯誤した結果、予定とどんどん違ってきて、演奏する側に不親切きわまったハードな企画に付き合ってくれた仲間に、感謝は尽きません。
まず、数冊の本から情報を収集、矛盾点など整理して、取り上げる部分をまとめました。それを、ノン・フィクションのラジオ用台本のようなものにまとめ、それを読んで進行するというスタイルで、アストル・ピアソラの生涯を追っかけながら、彼の曲と関係深い曲を配置、,構成しました。
本番だけ、わざとやったことが一つあります。
メンバーには、台本の内容は伝えてありましたが、読んでみることは、一度もしませんでした。進行上必要な部分以外は、実は、本番中に初めて聴いているのです。新鮮に聞こえる方が、きっとヴィヴィッドな反応があって、必ず音楽をもっと面白くすると思ったからですが、さあ、どうだったのでしょう?
大丈夫なはずだ、とは思っていたものの、台本を読みながら、お客さんの反応がとても気になって、台本を読むのにとても緊張しました。
考えたら、テレビやラジオでは、視聴者の直接の反応が分からないので(モニターからの報告は来ますが)、こういう怖さはなかったんですよねー。同時に、うまくいく喜びもダイレクトに分からなかった。
終演し、盛大な拍手の中にいる自分達に気が付いたとき……
うれしかったです!
はっきりと一つの物語を追いかけていくので、感情移入がし易く、曲も楽しみ易かった、というような感想を随分いただきました!でも、なんと言っても、ピアソラの音楽が素晴らしいのです。それを伝えられたなら成功です。
限界まで消耗させられてしまった。やはり水泳でも始めるべきだろうか。
ところで、再演して欲しい、と随分多くの人に言ってもらえたのは、本当に望外の喜びでした。そ、そうか、そういう手があったのか!それができたら、……奮闘し、魂のこもった演奏をしてくれた丸野さん、池田くん、そしてゲストなはずなのにフル稼働してくれた大熊くんに恩返しもできます笑
『その名は、ピアソラ。』
またどこかで、いつか、お目にかかれるはずです。
ヴァイオリンの足立忠男さん、吉田篤さん、工藤ゆかりさん、富山宏基さんなど、ミュージシャンのみなさんも、バッチリプレッシャーをかけてくださいました。ピアニストの谷真人さん
は、このライブの様子をご自身のブログに書かれています。どうぞご覧ください。
まもなく!『その名は、ピアソラ』
しかし寒い日が続きますねえ。でも花も見ごろになりましたね。
花見は、暖かくても、ダウンを着ていないと楽しめないほど冷えますが、今年はダウンくらいじゃガマン大会になりそうですね。そういえば数年前、
こたつを持ってきて、鍋をやりながら花見をしている人々を見ました。
井の頭公園での出来事でした。確か発電機もブンブン回ってました。合理的ぃ~ッ!!と、感心しました。
さあ、いよいよです!
4月3日(土)
『その名は、ピアソラ。』
リハーサル、しました。
やっぱり、ピアソラさんの音楽はハード、体力が必要だ笑
というのが、出演者の一致した見解のようです。
……やっぱり水泳か?
テレビの仕事をしていたときに、よく言われたのは、「画とコメントが、足し算じゃなく掛け算になるように書け!」でした。上手なコメントは、映像と相乗効果をもたらすのですが、これは観ていてもなかなか気が付かない、プロのワザです。
今回試行錯誤しているのは、映像のコメントではありませんが、音楽とMCが相乗効果を生み出すように、ナレーションで話を構成しています。お話が、音楽に入り込むためのガイドになったら、より自然に音楽を楽しんでもらえるようできるのではないかと思っています。……というより、そうなるよう力を尽くしています。
4月3日(土)
OPEN 19:00 START 19:40
場所 四ツ谷メビウス
チャージ¥2700
丸野 綾子 (ピアノ)
池田 達則 (バンドネオン9
宮越 建政 (ヴァイオリン・構成)
★ゲスト:大熊 慧 (ベース)
池田くんのバンドネオンは、愉快な人柄の裏側であるかのように心の機微を歌い、
丸野さんのピアノは、小柄な外見から想像もつかないダイナミックな世界を作り、
大熊くんのベースは、どんどん力を増すように支えています。
さあ、いよいよ!
心よりお待ちしております!
あ、また写真撮り忘れてました……文字ばかりで恐縮です。

