台風前夜
9月21日、朝。僕は富山にいました。
断続的に雨は降り続いて3日目。段々強くなっていた風がほとんどなく、雨も弱くなっていました。逆に何だか怪しげな感じ。……僕は東京に帰らなければならない日でした。
話は戻って、富山で仕事があったのです。
今実家は富山にありませんが、出身地なので宿泊場所は何とかなるのです。早いけれど、本番前日の19日に富山に入りました。3月のquoVadisの富山公演に来てくれた、高校時代の友人達と、久しぶりに飲みに行こうと思ったのです。
昔は毎日のように顔を突き合わせていたわけです。大学生の時や、社会人になりたての頃とか、その後はちょっとずつ会ったことはあったけれど、ちゃんと話したと言えることは、実はなかったのかな。
一緒に話していて、こんなに何かを感じたことはなかった気がする。伊達に生きている人なんていなかった。生きているってことは本当に凄いことですね。誰もが、今が断然、魅力的だった!……こういう瞬間は、得がたい時間です。
2軒目に、小学校時代の同級生がオーナーをやっているバー、『エントランス』 へ。
8月に続いて2回目ですが、何だかもう、居心地がよく感じるのです。仕事が控えていることもあって、かなり酒量を抑えていたため、より冷静に見えたのかもしれません。
お酒も種類豊富。ウイスキーも焼酎もよく見ると、えっ!というものが。お近くの方、富山市にお寄りの方はぜひ行ってみてください。富山駅徒歩5分です。
水槽の中をよく見ると……
あっ!
つづく
北陸・東海追記(注;食べ物の写真ばっかりです笑)
4月の北陸、5月の東海ミニツアー、今頃になってその番外編です。。
紹介できなかった、あるいは行けなかった飲食店に関する、単なる心残りです。
金沢の「おっちゃん」。

すごいお店でした!能登きりこという料理では、刺身がずいぶん分厚く切ってあるのです。
これが、刺身の味が口いっぱい広がるダイナミックさにつながっている。盛り付けや味付けは実に繊細で見事。
どーんと写真を公開。みんなで行きたかったな。下は、3種類のからすみ。
同じく金沢の「四遊」。
ぜんぜん有名なお店じゃありませんが、ものすごい手間隙をかけて、職人芸の限りを尽くしたこれぞ!という和食が食べられます。
左は、はも。右のぷくぷくしたものは、ごま豆腐!
下左、馬刺し4種盛り。
下右、焼き物。美しいけれど、普通に見えます。ところが、おそろしい。この芋が想像できない味で、完全に裏をかかれます。一流料亭で修行してきたのは、お訊きせずとも分かる感じで、何よりオリジナリティや人柄まで感じられる気がします。ここまでの味なのに、考えられない安さ……。
絶大の信頼をよせるファンがいるようで、県外からのお客さんが多いらしい。横綱になる前の白鳳関なども訪れたことがあるそうです。これまた、強力にお奨めです!
富山公演のときは、終了後にちょっと寄っただけで、飲めなかったんですが(早朝富山に着いたばかりで、みんな体力気力の限界だった)、この夏休みについに行ってきました。
素敵なお店でした~!!僕の小学校の同級生がオーナーをやっているのですが、カッコよかったな~店の雰囲気の中に、働いている人たちが溶け込んでいて、とても気持ちがいい。
昔の同級生達と。外見には、年齢を重ねた甲斐がある、でも若さも残るいい顔になっているのに、声とかしゃべり方のイメージが子どもの時のままだったりして、面白い笑
袋井の「竹」。
池田くん、大熊くんが行ったうなぎ屋さん。それはそれは美味しかったらしい。残念!体調がフツウの範囲内でありさえすれば……
おまけで、名古屋からの帰りに寄ったインターチェンジ。こてこてのメニュー!
自分は赤味噌ラーメンを食べました。味も意外なほどでしたが、何より旅を愉しくしてくれるメニューでした!
赤味噌ラーメン
祭、終了!(注;結構経ってます…)
暑い夏が戻ってきました!みなみなさま、どうぞご無理なさらぬよう。
僕もついに夏休みに入っております。……こういうときは、時間はあってもネットにつながれなかったり、ダメ人間モードになったりして、相変わらず更新が進みません
言い訳はともかく……
東京タンゴ祭2011終了~!
チケットは、事前に完売してしまっていたそうです。
オルケスタ・ティピカ・パンパのリハ タンゴ!↓
古きよき時代を感じさせるような演奏もあれば、「今」の新しさに満ち溢れた音楽もある。また、どちらともいえない個性なんかもあって、このタンゴと言う音楽が、なんと懐の深いことかと改めて思いました。古いものを残しながら、まだどんどん新しいものが生まれ続けている……
同じジャンルの音楽をやっていても、いえだからこそ、普段しばらく会えないままになっている仲間と、こういうときに再会する。それは何とも言えない感慨でした。心地よい、強い刺激を受けました!
そういう場だったからか、僕の参加したバンド(中田智也とシンノンブレ、小松真知子とタンゴクリスタル)は2つとも、いつもと違う緊張感があったような気がします。僕はソロなどのないパートだったのですが、全体に漲る緊張感を、全員が共有していた気がします。
そんな中で、ソリストは、さすが貫禄のプレイをキメていて、隣や後ろにいて、身体が震えました。
僕は一出演者にしか過ぎませんが、主催のラティーナさんを始め、スタッフの方々には、そりゃあもう言葉に尽くせぬ苦労があったことでしょう。
癖の強い9つのバンドに、あるときは譲り、あるときはお願いをしながら、全体を作り上げるのは、考えるだけでも大変なはず。
今年も出演できてよかった!楽しかったです!!
↑オルケスタ・アウロラのリハ さすが見事!
もうしばらく夏休みなので、時間を見つけて、これまで時間の都合やタイミングで、書ききれなかったことなどを書くよう、善処するつもりです!


