音快計画-ヴァイオリン弾きのお仕事とはッ?!- -56ページ目

上野日和

 バタバタした日が続いています。とにかく全力でやっております。

 書きたいことも色々たまってしまっていますが、まずは6月上旬、上野での仕事は書いておきたい。もうかなり前になってしまいましたが。


 上野は、お山の方ではなく、アメ横の方から、不忍池へ。

音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--不忍池

 そうそう、こんなところ。新緑の季節、気持ちがよさそうでした。

 そのほとりに立つ、ライブハウスQui
音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--Qui外打ち
 看板に迫ってみました(Photoshopで)。→


音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--空ステージLS  中に足を踏み入れると、そこはラグジュアリーな空間。色彩感とか、テーブルや椅子の素材感などが、ある一つのイメージを表現しているような感じでした。


音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--ガラスの置物 ステージの反対側は、一面窓になっていて、不忍池が見えるのです。

 こんな素敵なガラスの器が!



 さらに、視線をその左に向けてみると……



音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--伊豆栄  あ!これは、伊豆栄!

 僕の大好きな小説の一つ、浅田次郎さんの「天切り松闇がたり」で、明治以来の大泥棒、天切り松が警察署の署長さんに度々おごられているのが、伊豆栄のうな重。

 さすが上野ですねえ。歴史と現在が頭の中で重なっていく錯覚が(天切り松は、フィクションなのですが叫び)、まこと趣き深いものです。



 前置きが長くなりましたが、歌のユリ・アスセナさんのライブでした!

 映画「アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち」で、ビルヒニア・ルーケさんが、肌が粟立つような凄まじい歌を聞かせていた「La canción de Buenos Aires(ブエノスアイレスの歌)」、「チェ・タンゴ・チェ」、などなど。気持ちよかったな~


 それにしても、得がたい時間でした。

 聞こえている音に激しく刺激され、もっとこんな音が欲しい、こんな音楽にしたいという欲求が、演奏しているうちに、どんどん湧いてくるのです!

 その中には、今まで思いもつかなかった音もあって、新鮮な発見に驚き楽しみながら夢中で弾いていたら、……あっという間に終わってしまいました。もっとこの音楽を感じていなかったな……。


 大きくなるぞ、そう思いました。


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quoVadis東海を行く(4)

 どんどん遅くなっていますが、そろそろ1ヶ月経ってしまうので、がんばって書いております。


 POP FOOD!

 袋井公演、打ち上げの会場です。この公演に多大なご協力をいただいた方々と、メンバー全員で。


音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--POP FOOD外打ち 美味い!
 どれも素晴らしかったのですが、「真だことゴボーのマリネ」に脱帽。これは肉か、濃いものが基本的に好きな僕にしてはとても珍しい感想です。このゴボーが只者じゃないんですよ。食感が。タコはタコなんですけど、このゴボーと一緒に食べると驚くほど食感が引き立って、新鮮な美味しさなのです。

 POP FOODさんのホームページ、こちら です。


 さて、この日のアンケートは、物凄い数が集まりました。数えていないのですが、読めども読めどもまだまだある、といった感じでした。注文を始める前から読み始めて、読み終わった頃にはテーブルがにぎやかでした。


 よく読むと、ほとんどが20代か、60代以降の方が書いたもので、時々、高校生や中学生や小学生、もっと小さな子どもたちが書いてくれたものが混じっていました(「ピアノの人のうごきがはやい」みたいなことも書いてあって面白かった)。


 なじみのない人に圧倒的に聴きやすいらしい、「リベルタンゴ」はともかく、20代のかなり多くが、「オブリビオン」「チキリン・デ・バチン」のような静かな曲を、特に印象に残ったと書いていたのが意外でした。

「ブエノスアイレスの夏」とか「アディオス・ノニーノ」といった激しい曲は、年輩の方々の方にむしろ好評。うーむ、意外。


 それにしてもほとんどの曲を、誰かが気に入った曲としてあげていて、誰にも書かれなかった曲がありませんでした。

 例えば冒頭。シーンは、ピアソラの臨死体験からスタートするのですが、短いコメントの後すぐに入るのが、「ブエノスアイレス午前零時」「わけが分かりません」という感想も結構あり、いつも拍手が少ない(笑)のですが、「この曲で引き込まれました」という感想もまた同じくらいあるのです。

 年代によらず、ピアソラの曲も、他のタンゴも、それぞれに面白いと感じてくれているようでした。


音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--POP FOODに入る人々

 そういうわけで、パラダイスには行きませんでした。前日、快くお酒を売ってくれたママ、ごめんね叫び



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吉祥寺日和

 東海の記録がまだ終わっておりませんが(すみません……)、先週のことを軽く振り返っておきたいと思います。

 非常に刺激的な1週間だったのです。木曜日はこちらでお仕事。
音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--吉祥寺


 吉祥寺だ!


 かなり近いので、自転車で行こうと思ったのですが、楽器にスーツにカバンと、数が多いこともあり、会場は駅の近くで駐輪場がなかったらどうしようもないので、バスで行くことにしました。

 しかし、インターネットの力で、ホテルに駐輪場があるのを発見していたら、なんとなく時間がなくなってきて、間に合うけれどのんびり自転車で行こう、と決意。 


 20分ほどで吉祥寺に着いてしまいました。


音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--弁当FF お弁当だ!!

 美味しかったです。温かいときは美味しくても、冷たくなって美味しいものはあまりない。しかし、これは美味しかった。感謝!


 菅原洋一さん。その歌については僕が語るのは、あまりにおこがましい。お話も一つ一つが面白い上に全体で一代記のようになっていて、本当に素晴らしい。凄いことに、立っているだけでも何とも言えない雰囲気がありました……

 圧巻!!

 イベントの中のコンサートだったので、終わりが結構早くて、帰りにはそれなりに余裕があったので、一枚写真を撮ったのです。域も帰りも真ん中を突っ切りました、井の頭公園~
音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--井の頭公園
 いい一日だったー!!



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