quoVadis東海を行く(4)
どんどん遅くなっていますが、そろそろ1ヶ月経ってしまうので、がんばって書いております。
POP FOOD!
袋井公演、打ち上げの会場です。この公演に多大なご協力をいただいた方々と、メンバー全員で。
美味い!
どれも素晴らしかったのですが、「真だことゴボーのマリネ」に脱帽。これは肉か、濃いものが基本的に好きな僕にしてはとても珍しい感想です。このゴボーが只者じゃないんですよ。食感が。タコはタコなんですけど、このゴボーと一緒に食べると驚くほど食感が引き立って、新鮮な美味しさなのです。
POP FOODさんのホームページ、こちら
です。
さて、この日のアンケートは、物凄い数が集まりました。数えていないのですが、読めども読めどもまだまだある、といった感じでした。注文を始める前から読み始めて、読み終わった頃にはテーブルがにぎやかでした。
よく読むと、ほとんどが20代か、60代以降の方が書いたもので、時々、高校生や中学生や小学生、もっと小さな子どもたちが書いてくれたものが混じっていました(「ピアノの人のうごきがはやい」みたいなことも書いてあって面白かった)。
なじみのない人に圧倒的に聴きやすいらしい、「リベルタンゴ」はともかく、20代のかなり多くが、「オブリビオン」や「チキリン・デ・バチン」のような静かな曲を、特に印象に残ったと書いていたのが意外でした。
「ブエノスアイレスの夏」とか「アディオス・ノニーノ」といった激しい曲は、年輩の方々の方にむしろ好評。うーむ、意外。
それにしてもほとんどの曲を、誰かが気に入った曲としてあげていて、誰にも書かれなかった曲がありませんでした。
例えば冒頭。シーンは、ピアソラの臨死体験からスタートするのですが、短いコメントの後すぐに入るのが、「ブエノスアイレス午前零時」。「わけが分かりません」という感想も結構あり、いつも拍手が少ない(笑)のですが、「この曲で引き込まれました」という感想もまた同じくらいあるのです。
年代によらず、ピアソラの曲も、他のタンゴも、それぞれに面白いと感じてくれているようでした。
そういうわけで、パラダイスには行きませんでした。前日、快くお酒を売ってくれたママ、ごめんね