音快計画-ヴァイオリン弾きのお仕事とはッ?!- -4ページ目

浅草、タンゴ、鮫、歌、映画音楽。

 気がついたら、ものすごく長い間、更新していませんでした…。ブログを開いてみて、自分がビックリしました。なんということだ…!

 その間、タンゴを弾き、クラシックも弾き、はいつもどおりですが、新たにお会いしたり、初めて一緒に演奏した、という出会いがいつもより多い、有り難い月日でした。

 

 今月はぼちぼちやっておりますが、金曜、ピアニスト松永裕平氏のライブにゲスト出演します!二人、という人数がとても久しぶりで、気合いが入ります。


1/24(金) 19:00 open 19:30 start
松永裕平Tangoライブ!!!
 場所: jazoo浅草 https://jazoo-asakusa.jp/

 東京都台東区浅草2-19-5
出演:Pf 松永裕平 (ゲスト Vl 宮越建政)
MC 2500+TC 500 +order

 

 ピアソラの鮫など、とても久々の曲の他、どちらかというと、元が歌の曲が多くて、そのメロディーは絶品、聴きやすい音楽になっていると思います(弾くのはかなり大変ですが…)。その中に、タンゴの様々なエッセンスが鏤められている。かなりキラキラしたアレンジが多い気がします。

 逆に、特にアレンジせず、どっちがメロディーを弾くかだけは決めて、お互いぶつけてみるようなこともやります。

 また、タンゴライブとなっていますが、映画音楽などもポツポツ入ります。これも決まった譜面を弾かないタイプの演奏の仕方です。松永氏は、豪快なリズムで引っ張りだこのタンゴピアニストですが、以前はがっちりジャズもやってきていて、こういった演奏もキラキラなのです。

 

 金曜です。仕事の都合で行けるかどうか、その時にならないと分からない、という方も多いと思いますが、1部はピアノソロのみ。僕の出演は2部からなので、20時半くらいになるでしょうか。気持ちよく週末を迎えられるよう、精一杯楽しんでいただこうと思っています。仕事帰りに、ぜひ足を運んでいただけたら!

にっぽん丸、船旅のススメ。

 久々に、クルーズ客船「にっぽん丸」、乗ってきました!(演奏のお仕事です)
 数年前の、東南アジアクルーズが始めてで、それ以来です。その時はクルーズの前半部分、横浜を出て、香港、ダナン、ニャチャン、そしてホーチミンまでの10日間の旅。多くの方にお世話になり、素晴らしい時間を過ごすことができました。今でも忘れられません。その時の模様など、こちらに。

大さん橋のターミナルへ

ターミナル
 今回は、 「ウィークエンド横浜ワンナイトクルーズ」。1泊2日で乗ってきました。横浜、大さん橋から乗って、17時出港、翌9時に戻ってきました。

 リーダーを張った鈴木崇朗氏(バンドネオン)、田辺和弘氏(ベース)とは前回もご一緒、今回は松永裕平氏(ピアノ)と4人のバンドでした。今回もいい旅でした!
コンサートなどが行われる、ドルフィンホール
 

 前の船旅と比べると、さすがに慌ただしく感じましたが、船旅、実に素敵なのです!

 まず船から海を見てるだけで、気持ちがいい(僕は)。波、音、そして海風。今回はあまり余裕がなかったのですが、一日海の上にいる航海日など、ゆっくりするのが苦手な自分ですら、ふんわりした気持ちになりました。

 にっぽん丸の場合、素晴らしいお料理はもちろん、エンターテインメントも、コンサートは、ダンスやカジノゲーム(実際のではありません)、ちいさな映画館もありますし、果てはジム、スパ、美容院まで!お風呂は、何と言っても船尾のグランドバス、海を眺めながら入るのは、気持ちいいの一言。

 下の写真は、ゴディバのショコリキサー。プールサイドのカフェーで、海を眺めながら無料で楽しめます。パンなどの軽食もそうですが、追加料金はありません。

 アルコールなどを除くと、食事も宿泊費も、エンターテインメントまでも料金に入っています。夜食もあります。恐るべし……

 と、ここまで書いて、今なら字を連ねるより分かりやすい紹介があるはず、と思って探したところ、動画発見!

https://www.youtube.com/watch?v=901v-FDcX9A

 

出港のセレモニー

 とはいえ、船酔いになるかも?!という心配はあるかもしれません。ただ、国内、特に短いクルーズではほとんど揺れませんし、今回は演奏の最中でさえ気が付かないほどだったのです。

 前回は、これでヴァイオリンが弾けるのだろうかと、青ざめたまま本番が始まったことが何度もありました。本当に恐ろしい時もあるとは聞きましたが、その時は、演奏する、というようなことでさえなければ、揺れ幅は大きくても、どちらかと言うと気持ちがいいタイプの揺れでした。基本的に、外洋では船は揺れるもののようです。

 

 ドレスコード!準備をどうすべきなのか、前回の旅ではかなり困りました。食事の時もそうですが、船内を歩いたりするのにドレスコードがあります。フォーマル、セミフォーマル、スマートカジュアル、といったものがありますが、日によって違っていました。

 そうなると……え?舞台用に、タキシード、スーツ。それ以外の時も、ジャケットやスーツを着ている必要がある日もあるし、船室ではどうしよう、とか。その上、その時はヴェトナムまで行くのに、日本は1月で真冬、ホーチミンは30度を超えるという気象条件。一体どれだけ、どんな服を持っていったらいいのか、キャリーに入り切るんだろうかなど、途方に暮れたことを思い出します。

 これが、船が進むに連れて、少しずつ暖かくなってくるのが気持ちよかったり、ドレスコードも、そのために持っていく服が絞られる面もありますし、ホームページに書いてあるのですが、楽しむためのものだと理解すると、むしろ気持ちの良さにつながるものかもしれない、と旅の終わりくらいに思いました。


 にっぽん丸のクルーズ情報、こちら(https://www.nipponmaru.jp/)に!他にも色々なタイプの船がありますし、船旅、考えてみるだけでも楽しいかもしれません!

音をもっと速く!?

 ついに10連休に突入しますが、この期間に、メンターオで2回のタンゴの本番があります。
 5/4は四ツ谷のシンルンボ、5/5は銀座のSOLAで。そうか、もう令和になっていますね(「れいわ」と入力しても、変換で漢字が出てこない……)
 男5人。とにかく古典のタンゴを全力で弾き倒します。新時代なんて関係ありません。ちょっと変なことを言うようですが、このバンドのレパートリーを演奏していると、音のスピードを可能な限り上げたい、という気持ちが抑えられなくなります。ついにイカれちゃったね、と思われるかもしれませんが、今読み返しながら考えてみて……確かにあると思います。音のスピード、という感覚。それを、さらに速く、もっと速く!……メンターオの本番翌日は、身体が痛いことが多いです。それはやはり、無茶なことをしようとしているからかもしれません。

5月4日(土) ※ライブミロンガ
OPEN 15:00  START 16:00 4,000円
アルゼンチンバー シン・ルンボ
 http://www.corazon-de-tango.com/
 東京都新宿区三栄町7番地 ヴィラアートYOTSUYA 2階
 四ツ谷駅徒歩4分
お問い合わせ:TEL 03-3353-1756 またはメンバーまで
※ウエルカムドリンクにスパークリングワインをご用意

5月5日(日)
OPEN 15:00 START 16:00 4,500円+ワンドリンクオーダー
銀座SOLA 
http://ginza-sola.com/
 東京都中央区銀座2-2-18 TH銀座ビル10F(1Fいしかわ百万石物語)
 JR 有楽町駅京橋口より徒歩3分 東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅4番出口すぐ
お問い合わせ:TEL 03-6264-4971 またはメンバーまで

 

 ぜひ、新時代にお会いしましょう~