にっぽん丸、船旅のススメ。
久々に、クルーズ客船「にっぽん丸」、乗ってきました!(演奏のお仕事です)
数年前の、東南アジアクルーズが始めてで、それ以来です。その時はクルーズの前半部分、横浜を出て、香港、ダナン、ニャチャン、そしてホーチミンまでの10日間の旅。多くの方にお世話になり、素晴らしい時間を過ごすことができました。今でも忘れられません。その時の模様など、こちらに。
ターミナル
今回は、 「ウィークエンド横浜ワンナイトクルーズ」。1泊2日で乗ってきました。横浜、大さん橋から乗って、17時出港、翌9時に戻ってきました。
リーダーを張った鈴木崇朗氏(バンドネオン)、田辺和弘氏(ベース)とは前回もご一緒、今回は松永裕平氏(ピアノ)と4人のバンドでした。今回もいい旅でした!
コンサートなどが行われる、ドルフィンホール
前の船旅と比べると、さすがに慌ただしく感じましたが、船旅、実に素敵なのです!
まず船から海を見てるだけで、気持ちがいい(僕は)。波、音、そして海風。今回はあまり余裕がなかったのですが、一日海の上にいる航海日など、ゆっくりするのが苦手な自分ですら、ふんわりした気持ちになりました。
にっぽん丸の場合、素晴らしいお料理はもちろん、エンターテインメントも、コンサートは、ダンスやカジノゲーム(実際のではありません)、ちいさな映画館もありますし、果てはジム、スパ、美容院まで!お風呂は、何と言っても船尾のグランドバス、海を眺めながら入るのは、気持ちいいの一言。
下の写真は、ゴディバのショコリキサー。プールサイドのカフェーで、海を眺めながら無料で楽しめます。パンなどの軽食もそうですが、追加料金はありません。
アルコールなどを除くと、食事も宿泊費も、エンターテインメントまでも料金に入っています。夜食もあります。恐るべし……
と、ここまで書いて、今なら字を連ねるより分かりやすい紹介があるはず、と思って探したところ、動画発見!
https://www.youtube.com/watch?v=901v-FDcX9A
とはいえ、船酔いになるかも?!という心配はあるかもしれません。ただ、国内、特に短いクルーズではほとんど揺れませんし、今回は演奏の最中でさえ気が付かないほどだったのです。
前回は、これでヴァイオリンが弾けるのだろうかと、青ざめたまま本番が始まったことが何度もありました。本当に恐ろしい時もあるとは聞きましたが、その時は、演奏する、というようなことでさえなければ、揺れ幅は大きくても、どちらかと言うと気持ちがいいタイプの揺れでした。基本的に、外洋では船は揺れるもののようです。
ドレスコード!準備をどうすべきなのか、前回の旅ではかなり困りました。食事の時もそうですが、船内を歩いたりするのにドレスコードがあります。フォーマル、セミフォーマル、スマートカジュアル、といったものがありますが、日によって違っていました。
そうなると……え?舞台用に、タキシード、スーツ。それ以外の時も、ジャケットやスーツを着ている必要がある日もあるし、船室ではどうしよう、とか。その上、その時はヴェトナムまで行くのに、日本は1月で真冬、ホーチミンは30度を超えるという気象条件。一体どれだけ、どんな服を持っていったらいいのか、キャリーに入り切るんだろうかなど、途方に暮れたことを思い出します。
これが、船が進むに連れて、少しずつ暖かくなってくるのが気持ちよかったり、ドレスコードも、そのために持っていく服が絞られる面もありますし、ホームページに書いてあるのですが、楽しむためのものだと理解すると、むしろ気持ちの良さにつながるものかもしれない、と旅の終わりくらいに思いました。
にっぽん丸のクルーズ情報、こちら(https://www.nipponmaru.jp/)に!他にも色々なタイプの船がありますし、船旅、考えてみるだけでも楽しいかもしれません!