音快計画-ヴァイオリン弾きのお仕事とはッ?!- -27ページ目

パスタ!その革命的な調理法。

 パスタを茹で過ぎた?ゆで塩を入れすぎた?塩なんて入れない?
 ……そんなことは問題じゃなかったんです。
 新たなパスタの調理法が、ここに!革命的にカンタンで、呆然。

 うまっ!次世代パスタ
 http://www9.nhk.or.jp/gatten/smart/archives/P20131009.html

 ネタ元は、やはり『ためして、ガッテン』です。番組では、「すいすいパスタ」と言っていましたか。これはいけます!

すいすい第一段階FF

 まず、ジップロックか何か、水漏れのしない袋に乾麺と水を入れる。ただそれだけで待つこと約1時間。上の写真のようなものができてきます。
 これは、ほぼ生パスタに戻っているのでは?
 ここまで麺に水が入っていると、約1分で茹で上がります。何というお手軽さ……。普通に茹でた場合に比べ、もちもちしているように感じます!

 ただし、あくまでアルデンテの美味しさを目指す場合や、アルデンテが美味しい麺の場合、普通の調理法の方がよさそうです。
 さらに、浸水させる時間を短く取れば、その分長い時間茹でればよく、少しまた食感が違うような気がします。これは、深いかもしれない……。

パスタアップ見た目は変わりなし。野菜カルボナーラ。

 僕にとっては、新たなパスタの世界、という感じです。おススメ!!
 

大人から始めてヴァイオリンを弾けるようになること

 先々週のことになりますが、自分の生徒たちの発表会でした!

 子供たちの上達ぶりは、それはもう目覚しいもので、うれしい驚きをくれました!
 しかし、僕の生徒のほとんどは、大人です。そもそもほとんど宣伝していませんし、細々としたものですが、大人の生徒が多く、そのほとんどが、大人になってからヴァイオリンを始めた人たちです。

 大人たちの上達ぶりが、これまた顕著で、うれしいものでした!
 しかし、大人になってからヴァイオリンを始めることは、難しいようです。大抵ほとんど弾けるようにならない。
 しかし、自分の経験によると、そんなはずはないのです。コンチェルトをバリバリ弾くような人は直接知らないのですが(それでも、高校から始めた人にはいます)、室内楽の第2ヴァイオリンで絶妙なサポートができる人や、アマチュアのオーケストラで第2ヴァイオリンの頭を張っている人はいます。

手始めて一年半!

 なぜヴァイオリンは、大人から始めて上手く弾けるようにならない人が多いのか。教え方の問題ではないかと思っています。
 どうやら、大人と子供では、物事の習熟の仕方が随分違うようです。同じことをするにも、教え方がまったく違う。つまり、こういうことではないかと。

 ――大人にひらがなを教えるとしたら、幼児に教えるのと同じ方法でいいと思いますか?

 何しろ教える側は、3歳、4歳で始めている楽器です。そういう人が、大人に楽器や弓の持ち方から教えるのは、丁度大人にひらがなを教えるような難しさがあるのではないかと思うのです。

 目指すところ、そのためにどういうことを考えるか、何をチェックしながら練習するのかなどを、どれだけ分かりやすく説明できるか。要は、頭で理解してもらって、感覚に置き換えていく作業をしてもらうという、大人が何かを習熟するための、普通のことなのだと思います。しかし、幼児期に通過したことを、大人が理解できるようにメソッドを整理し、説明するのは、想像されるよりは容易ではないのだと思います。

左手左手の形


 自分が大学以降に、楽器の弾き方を根本的にやり直したこと。
 普通大学の学生の時に後輩を教えることでずっと経験を積んだこと。
 様々な経験年数の人たちと一緒に、様々な先生のレッスンを経験していること。
 さらに、テレビ局で、常に分かりやすく説明することに取り組んだこと(おじいちゃんにも、女子中学生にも分かるようにしろ、と言われていた)。
 ある意味では、昔の寄り道としか思えなかった経験が、今、まさに役に立っているのだと、この日、実感できました。

 内容がこれでいいかは、常に検討していますが、まあうまくいっているのだと思います。僕のところで楽器を始めた生徒は、1年半くらいでザイツの5番のコンチェルトに入っている、あるいは終わっています。
 この楽器を好きで、楽しめる人が増えてくれること、そして音楽を愛する人が増えることは、僕にとってとても大切なことです。そのためには、大人になって始めて、きちんと弾けるようになって、もっともっと楽しめる人が、ドンドン増えて欲しい!

 生徒の上達ぶりは勿論ですが、この先やってみたいことを語ってくれたり。それがうれしかった!これから、より力を入れてやっていきたいと、強く思った、9月のある日でした!

二都物語

 
 と言っても、イギリスの小説の名前じゃなくて、 昨夜のコンサート。

昼のタワー入りは朝でした!

 メトロの駅から地上に出ると、この景色!やはり独特の雰囲気がある。会場はメルパルクホールでした。
 唖然とするほどの、超豪華メンバー!

 特別出演 Carlos Rivarola
 ペギー葉山 久野綾希子 クミコ 
 えまおゆう 姿月あさと 和央ようか 大鳥れい 
 出雲綾 秋園美緒 新井みえ えりんぬ 
 ナレーション せきぐちきみこ

 ★東京メモリアルタンゴオーケストラ 
 Pf 三枝伸太郎 佐伯準一 Bn 鈴木崇朗 Acco 江尻明日香
 Vn会田桃子 沖増菜摘 宮越 建政 水村浩司 山本温子 外薗美穂
 Vla 河村泉 吉田篤貴 Ce 島津由美 Bs田辺 和弘 Dr 染谷忠

 ★ダンサー
 齋藤えり 白髭真二 西川卓 弓野梨佳 井田英恵
 青木舞子

 歌、ダンス、ナレーション、尽く素晴らしく、バンドも凄かった…ので、書き切れない!

ステージルーズ

 勿論、スタッフのみなさんにも散々お世話になりました。

 構成 演出 高橋まさひと 演出補・井田英恵 
 振付・KAZUMI-BOY ・井田英恵 
 真珠とりのタンゴ 監修 えまおゆう
 舞台監督 高田憲治
 音楽・三枝伸太郎 佐伯準一 
 編曲・成清翠  
 音響・前田真宏(シルヴァーハーツ)照明・阪西良介 
 撮影・高樹涼子
 ヘアメイク・古賀寛基 制作補 折戸富美子

 ステージ上手に陣取った、みなさん。
 バンマスなのにちっちゃくてごめんなさい!の三枝くんが左上方に微かに写っています。

下手GS

 下手にはストリングスとハープ。

上手GS

 このコンサート、ピアニストが二人いまして、上の写真に佐伯先生が写っていないので、集合写真も!(これには三枝くんが写ってないけど…)

オケ集合(除三枝くん)
 コンチネンタルタンゴとアルゼンチンタンゴの二都物語。再演のあることを信じています!東京と、どこかの二都で、なんちゃって。

夜のタワー