「あなたは、次のどの人になりたいですか?」
あるところに、Aさん、Bさん、Cさんという、3人の新人の大工さんがいました。
3人はそれぞれレンガを積んでいます。
ある人が、レンガを積んでいる3人に、1人づつ同じ質問をします。
「今、あなたは何をしているんですか?」
Aさんは、少しムッとした感じで、
「そんなの見ればわかるでしょ?レンガを積んでいるんだよ。」
と答えました。
Bさんは、
「このレンガで塀をつくっているんです。」
と答えました。
Cさんは、
「私は、学校をつくっているのです。子どもたちの大きな夢と笑顔が溢れる学校をつくっているんです。もうすぐできますから、楽しみにしていてくださいね。」
と、目をキラキラ輝かせながら答えました。
全く同じ仕事をしている3人。
仕事に対する考え方が全く違いました。
【何のために】 という目的意識が違います。
この話には続きがあります。
この3人の大工はどうなったのか? 10年後のお話です。
10年後、Aさんはそのまま大工を続けていたそうです。
Bさんは、棟梁になりました。
Cさんは、勤めていた建築会社の社長さんまで登り詰めたそうです。
社長が偉いという話では決してありませんが、わずか10年の間に3人の間にはこれだけ明確な差がついてしまっていたのです。
同じところからスタートした3人なのに、目的意識が違うだけでこうも違ってくるのです。
経営の神様と言われた松下電器の松下幸之助さんのエピソードを紹介します。
ある日、しらけたような顔で電球を磨いている社員さん一人ひとりに対して、松下さんが言いました。
「この電球はどこで光っているか知っているか?
子どもたちが絵本を読んでいる。すると、外が暗くなる。家の中はもっと暗くなる。
そうなれば、どんな物語も途中で閉じなあかん。
でもな、あんたが磨いている電球1個あるだけで、子どもたちのドラマは続行や。
あんたは電球を磨いているんやないで。
子どもたちの夢を磨いているんや。
子どもたちの笑い声が聞こえてこんか?
物作りはな、物を作ったらあかんのやで。
子どもたちの夢のために、日本中、世界中にこの電球を灯そうや」
サイコーに素敵です!!
うちのトイレに貼ってある詩です。↓
つまらない仕事はありません。仕事をつまらなくする考え方があるだけです
意味のない仕事はありません。意味のない仕事にしてしまう考え方があるだけです
楽しくやろうと思えば、何でも楽しくなってくるし、
イヤイヤやれば、何でもイヤになってきます。
今、自分が関わっている仕事の面白さは、自分の仕事に対する考え方によって決まるものなのです。
自分が置かれている状況がどんなに厳しいものであったとしても、そこにこそ自分の役割があるのかもしれません。
大切なことは、自分が置かれている状況を嘆くよりも、
自分が置かれている状況の【意味】を考えてみることです。
意味のない状況はありません。
意味を見出そうとすれば、必ずそこには重要な意味があることに気づくはずです。
「あなたは【何のために】仕事をしていますか?」