キャンドルショップオーナーのつぶやき -306ページ目

キャンドルのある暮らし

以前、ブログでご紹介しました元同僚で、現在、東京の某アパレルでデザイナーをしてらっしゃるSさんから


お店で買って頂いたキャンドルを使ってらっしゃるご自宅の様子を、写真でお送りいただきました。


昔から非常にブルーがお好きな方で、先日、仕事で大阪に来られた時、ブルーのパッケージとスカイブルーの


マーブル模様が素敵なグラスキャンドル【HYPO 101 CASA】のホワイトムスクをお買い上げいただきました。


そのキャンドルをブルーを基調にしたお部屋で炊かれているそうです。



キャンドルショップオーナーのつぶやき

また、おまけにということで、ご来店の際は、必ずお買い上げいただく【コロニー】の消臭キャンドル


「クックスフレンド」も合わせて炊いてるシーンも送っていただきました。



キャンドルショップオーナーのつぶやき


アロマキャンドルの持つ香りと炎の揺らぎをただ楽しむのもいいですが、Sさんの様に、こうしてイン


テリアのひとつのパーツとして、キャンドルをご使用していただいければ、素敵さがさらに増しますね。


Sさんのように、キャンドルのある暮らしを写真で送って頂ければ、またブログでご紹介したいと思いますので


下記アドレスに、ご遠慮なくお送りください。お待ちしております。


送り先: oneoverf@hct.zaq.ne.jp



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バラ祭りパートⅡ

昨日に続き、靭公園のバラをご紹介します。


バラの名前なんてほとんど知らなかったのですが、よくみるとなじみのある名前もちらほら・・・・



まずは【セレッソ】。日本生まれとなっていますが、あのサッカーチームのシンボルマークもバラだったかな?


そういえば大阪の長居公園にも一杯咲いていたような・・・・


キャンドルショップオーナーのつぶやき



続いては【スベニール・ドゥ・アンネフランク】。かのアンネフランクゆかりのバラか?調べてみるとアンネが


隠れていた家の裏庭に咲いていたとか・・・・・


キャンドルショップオーナーのつぶやき-アンネフランク




次に見つけたのが【グレース・ドゥ・モナコ】。えっ!ひょっとしてかのグレースケリーゆかりのバラですか。


大好きな映画「真昼の決闘」、「裏窓」のヒロインにして、後のモナコ王妃。調べてみると、やはりグレース王妃に


献上されたバラとか・・・・


キャンドルショップオーナーのつぶやき-グレース



そのほか、【パパ メイアン】、【レディー ヒリンドン】、【ダスキーメイデン】等々、知らない名前のバラが


数多く咲き乱れています。それぞれに名前の由来、隠された物語をその美しさで訴えかけているようでした。


キャンドルショップオーナーのつぶやき



キャンドルショップオーナーのつぶやき



キャンドルショップオーナーのつぶやき


昨日、今日とご紹介したのは、ほんのわずかです。まだまだ多くの種類のバラが見頃です。


是非、大阪のハイドパーク【靭公園】にお越しください。そしてお時間があれば、公園の南にあります


香りと癒しの店【ワンオーバーエフ】にお立ち寄りください。

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バラ祭り

5月15日、16日は恒例の、【大阪ハイドパーク・ローズ・フェスタ】、つまり靭公園のバラ祭りです。


去年は日曜日が雨になり、さっぱりでしたが今年は大丈夫そう。


今日も昼過ぎに、お店を抜けだし見に行きましたが、多くの人で賑わっていました。


撮ってきた写真、ご紹介しますね。


まずはバラ園全景です。


キャンドルショップオーナーのつぶやき


そしてバラ回廊。



キャンドルショップオーナーのつぶやき


キャンドルショップオーナーのつぶやき


そしてバラのほんの一部ですがご紹介します。


キャンドルショップオーナーのつぶやき



キャンドルショップオーナーのつぶやき


キャンドルショップオーナーのつぶやき



キャンドルショップオーナーのつぶやき



バラの写真の続きはまた明日・・・・ 


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フィレンツェのお気に入り

久しぶりのイタリアの話題です。


今日はフィレンツェ。革製品などの仕入れによく訪れた街ですが、今日はそんなフィレンツェのお気に入り


レストランを御紹介します。



キャンドルショップオーナーのつぶやき


ポンテベッキオのひとつ手前のポンテ・サンタ・トリニタを渡って最初の角を左に歩いて行くと右手にあるのが


「オステリア・デル・チンギアーレ・ビアンコ」


キャンドルショップオーナーのつぶやき

週末だったか、日曜だったか忘れたのですが、どこのレストランも一杯。予約もせずに探しまわった末に、


とにかくドアを開け、入るとおじさんが出てき、「一時間半後なら大丈夫だよ」とのこと。それじゃあ予約しておいて


ポンテベッキオの方へ散歩に。昼間、あちこち歩き回っていたので、いささか疲れ気味。ふと見るとフェラガモ


のルンガルノホテルがすぐそばに・・・・。しばらく、この素敵なホテルのロビーで相棒とお茶することに。


一時間半後、再び「チンギアーレ」へ。各国の観光客の方で、いっぱいでしたが、雰囲気は最高!


正直言いますと、何を食べたかあまり覚えていません。チンギアーレは猪という意味というのを知ったのは


店を出て、ショップカードを見た時で、まさか猪肉が名物とは知らなかったので、多分、好物のタリアータ(牛)を


食べたと思います。今度行く時は絶対に猪肉をたべるぞ!



もう一軒は、現地のコーディネイターの女性の方に、牛が好きならここへ行きなさいと教えていただいた


「ペルセウス」

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ドゥオモから歩いてもすぐですよという、例のミラノ・マクドナルド事件のT氏の言葉を信用したのが間違い


でした。リベルタ広場のそばのお店に着いた時は、ヘトヘトでした。


それでも店内に入り、これぞ牛肉専門だぞという雰囲気に一気に元気回復。ここはいっちょTボーンステーキ


でもと思ったのですが、時はヨーロッパ各地が狂牛病で神経質になっていた頃。じっと我慢で、結局大好物の


タリアータに。それにルッコラをタントお願いして・・・・ボリュームも味も最高でした!



とにかくハイシーズンはフィレンツェのレストランはどこも一杯ですから、必ず予約を入れられることを


お勧めします。一度、どこも満杯で、歩いて歩いてようやく見つけた小さなレストランに入ったのですが


注文しても、なかなか出てこなく、後から来た近所の家族連れのオーダーばかり先に通して、


いかがわしい私たち東洋人と隣にいたアメリカの観光客の方のオーダーは後回しなんて、最悪の経験も


ありましたので・・・・。


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プリザ教室

昨夜のプリザーブドフラワー・アレンジメント教室は、初の男性の方でした。


今度ご結婚するお相手に手作りのプリザを贈りたいとのご希望。


講師の渡辺先生が、ご希望をお聞きして、閉店後の午後8:00、アロマキャンドルの素敵な香りに


包まれてのスタートです。




まずは、基本となるお花作りの作業。ご希望カラーのピンクのローズと、ペイルピンクのデイジーの


茎の部分を作る作業です。数が多いので結構大変です。


キャンドルショップオーナーのつぶやき


しかし、男性にしては非常に、手先がご器用な方でしたので、スムーズに作業は進みます。


これさえきちっと作れば後は、アレンジメントのセンス。


先生は、基本的には、大まかな出来上がりのイメージをお伝えして、後は生徒さんのセンスに任せるスタイル。


細かいところまで指示するのではなく、好きにアレンジできるのが生徒さんには好評です。



キャンドルショップオーナーのつぶやき


キャンドルショップオーナーのつぶやき


先ずは、メインのピンクローズを植え込みます。続いてデイジー、装飾のパールなどをその周りに植え込んで


いきます。


キャンドルショップオーナーのつぶやき



そして最後はホワイト・フェザーを飾り付けて、いよいよ完成です。


キャンドルショップオーナーのつぶやき



所要時間約1時間30分。出来上がった作品はこの通り! とっても素敵なプリザの完成です。



キャンドルショップオーナーのつぶやき



最後に作られたMさんとプリザの記念写真です。ありがとうございました!


キャンドルショップオーナーのつぶやき


Mさんの様に、男性の方で、ご興味のある方も是非、ご参加ください。詳しくは下記にご連絡ください。




お問い合わせ先:ワンオーバーエフ


TEL: 06-6449-1618  FAX: 06-6449-1623


Email: oneoverf@hct.zaq.ne.jp




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ハロッズ流血事件

何年も前の話ですが、英国出張の際、仕事の合間にハロッズに出かけました。相棒のデザイナーも一緒に。


ハロッズのライセンスの仕事をしていたこともあり、勝手知りたる他人の何々で有名なフードホールがあるグラン


ドフロアーから順に、相棒を連れて歩いていた時です。メンズのネクタイ売り場にさしかかった時、思わずクシャ


ミが・・・・。  「ハクショーーーーン!」


同時に鼻血がタラーリと、どころではなく吹き出し来ました。幸い持っていたハンカチをすぐさまあてたので


商品を汚すことはなかったのですが、みるみるうちにハンカチは真っ赤に染まってきました。


いったん外に出たのですが顔は血だらけ。周りの人はジロジロ。相棒のデザイナーも恥ずかしそう・・


彼女には待ち合わせ場所だけを言い、トイレへ向かいました。


ところがハロッズのトイレは有料。トイレの前には肩章付きのハロッズユニフォームを着た男性が・・・・


血だらけの顔を怪訝な顔で見ています。1ポンドの小銭がない。仕方ないとフードホールに血だらけのまま


急いで戻り、なんでも良かったのですが、なぜかお気に入りの「NO.14」のハロッズの紅茶を一缶買って、


お釣りをもらい、再びトイレへ。有料だけに本当にきれいなトイレです。


早速顔を洗い、ついでに用を済まそうとすると、先ほどのおじさんが中に入って来てドアの前に立ち、私の


することを一部始終観察しています。仕方ないか挙動不審の上、血だらけの顔では・・・・



とにかく鼻の粘膜が弱いのか、毛細血管が弱いのか、はたまた血圧が高めのせいか、特に乾燥している冬場は


よく鼻血が出ることが・・・・。この話をブログに書こうと思ったのも、実は昨日、開店前に喫茶店でコーヒーを


飲もうとする瞬間、鼻のあたりが冷たく感じ、鼻水かと思いきやまたしても鼻血・・・・。


まるで子供ですね。



ところで私がハロッズのライセンスの仕事をしていた時、絶対権力を誇っていたオーナー、アルファイド氏も


ハロッズをカタールの会社に売却してしまうとか・・・。有名なエジプシャンルームを作り上げ、ダイアナ事件では


英国王室と敵対関係に。ハロッズの建物に掲げられていた英国王室御用達のエンブレムもいつの間にか


一個、二個と減っていきましたね。


何の脈絡もありませんが、鼻血事件を思い出した日に、ハロッズが売却とは・・・・・・・


ひとり、なんかの因縁かとつぶやくオーナーでした。


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森でいちばんのどんぐり

あるところから一冊の童話を送っていただきました。


童話といえば、昔読んだサンテグジュペリの「星の王子さま」以来。


作者は天之辺哲氏、タイトルは「森でいちばんのどんぐり」



キャンドルショップオーナーのつぶやき


物語はノカイという森に丸太小屋を建て、そこで40年以上も暮らすモウグ爺さんと彼を訪ねてくる様々な


動物、人間との語らいを中心に展開していきます。


人生の岐路に立たされ、あるいはどうしようもない悩みに耐えかねて訪れる者たちが


モウグ爺さんの長い人生経験から得た深い叡智に触れ、心を解きほぐされていくのです。



①森でいちばんのどんぐりを探し求めるリス君


②森でとびきり物知りといわれるミツメフクロウのテルプ爺さん


③恋に悩むミンという若い人間の女性


④友情って何だろうと悩むハイイロタヌキのバビロフ君


⑤昔、モウグ爺さんを助けたことのある山犬のリーダー、リドル



それぞれが相談に来る内容は、人間誰もが抱えている悩みです。その悩みに見事に答えを導き出して


くれるのですが、それは決して押しつけでも、説得でもありません。自然と心の奥底に入ってくるから


不思議です。


そのことは③でミンという若い女性も次の様に語っています。


「やっぱりお爺さんって変な人よね。私に何を教えたってことじゃないのに。私ったら、何かわかったよう


な気になってしまったもの」



非常に素晴らしい大人の童話です。機会があれば是非お読みください。(出版社:新風舎)




余談ですが、お店にご来店頂くお客様のなかには、様々な悩みえを抱えられ、眠れない、癒されたいというご相


談をされる方が結構いらっしゃいます。アロマキャンドルが解決の一つになればと思い、色々お話を聞いた上で


いいと思われる香りのキャンドルをお勧めしています。ただ、買っていただくことは本当にありがたいことですが


それ以上に、お客様と色々お話しできること、そのお客様と知り合えることが、この仕事をしていての


最高の喜びでもあります。一生かかってもモウグ爺さんの域には達することはできませんが、このお店が


ノカイの森の丸太小屋のように、お客様の癒しの場になればと思っています。


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北京出張

海外出張はもっぱらヨーロッパ圏で、アジア圏への出張はたった一回きりでした。


北京にオープンした日本人デザイナーのブティック兼縫製工場の視察のために、某百貨店が企画した


仕入先向けの半ば強制的なツアー。


台湾、香港経由で北京へ向かうツアーだっのですが、何しろ天安門事件の前の年のこと。


台湾では他のツアー参加者とは、別行動もでき、比較的自由に動けたので、香港でも現地の知り合いと


会おうと思い、台北から連絡し、ホテルに朝迎えに来てもらうことに・・・


ところが香港から北京へのフライトは夕方の便なのに、何があるかわからないので午前10時には空港に


向かいますといわれ、結局知り合いにも会えず、空港へ。


当時の中国へのフライトは、勝手に中止になったり、時間が早まったりとが日常茶飯事だったとか・・・


結局、香港の空港で何時間も待ったうえ、定刻に出発。


乗った飛行機のキャビンアテンダントは笑顔一つなく、飲み物を頼むと缶入りコーラを簡易テーブルにドンと


音がするくらいたたきつけるように置かれました。


キャンドルショップオーナーのつぶやき


北京に着いたその夜は、人民大会堂で歓迎レセプション。翌日、目的の王府井(ワンフーチン)近くの


ブティックへ。途中、通訳のマーさんがこの辺の屋台のものは火を通してあるものでも絶対食べては


いけませんと厳しく注意。道端では平気で人が寝そべっているし、痰は吐く、鼻はかむ、食べカスはすてる


のを目の当たりにして、これが中国の現状か・・・・・


到着したブティックは日本でもよく知られたブランドショップ。ショーウインドウもきれいにディスプレイされ


当時の北京では画期的なお店だったと思います。


しばらくするとお店から、ブランドのジャケットを着た販売員と思われる女性たちが出てきて、何をするのか


と見ていると、ショーウインドウの前に座り込み、何かを食べ始めました。そして食べたカスを平気でショー


ウィンドウの前につぎつぎ捨てていくではありませんか・・・・


そのあと併設する縫製工場のスタッフと打ち合わせたが、気分も乗らず上の空。その上、トイレを借りたら


もう大変(これ以上は想像にお任せします)。


翌日、万里の長城ツアーには参加せず、北京駐在の大手商社の方と会って、ミーティングしようと朝一番、


ホテルから電話を入れるのですが、なかなか繋がらない。繋がって話をし始めるとブツっと切れる。


そんな繰り返しで、コンタクトが取れず、ならばみんなと万里の長城に行くべし。


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キャンドルショップオーナーのつぶやき


前の晩、ホテルのバーで知り合った北京の方は八達嶺とおっしゃっていた万里の長城。


壮大な景観は素晴らしいの一言でした。でもここも遠くから眺めるものでした。城壁の左右はゴミだらけ。


近くのレストラン(食堂)のご飯は黄ばんでいてカチカチ。



あれから20年以上の歳月が流れました。今の中国の発展ぶりはこの時点では想像にも及びませんでした。


翌年の天安門事件を経て、経済自由化政策で一躍世界の中国へ、みごと変貌しましたね。



その後も何度か出張の要請はありましたが、最初のことがトラウマになり、結局全てお断りしました。



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ツーショット

海外出張をしていますと、意外な有名人との出会いがあります。


今日は、そんな有名人とのツーショットをご紹介します。



まずは、ご存じジョージ・クルーニー氏。ロンドンのとあるレストランでの貴重なショットです。


キャンドルショップオーナーのつぶやき



続いては、ロンドンでのあるパーティー会場で出会った、名優モーガン・フリーマン氏とのツーショット。


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今度は、ロンドンで行われた「レイダース」での試写会でお会いできたスティーブン・スピルバーグ氏。


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そして最後は、バッキンガム宮殿にご招待頂いたときに撮らせて頂きました、エリザベス女王をはじめとする


ロイヤルファミリーの方々。

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・・・・・・・・・・てなことはあるわけがありません。もうお気づきの方もあると思いますが、実はロンドンの


有名な「マダムタッソー」のロウ人形館での一コマでした。



唯一、ジョージ・クルーニー氏とは、以前のブログで紹介しましたように、コモ湖のレストランで、ツーショットは


撮らせていただけなかったですが、お会いできました。当たり前ですが、本物のオーラはロウ人形と違いすごか


った!



最後に、リアリティーを出すために、無様な姿をお見せしたことを心よりお詫び申し上げます。


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恐るべし! S取締役

サラリーマン時代のお話です。


海外出張は、たいていの場合、現地でのデザイン打ち合わせがありますので、デザイナーの方と行くことが


多いのですが、たまに会社の偉いさんが同行する場合があります。


その年の出張は、私が担当していたブランド事業の事業本部長であり、本社の常務でもあったS取締役と行くこ


とに・・・・・


あまりアパレル関係の人間が海外出張などに出かけなかった時代から、腹巻に札束を入れて世界各国を


まわっていたという話を聞いていたので、気を使わなくていいからと安心しての出発でした。



ところがまずトランジットで降り立ったアムステルダムのスキポール空港で事件が・・・・・・・


乗換に時間があったので、二人で広い空港内を歩いていると、突然彼が、「おい。ロンドンでの打ち合わせは月


曜日やろ。アムステルダムで一泊していかへんか?」と言い出したのです。チケットも、ロンドンのホテルも


予約済みですからと反論したのですが、「ええから交渉して来い!」と・・・


とりあえずチケットカウターらしき所へ向かうと、十数人の方が並んでいました。仕方なく10分ほど並んでいたの


ですが、なかなか前に進まない。すると今度は待ちくたびれたのか「もうええわ。やっぱりロンドンへいこ!」


【えっ!なにいっとんじゃあこのおっさん!】と心の中で叫びながら、「はい。わかりました。」


「トイレ行ってくるから、先に搭乗口にいっとけ!」とおっしゃるので、一人搭乗口へ。



出発まで1時間以上あったので、何があったところで間に合うだろうと思っていたのですが、ところがところが・・・


出発10分前になっても現れない。刻々と時間が過ぎ、もうあかん係員の方に呼び出してもらおうかと思っている


ところに登場。あわてる様子もなく「すまん。すまん。ちょっと友達におうたんや。」


【うそつけよ!このばかでかいスキポール空港で日本の友達にあうわけないやろ!】とまたまた心で悪態つきな


がら、「へえ。よかったですね。とりあえず急ぎましょ。」



ロンドン・ヒースロー空港には現地の商社駐在員の方が、私だけのときにはあり得ないのですが、お迎えに


来ていただき、そのまま直行。チェックインも、その夜のディナーも全てまかせっきりでしたので助かりました。


お腹も一杯になり、部屋の前で「お休みなさい。」 これでようやく一人になれると思っていると一言。


「明日の朝、朝飯行く時誘いに来てくれ。一人じゃうまくないから。出張中は毎朝頼むぞ!」


「・・・・・・・・はい。」



月曜の朝、取引先の方が迎えに来てくれ、予定していたヨークシャーに向かうことに。ところが出発直前、


今度は「ロンドンで急用ができた。お前一人で行って来い。先方にはよろしくな!」


その後も、ダービシャーでのニット工場での打ち合わせでも、日本人サイズに変更して作らなければならないの


に、「このニットええやないか。買え!」



その出張以降、彼とは二度と海外出張に行くことはありませんでした。


その後彼と同行した人間に話を聞くと、ホテルのバスにお湯を入れっぱなしにして、寝てしまい大ごとに


なったとか、帰国予定日に戻らす、何も連絡がないので、調べたらロンドン、アムステルダムの時差を


計算に入れておらず、乗り遅れ、南回りの飛行機に乗ったとか・・・・・・


結局、当時の大阪国際空港(今の伊丹空港)まで迎えに行かされました。



そんな彼も、私が会社を辞める時、すでに顧問職につていたのですが、わざわざ来てくれ「長い間ありがとう」


と握手してくれました。



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